

空知川源流のアメマスはエゾイワナ

2018-9-15 (土) 晴れ 暑い。
アメマスたちは大型個体が多いが若魚もみられ、この付近でしっかり繁殖をしているものと思う。





巨大アメマスはみられず、またそのような大型個体が棲むような環境ではない。







一般的に源流域では大型化して有利なことはなにもない。






道東のように海からの大型遡上アメマスに依存するのではなく、陸封化されたいつきの個体群が繁殖をになっているのではなかろうか。
そうすると生態的には、エゾイワナと表現してもさしつかえないと思う。






尺前後の個体はけっこう多く、急な流れにのると猛烈な引きを堪能させてくれた。






はじめはひたすら興奮して釣っていたが、大小約50匹ほど釣った頃、この渓流にきっとオショロコマはいないと思い始め、さらに釣るうちに最後はオショロコマがいないことを確信した。







もっと釣りたいといった欲望の反面、もはや体力・気力が限界に達しており、今日は北見まで運転して帰ることも考え、このあたりで釣りをやめようと決心した。

この日、釣ったアメマスたちはすべて丁寧にもとの場所にリリースしました。

疲れてしまい、転倒しないよう慎重にゆっくりと時間をかけて川を下って本流との合流付近までもどり急斜面を這い登って川をあがった。

最初気づかなかったが、車を止めたすぐ近くに大きなヒグマの糞を発見しドッキリ。

かなり時間がたった古い糞だが、もし最初に見ていたなら相当にビビッてしまって、こんな大胆な釣りにはならなかったかもしれない。
帰路、小型重機を入れて崩れかけた林道の補修工事をしている人たちにお礼を言って林道を下った。
占冠へでて道の駅で 菓子パンとコーヒーで30分ほど休み、高速に入った。
来るときとは違い 高速をあまり飛ばさず、ほどほどの速度で走って足寄インターで降りた。
さらに北見へ向かってゆっくり走って夕方帰宅したが、私にすれば信じられないような強行軍になってしまった。
庭には秋の花、シュウメイギクが満開で美しかった。

終わり