

幻の滝壺で孫とオショロコマ釣り その弐

2015-8-7 (金) 晴れ 33℃




オショロコマの赤ちゃん釣れちゃった。








最初は興奮して大騒ぎしながら釣っていたが、各々20匹も釣ると釣りに飽きてしまったようだ。

川岸に石でかこった生け簀を作って釣ったオショロコマを放して子供たちに触らせた。



今日はあまり呑み込む魚がいなかったのでリリースしたオショロコマの多くは生き延びたと思う。
このあたりは当然ながらヒグマの巣窟でもある。
地形的にクマが現れたら逃げ場はない。
幻の滝の景観をしっかり目に焼き付けたし、オショロコマも十分に撮影できたので早々に引き上げることにした。
帰路。 まず崖を登るのに苦労した。
子供たちは私の手の平を足場にしながら急な崖を懸命に登った。
もし滑落でもしたら大けがをするか、最悪、悲惨な最期をとげる可能性が十分にある。
大汗かきながら必死に崖を登らせたが、こんなところに幼児を連れてきたことを深く反省した。
かなり危険を伴ったがなんとか子供たちに急な崖を登らせて一息ついた。

森の中。 来るとき、森の中の大方の道筋や方向はわかったつもりであった。
だいたいの見当で近道で森を突破しようと歩き始めたが、ほどなく針葉樹の密林で完全に道に迷った。
しかたなく再度滝までもどって今度はしっかり確実にピンクテープを目視しながら、切れぎれの踏みつけ道をたどって無事に車まで帰着した。


慎重を欠くと危ない場所であった。
おりから大発生してまわりをぶんぶん飛び回るアブたちのなかで体にとまるアブたちをひっぱたきながら昼食。



昼食後、ゆっくり走って北見についたら 午後2時30分であった。
さて、今日のやや危なっかしかった短い大冒険釣り行は、孫たちにとってどんな思い出になるのだろうか。
終わり。

