オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

過酷であったオショロコマ調査

2017-07-22 10:40:00 | 渓流魚、蝶、自然
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過酷であったオショロコマ調査





201X-10-18 (土)  晴れ しかしとても寒い。


この日の午前中は本流でデカニジマス釣り、昼食のあとは近くの支流でオショロコマの調査を行った。



最初にこれまで未調査であったNK川の国道をはさんだところに見えている一つ目のダムの方向へ向かった。



そこまでは200mほどの間、そうとうひどく笹や木々が生い茂って、到達にかなりの困難が予想されるため、これまでなんとなく調査にむかうのがおっくうであった場所だ。



この日は体力的にやや余裕があったため思い切ってそこへ向かってみることにしたのであった。



しかし、そう甘くはなく、たったの200mと馬鹿にすると命が危ない感じ。



予想どおりの壮絶な笹こぎ、藪こぎでみるみる体力を消耗した。



しかも途中で笹に隠れたミズナラ30cm倒木に左弁慶の泣き所を強打、衝撃と痛みで仰向けに転倒する始末。



しばらく起き上がれなかった。



痛い足を引きずりながらやっとのおもいで川に到達、まあまあのダム下ポイントを探るが当初まったく魚信なし。




しかしかみさんが得意の粘り釣りでポツリポツリとオショロコマ6匹をかけた。






ここではオショロコマの喰いが甘くとても釣りにくいことがわかった。



さらに下流のたまりで5匹。





♂♀とも産卵行動後個体で腹がしぼんで痩せているが婚姻色で♂の腹は黄色く顎下は薄黒く着色していた。





































つまり、この時期、この山岳渓流ではオショロコマたちはすでに産卵行動後の疲弊状態で、活性が極端に落ちている時期であることがわかった。







お疲れのところ、お騒がせしてまことに申し訳ありませんでした。




次に数Km離れた KF川へ久しぶりに入った。





源流に近く、川がかなりの細流になってきたせいか小型オショロコマが多く、稀に中型個体が釣れるが良型はいない。



12匹で終了。




NK川のオショロコマと基本的には同じ外観の個体群でここでも産卵行動後個体が多い。


















午後遅く陽がかげってきたせいか、急に寒さがつのってきてかみさんはここではやギブアップ状態。


さらに上流へと向かってみたが時間的にぐんぐん気温が下がりはじめた。




寒いし、オショロコマの個体数も多くない。









5匹で終了。









この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースした。



ここで武装解除し、疲労困憊して北見へもどった。



この日はデカニジマス釣りはまあまあであったが、その後のオショロコマ調査はあまりに過酷であった。



デカニジマス釣って、単純に大喜びして帰宅すればよかった などと多少の後悔の念が頭をもたげてくる始末。




寒いので夕食は久しぶりに湯豆腐。ウドンなども入れ食い過ぎてしまった。




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コメント
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