オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

2010年、十勝、初秋のブラウンの川で良型ニジマスも多数

2014-06-18 23:22:23 | 渓流魚、蝶、自然
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2010-9-17  曇 のち雨 のち曇

2010年、初秋のブラウンの川で良型ニジマス多数 




この日は、最初に目的の川とは別の川に間違ってはいり ここぞというたまりで 30cm前後のニジマス7匹を立て続けに釣った。





ここはブラウンの川というよりニジマスの川といったほうが良いかも知れない。


















幅広の立派な個体ばかりだが、釣られてはリリースされているようで口傷の目立つ個体が多い。

不覚にも針をのませてしまい大出血した1匹を持ち帰って焼いて食べたが油がのっておいしかった。

他の良型ニジマスは水中で撮影後、すべてリリースした。

ブラウンだけでは飽きたらず、最近ニジマスがかなり放流されたものと思われる。

ブラウンとニジマスのせめぎ合いは今後どのような結果になるのか興味深い。

もう在来の自然が完全に破壊されきった十勝の大平原の用水路みたいなこの川に外来魚を放流して楽しい釣り場を造り上げている状況は北海道の渓流釣りの行く末を暗示しているのかも知れない。

そのうち、漁業権などが設定され、養殖魚が盛んに放流され、釣り券など買って魚を釣る本州と同じような形の渓流釣りのパターンが出来上がるのかも知れない。

それも良し。

ただ、いまだオショロコマなど在来の渓流魚が棲む川に外来魚を放すのは断固ひかえてほしい。

川の良ポイントへ向かう途中で F氏が草に覆われた3mほどの深い溝に落っこちて胸を強打して苦悶状顔貌でうめいている。かわいそう。

急に彼の姿が絶叫とともに視界から消えたが、まるでベトコンの落とし穴みたいなところに落下したのであった。肋骨が折れたかもしれない。



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2010年、初秋のブラウン、在来種と外来種の線引きとは 

2014-06-18 02:56:01 | ブラウントラウト
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2010-9-17  曇 のち雨 のち曇

2010年、初秋のブラウン 

朝9時、北見市を出発。 F 氏と十勝の大平原の川へ初秋のブラウンを見にでかけた。



この水域は十勝地方でも人気のブラウン釣り場となっており、春先からおびただしい数のフライマン、ルアーマンが絶え間なくブラウンを釣りに訪れるようになった。

ほとんどはキャッチアンドリリースされているようだが、近年大型個体は稀になり、当然ながらブラウンの数も少なくなっている。

人気のポイントは釣り人の痕跡が濃厚で、たいした釣り果は期待できない。そこで、一般の釣り人がまず入らないとおもわれる場所を苦心して探しながらの釣りになる。 

私たちが好んで入る200mほどの、とある区間は意外と渓流相がよく、この日は 20-30cmのブラウンを15匹釣って撮影した。









































滅多に人を見ないところだが、よく見るとこんなところにまで釣り人の踏み跡があったのには驚いた。

水温13℃。最初に40cm級の良型ブラウンが釣れたが撮影場所を探しているうちに針がはずれて逃げられた。今日のブラウンは人の気配にとても敏感で川を歩く物音などでスーツと逃げてゆき、喰いもあまい。

やっぱりここも相当釣り人が入っているようで、かなり魚がすれていることがわかった。

とはいっても、ここは水量豊富で金魚藻がおおく、深くほれてたまりになっているところに大抵魚がいた。




この日は、この水域はじめてのニジマス若魚1匹を釣った。従来、ブラウン一色であったこの川にもニジマスが見られるようになってきた。 今現在、十勝地方平野部の河川には棲息密度に差はあるがどこにでもニジマスとブラウンがいると言っても過言ではないかもしれない。




最近わが国に侵入した外来種オオモンシロチョウに負け、近年激減している在来種モンシロチョウがハンゴンソウなどに多数吸蜜中であった。

オオモンシロやエゾスジグロは見られず、モンシロチョウ一色であったのは心強かった。がんばれ、モンシロチョウ。ただ、この日本の在来種とされるモンシロチョウも実は弥生時代に稲作とともに日本に侵入してきたとする説もある。
外来種、在来種の線引きも考え方や定義で恣意的に変えられてゆく可能性もある。





ブラウンに匹敵する植物界の攻撃的外来種とされるセイタカアワダチソウ。 ブラウンの棲息する水域の岸辺に繁茂していて駆除など不可能。










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