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20XX-8-25 晴れ
再び日本北限のオショロコマを夏期に撮影。
拾い釣りをしながら300mほど釣り下るとオショロコマは20匹ほど撮影できた。
オショロコマの個体数は前回と変わりない程度と思われた。
ここのオショロコは、前回同様、うすずみ色の背鰭にみられる横走配列する傾向の強い単純な紋様が極めて特徴的である。
この背ビレをみるだけで幌内川源流域のオショロコマと特定することが可能である。
この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。
同行の F氏は、天ぷら用にシンコヤマベを30匹キープした。
ところで、この幌内川源流のオショロコマは本当に日本北限の個体群なのであろうか。
私たちは 2009年、利尻島にオショロコマが生息していることを確認し、多数の個体を撮影している。
一方、漁業生物図鑑 新 北の魚たち 水島敏博・鳥澤 雅監修(北海道新聞社 2005)という図鑑には、p. 123 オショロコマの解説に『 礼文島のものは明らかに移植されたもので利尻島のものも恐らく同一と思われる。』とはっきり明記されており利尻島のものは Native の個体群ではなさそうだ。
これら、さいはての島のオショロコマについては後ほど詳細に報告したいと思う。
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