カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

多摩川台公園でカタツムリなど

2013-06-15 | 多摩川台公園とその近隣公園
 このところ雨に閉じ込められていたが、やっと上がったので一週間ぶりに多摩川台公園に出かけたが、蒸し暑いのには閉口した。自転車をいつもの所に止めると目の前にカタツムリがいて、この湿度の高さはカタツムリには天国なんだろうと思った。


 最初のカタツムリを撮り終わるとすぐ近くに別の種類のカタツムリがいることに気づき、こちらも早速撮影。どちらもよく見るカタツムリだが、カタツムリの名前はさっぱりわからない。それにしても久しぶりに見るカタツムリだった。蒸し暑さにこの二種を撮っただけで汗が噴き出してきた。


 30メートル程歩くとまるで撮ってね、とでもいうように階段の真ん中に虫がいて初めはカミキリムシかと思ったが、どうも違うようだ。カミキリムシと違って愛嬌のある顔つきをしている。帰宅後、図鑑であたってみたが、シルエットはタマムシによく似ているので、タマムシの一種かもしれないが、ぴったり当てはまるものは載っていなかった。あらためて図鑑を見たらタマムシの仲間が20種類近くも載っていてびっくりしたが、きっと他にもたくさんいるはずで、昆虫の世界は奥深い。


 鳥は相変わらずたまにシジュウカラの幼鳥の声が聞こえる程度なので、今日は虫目モードにして地表近くの小さな生きものを探しながら歩くことにした。すると今度はニホントカゲの幼体を見つけた。体長は10㎝程度とまだ小さいが、尾のコバルトブルーが目を引く。慎重に接近して撮影。


 木の枝に何かキラキラしたものがあるので、見るとキクラゲの仲間のキノコらしいものがあって、そのキノコらしいものを最初に撮ったカタツムリと同種のカタツムリが食べていた。遠かったので、わかりづらいですが中央付近。


 多摩川台公園での最後の写真はこちら。初めは大きなスズメバチが地面にもぐっているのかと思ったが、それにしてはお尻が尖っていない。


 もぞもぞと穴の中で動き回っている内に向きを変えて頭を見てセミの幼虫とわかった。しばらく様子を見ていたが、一向に穴から出てくる様子はなくていつまでも穴の中でもぞもぞ。まだ10時頃だったので確かに羽化するには早すぎる時間ではあった。



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