たしか、京大の先生の本に、『教養主義の終焉』とかいうのがあった。
経年で学生の読書傾向を調べてみたら、団塊の世代までは、戦前の学生とほぼ同じ本を読んでいたが、以降は読んでいないという調査結果だったそうだ。そうなんだ、団塊の世代というのは旧世代の尻尾なんだな。消費においても巨大な団塊だから注目されるが、よくもわるくもそこに革新性はない。といって、団塊以降の世代に何か現代的な教養があるかといえば、これも怪しい。そんなことをやろうとして、珍妙な講座名を捻り出した大学もあったが、ついにカリキュラムにはならなかった。
経年で学生の読書傾向を調べてみたら、団塊の世代までは、戦前の学生とほぼ同じ本を読んでいたが、以降は読んでいないという調査結果だったそうだ。そうなんだ、団塊の世代というのは旧世代の尻尾なんだな。消費においても巨大な団塊だから注目されるが、よくもわるくもそこに革新性はない。といって、団塊以降の世代に何か現代的な教養があるかといえば、これも怪しい。そんなことをやろうとして、珍妙な講座名を捻り出した大学もあったが、ついにカリキュラムにはならなかった。