オショロコマの森ブログ5

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札幌市郊外、冬眠穴をのぞきこみ、ヒグマに襲われ二人けが。

2022-04-01 19:58:38 | ヒグマの被害など
札幌市郊外、冬眠穴をのぞきこみ、ヒグマに襲われ二人けが。


近年、札幌近郊の各地でひぐまの目撃情報は枚挙にいとまがないほど増加しているが、とうとう 2022-3-31 札幌市郊外の三角山で越冬中のヒグマの穴をのぞき込んだ一人がヒグマに頭をかまれ、助けようとした一人も腕をかまれるという人身事故が発生した。このヒグマは逃走した。






















この記事の最後にヒグマの会の会長坪田敏男さんがとても興味深いコメントをしている。個体数の増加で人里や登山道付近でも冬眠をしている可能性が高まっているとして 穴を見つけてものぞいたり近づいては絶対だめ と注意を呼び掛けている。 の一文だ。 




私の知る限り、いわゆる有識者とされる方のコメントとして 個体数の増加で という表現は初めてみた。やっと、ヒグマが猛烈に増えているという認識が広まってくれたようで、そうするとおのずからヒグマ対策の方向性も定まってゆくものとおもう。









冬期間にヒグマに襲われる人身事故は、これまでに2件知られており、今回で3件目になる。温暖化がすすみ冬期間も餌に困らなくなれば越冬しないヒグマも出てくるかも知れない。


真冬の北海道、ヒグマに襲われ死亡。


またもや真冬にヒグマに襲われ重症  対策は? 


北海道新聞によれば、2015年1月26日の痛ましいヒグマ事件のほとぼりも覚めやらぬ2015年2月2日に、またもや真冬にもかかわらず森林作業員(74歳)が伐採木選定作業中に突然ヒグマに襲われ顔などをひっかれて重症を負う事件がおこった。現場の近くにはクマの越冬する巣穴があったという。ここで越冬していたオスのヒグマがヒトの気配で覚醒し、巣穴をでて襲ってきた可能性が指摘されている。ここから直線距離で15Km地点では2015-1-26 に別の会社の林業作業員(64歳)がヒグマに襲われ頭部に致命傷を受け死亡しており、同一のヒグマの可能性もある。


新聞記事は我が家で購読している北海道新聞より引用させていただいたものです。




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