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とある道東の湿原の渓流にヤマベ釣り解禁日 7月1日に入渓した。例年のことながら、すでに解禁日前におびただしい数のヤマベ狙いの釣り人(密漁者)が入った痕跡があった。今日、この渓流にヤマベ釣り解禁日をきっちり守って入渓するお人好しの釣り人は私たち二人だけだったみたいだ。規則を守らなくても本来、超人口過疎地区の渓流には人っ子一人いないし、従ってとがめる人もいない。北海道の渓流のほとんどには漁協などないし、まったくの無法地帯と言ってよい。警察の取り締まりなどもまず無いので多くの渓流では解禁日前にヤマベ釣りに入る、いわゆる一線を越えた釣り人たちがかなり暗躍しているのが悲しい現実だ。それでもこの日は状態の良い美麗大型オショロコマを 3匹、普通サイズのオショロコマを7匹釣って撮影できた。いづれもこの渓流独特の外観の個体群である。この渓流はいくつかの明白な理由でオショロコマは激減、ヤマベはある理由で毎年多く、アメマスは理由は不明だが数が増え続けている。アメマス、ヤマベは解禁日前に大方荒らされてはいるものの、それでも例年どおりよく釣れた。アメマスは特に多くて、大きめのアメマスを少し撮影した。今日はいくつかの渓流をまわる予定なので時間節約のためヤマベは撮影しなかった。今年の春、雪のある頃に調査に入ったときはまったく魚のいない川であったのに、今日は川中に魚があふれている。魚たちは一体どこから現れるのだろう。全体的にみると毎年魚が減り続けている渓流だが、釣り人の入り込めない水域もかなりあるので、そこから魚の補充があるのだと思う。野生そのものの美しい渓流を1時間ほど釣り下り、予定を達成したのでこの渓流の釣りは終了とした。今日も撮影させていただいた渓流魚たちは手早く撮影後すべて丁寧にリリースした。














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