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オホーツク、オショロコマの森のワラビ採りと熊の糞の示威行動。
コゴミが開ききって、その後の山菜、オホーツクのワラビは春の山菜時期の終わり頃に最盛期になる。
ウドと比較するとワラビは山奥にもあるが里にもある点が異なる。車の通りの多い国道沿いなどにもよく生える。
しかし、立派なワラビはある程度自然度の高い場所にいかないと採れない。
十勝川水系オショロコマの棲む源流域の森の一角にワラビの群生地を見つけた。
林道沿いの原生林の中にぽっかり開けた草地でまだ笹が入っていない場所だ。
ワラビはあまりとっても仕方がないので食べられる分だけいただいて、新鮮なワラビたたきとろろでもしようということになった。
20分ほどワラビを採って車に戻って林道をもときた方向に進むと、林道に点々と熊の糞が落ちていた。
ついさっき通った時には糞は無かった。
糞の大きさからしてまだ若いヒグマと思われる。人間とトラブルを起こすのは一般的に若いヒグマと決まっている。
きっと、この熊のテリトリーに、ずかずかと侵入した私たちを不快に感じて示威行動をとったものと思われる。
この時期はヒグマの主食はフキだ。フキを食べるとヒグマの糞は真っ黒になる。そういえばあちこちに熊がフキを食べた跡があった。
何となく、すぐそばにヒグマの視線を感じるがどこだかはよくわからない。
やばい、やばい、これはヤバイ。大急ぎで退散することにした。
早く逃げようよ、早く。 と叫ぶプリンちゃん。
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