カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

コナラの花

2008-05-03 | 町田の谷戸
 コナラの花もクヌギに似て紐状の花ですが、クヌギよりさらに細長いです。4月20日掲載のクヌギと比べるとわかると思います(このコナラも20日に撮影)。

 今日の川崎は午後になっても雨が止まず、上がったのは14時ころだったでしょうか。今日は自宅のプリンターで写真のプリント作業。今年は3月に個展を開催しましたが、6月にも個展を開催することにしたので、そのプリント作りです。
 今度のテーマは「野の花」。野に咲く花々に絞って、この1年間にデジタルで撮った写真をご覧いただこうと思っています。たった1年間に撮った写真だけで構成するのはちょっと無茶かなとも思うのですが、写真は、ただしまっておくものではないという思いから展示することにしました。

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斜面にたつコナラ

2008-05-03 | 町田の谷戸
 太さが7,80センチはある大きなコナラですが、斜面にあるので斜めに伸びた後、真直ぐに成長しています。本人はどういう気持ちでしょうか、どうしてこんな所に生えてしまったんだろうと思っているのでしょうか。でも、こんなに大きく育ったのですから、そんなことは気にせずたくましく生きてきたんですね。

 右下の谷戸はすっかりきれいに整地されていますが、2年前まではアズマネザサが鬱蒼と繁り、人は1歩も立ち入れませんでした。コナラの左を走る尾根道の左側も同様でしたが、地元の管理組合の方たちによって伐採されてきれいになりました。アズマネザサが繁った場所は、他の植物はまったく生育できず、極めて貧弱な生態系になってしまいます。右下の谷戸は、今後もアズマネザサの侵入を防げば、やがては雑木林に変わることでしょう(ただし多摩丘陵の本来の極相林としては常緑広葉樹林です)。
コメント (2)
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