コタツ評論

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これは凄い

2016-09-08 10:42:00 | ノンジャンル
日本のゼネコンは舌を巻いているだろうな。これが「現場を持つ」という強みだ。

たった19日で完成する中国の超高層ビル、その一部始終を撮影したタイムラプス映像
http://dailynewsagency.com/2015/03/13/3-storeys-in-each-day-mzx/

中国、老朽化した陸橋を巨大重機116機で一斉破壊し一晩で消し去る
http://dailynewsagency.com/2016/09/06/100-plus-excavators-dismantle-overpass-urp/

中国なんかに負けるな、ガンバレ日本! そうは思っても、「現場」の量は圧倒的に中国が優っているし、昼夜突貫工事をやる条件なんて日本企業にはない。しかし、「居ながらリフォーム」なら、日本の建築職人の得意技。60㎡のマンションのリビングの改築改修を隣の6畳間に居住者を住まわせながら施工するとか、やたら細かくて厄介なのに大きな騒音も出さず、工事後にはチリ一つ落ちていないなんて見事な仕事ができる業者は、この地球上に日本にしかいない(残念ながら、動画は見つからないが)。

そこで、移転予定の豊洲以上に老朽化による不衛生とアスベストで危険といわれる築地市場も、「居ながらリフォーム」すればという声も上がっている。「ふむ、それも一案じゃないか」と検討されもしないのは、築地再開発が絡んでいるから。問題は、豊洲か築地か、ではなく、築地再開発のために移転ありきなんだな。だから、遅かれ早かれ移転するに決まっている。たいていの日本の問題と課題は、議論されるときは争点がズレているのな。 
コメント
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