

20XX-6-22 (金) 晴れ
ちょっと早い昼食として北見市のどんぶり飯屋の中卯で私は牛丼並卵 妻は親子丼を食べて 近郊のニジマスポイントへと出かけた。
現地に着いてから車のなかにランデングネットが無いことに気づいた。
長年愛用してきたのに、最近どこかに置き忘れてきたらしい。
ここはかなり自然度の高い水域で、水量が多く油断すると転倒の危険があり、転ぶとちょっと危ない渓流だ。



かなりの急流であり、ここではオショロコマとニジマスが微妙な関係でにらみ合いを続けている。



他の渓流のようにたちまちオショロコマが駆逐されニジマス一色に塗り替えられてゆくといったパターンとは違った何かがある。
何かの理由でニジマスが繁殖しにくい要素があるのかも知れない。

妻が 良型ニジマス 2匹かけて確保 撮影したが うち1匹は鼻に見覚えのあるかすかな傷あり、以前私が釣ってリリースした個体と思われた。


さらに、もう一匹ヒットしたが、これは相当大きな個体であった。
とうとう急流にのられたとたん パーンッと針がはずれ逃げられた。
小さな釣り針が大型ニジマスの硬い顎を貫通できないため、軟部組織をすくうように針掛かりする。
あまりに強い力がかかると軟部組織が切れて針がはずれるという現象である。
思い切り針を呑み込ませて釣る確実な方法もあるが、それはそのニジマスを殺すことを意味するので、ここでは行わない。
ここでは ニジマス幼魚が かなり少なくて ニジマス自然繁殖は旺盛とはいえない。

そのためか、ニジマスもいるがオショロコマもそれなりにいて 両者の圧倒的な差はいまのところ目立たない。
ニジマスはさほど多くはないが かといってオショロコマもさほど多くはない。両者ともに少ないがお互いの力関係に変化なく経過している不思議な水域である。





















この日はニジマスもオショロコマも同じように丁寧にリリースした。

夕方、近くに住む Yj-papa が わざわざやってきて上川のエスポワールの鐘付近のエチャナンケップ川でブラウンが大発生しているという、とても具体的な情報を私に教えてくれた。
たまたま F氏が電話をしてきたので さっそく行ってみることになった。

