コタツ評論

あなたが観ない映画 あなたが読まない本 あなたが聴かない音楽 あなたの知らないダイアローグ

読んで損はない

2017-10-29 21:49:00 | ノンジャンル
日本人のご多聞に洩れず、「ウリナラマンセー」のテキストは嫌いではない。いや、天乃屋の歌舞伎揚げくらいに好物だ。「小日本」のニュースばかり目にする日々、ちょっと安堵した記事をふたつと刮目すべきブログをご紹介。

理論物理学者から転身、下請け社長が常識破りの発電機 川に沈めるだけ、「ヒマラヤの山村に電気届けたい」
http://news.livedoor.com/article/detail/13791234/

社員とパートが同一賃金、給与明細は社内ウェブで公開!? 日本一安いメガネ店の“丸見え経営”とは… http://wpb.shueisha.co.jp/2017/10/29/93931/?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

ガメ・オベールの日本語練習帳_大庭亀夫の休日ver.5
https://gamayauber1001.wordpress.com/author/gamayauber1001/

ふたつの太平洋戦争
https://gamayauber1001.wordpress.com/2014/06/05/pacificwar/

私が編集者なら、すぐに連絡して執筆を依頼する。断られたら、このブログ記事の再掲を懇願する。どれを読んでもはずれはないが、まず上掲を読んでほしい。改憲や北朝鮮危機の時宜にかなっているからです。

それからほかも拾い読みしていくと、たぶん嵌ります。どこの何に嵌るかは人それぞれだし、同意や同感できないかもしれませんが、文章を読む愉悦を味わえるのは保証できます。拙ブログなどはもちろん、そこいらのテキストではとうてい及びもつきません。

おまけ
「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語ったhttp://www.twitlonger.com/show/n_1sj83ef">

(止め)

こんにゃはせいこうい

2017-10-26 22:41:00 | 音楽
おらがせいがくのころがっかんほうめんでほんのちびっとはやったもんで。

スローバラード RCサクセション 生活向上委員会


清志郎がとても細い形のよい鼻をしているのに気がついた。もしかして、美形だった? 清志郎は周囲から「ボス」と陰で呼ばれるほど畏敬されていたそうなので、怒る人もいるだろうが、彼のファッションって、もしかして女装だったのでは?

梅津和時・片山広明


あまりでかい音なので昔の自動車のクラクションかと思った。

林栄一・片山広明 North East


北東ではなくトーホグと読む。

(止め)






更新記録樹立!

2017-10-22 00:40:00 | ノンジャンル
この夏は忙しくて疲れてあまり更新できなかった。たいてい9時過ぎには寝ていたから、ネットウォッチも2日、3日おきになった。しばらく、ブログは放置するかと思ったりもした。

その反動なのか、10月はやたらと更新しておる。このままいくと、更新新記録を樹立しそうだ(全投稿に拍手を入れてくれる、あなたのおかげでもあります。ありがとう)。

「男が痴漢になる理由」なぜ女性も知っておくべきなのか。満員電車でくり返される性暴力
http://www.huffingtonpost.jp/2017/10/18/sexual-molester_a_23248308/?ncid=tweetlnkjphpmg00000001

痴漢するのは性欲のはけ口と思ってきたが、まったく違うらしい。AVやエロ漫画の痴漢物はファンタジーであって、現実はかくも無残なものか。

ブラジル、ベトナム、マリ...従業員の7割が外国籍の板金加工工場が業界トップを狙う
http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/03/labor_a_23249640/?ncid=tweetlnkjphpmg00000001

ブラジル、ベトナムあたりは珍しくないが、マリ共和国からも採用しているのか。都心のコンビニの店員は外国人ばかりになった。しかるに、「在日」差別は相変わらず。もう、精神疾患としか思えない。

観覧中の高校生を舞台に上げてベースを弾かせる韓国のバンド



高校生が知っているような自分たちバンドの曲や有名曲ではなく、即興曲をやるというのがポイント。面白おかしく笑わせて教育的なようでいて、自分たちも同じ土俵に立つ。よいバンドだなあ。曲もよい(演奏は5分過ぎから)。

あなたはどうよ

2017-10-19 16:42:00 | ノンジャンル
こんな寒い雨の日は、コタツでぬくぬくですね。猫がたくさんいるから、実際はあれこれ命令されて、立ったり座ったり忙しいのだが。

波と北海油田とカズオ・イシグロを結ぶ物語
http://www.johoyatai.com/1408

イギリスでも、「そんな変な名前のイギリス人がいるものか」、「どうせ日本人だろう」という声があるそうです。石黒一雄さんがなぜ、日本国籍ではなく英国籍を選ばざるを得なかったのか。その背景がわかる気がします。1960年ですからね、石黒一家が渡英したのは。

文春スクープ「韓国軍に慰安婦」記事に捏造疑惑 山口敬之のもう一つの“罪” 
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171018-00531654-shincho-soci

週刊新潮の記事が事実なら、ジャーナリストとして致命的です。TBS報道部の「エース」だった彼が週刊文春に書いたこの記事が社内で問題にされて、会社を辞めることになったということに何か関係があるのでしょうか。

「冷静に」なんてなりません!
https://note.mu/erinadinfinitum/n/nbe3646e6835b?magazine_key=mec03d3b17453

くだらない「冷静」の押しつけを拒否してよいという、すばらしく「冷静」な内容なので、拡散希望です。KYに竦む子どもへ。

SARA GAZALEK TEA FOR TWO


"How About You" Jane Monheit


(敬称略)

男の顔は履歴書

2017-10-17 23:45:00 | レンタルDVD映画
多くの名作や傑作を手掛けた名プロデューサーですが、名前も顔も知りませんでした。

ハーベイ・ワインスタイン事件:ここまでの経緯をおさらいしてみる
https://news.yahoo.co.jp/byline/saruwatariyuki/20171017-00077006/

このほかにも、ネットを検索してみると、グィネス・パルトロウにセクハラしたのを怒ったブラッド・ピットがワインスタインを脅して、「二度と彼女に触れるな」といった映画そこのけの「勇者」振りを発揮していたり、ワインスタインを擁護するようなコメントを出したオリバー・ストーン監督が自身のセクハラスキャンダルを暴かれそうになっていたり、「Waw!」の連発でした。

マリリン・モンローが、「スターになって、何か変わったことは?」と聞かれて、「嫌な男とは寝ないですむようになったわ」と答えたというエピソードがあります。スターになったおかげで、男を選べるようになったけれど、仕事を得るため続けるために、金や権力のある男と寝なければならないこと自体は否定していません。

実際にモンローがそういったのかどうか、事実はわかりませんが、古今東西、女優がそういう立場であることにたいていの男は「理解」を示してきました。「まあ、大人なんだからそういうこともあるだろう」から「芸能界なんてそんなものだよ」くらいの幅で。「けしからん!」という声が男の側から上がることはありませんでした。

現在は、ブラッド・ピットのように、女優の「泣き言」と流さずに、セクハラやレイプの被害として耳を傾け、受け止める男たちも出てきましたが、女優は「泣き寝入り」するのが常でした。もちろん、そうではない女優もいました。マリリン・モンローと同時代の女優テイッピ・ヘドレンのツイッターです。


ハリウッド映画を代表するというより、今日では世界映画史上屈指の巨匠といわれるヒッチコック監督から、「キャリアを潰すぞ」と脅されても屈しなかったそうです。

総理』を書いた記者の最近の事件を思い起こします。有名男性を告発すれば、わずかな同情とひきかえに、女性側はひどい誹謗中傷を蒙るという教訓を残すことになりかねません。このままでは。

(敬称略)