コタツ評論

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台湾から学ぶこと

2021-01-20 22:23:00 | 政治
もっともコロナ対策に成果を上げている国はどこかといえば、中国と台湾です。ロックダウン以上の戒厳令を敷いて感染を抑え込んだ中国とは対照的に、国民の理解と協力を得る努力を徹底した台湾の今です。

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典拠は挙げませんが、ついこの間まで国会で議員が殴り合っていた、泥棒や詐欺師を群衆が街角で私刑していたのが台湾の民主主義です。

番組では「ひまわり運動」という学生運動の盛り上がりが大きな転機となったとしていますが、その後の香港の「併合」が台湾の民主主義の成熟に拍車をかけたのではないでしょうか。ロックダウンをせずに感染を抑え込み、経済もプラス成長を維持しています。

中国の全体主義とは異なる統治を示すことによって、台湾が中国とは違う国であることを遍く知らしめました。中国とアメリカの二極世界に、市民的自由を担保しながら感染爆発を避けられるというモデルケースをを提供して、世界的な民主主義の後退平にひとつの楔を打ち込んだといえます。
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