カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

パラティーナ美術館へ

2013-06-03 | 海外旅行
 旅の6日目の午前中は自由行動。出発前からパラティーナ美術館に行き、残った時間で一、二の教会を見る計画を立てていました。しかし、前日のウフィツィ美術館には満たされない思いが強く、再度ウフィツィ美術館に行くかと悩みましたが、パラティーナ美術館に行かないのも後悔が残ると思い、当初の予定通りパラティーナ美術館に行くことにしました。パラティーナ美術館へはベッキオ橋を渡って行きますが、橋の上からはウフィツィ美術館が見えました。と言ってもあまり目立たない建物で、画面の右側1/3位の所にある焦茶色の柱が特徴的な建物がそれです。


 パラティーナ美術館はピッティ宮の中にあって、写真はピッティ宮とその前の広場。パラティーナ美術館の目玉はなんといってもラファエロの名画がたくさん所蔵されていること。その他、ボッティチェリやフィリッポ・リッピ、ティツィアーノなどの絵をたっぷり堪能しました。早い時間帯に入館したこともあって、それほど混んでいなかったので、ラファエロの絵と一対一で向き合ってじっくりと鑑賞するなど、日本では絶対にありえない贅沢を味わいました。元々美術館として建てられた建物ではないので、少し見づらいところもあり、目立たない所にさりげなくラファエロやボッティチェリが飾られているので、うっかりすると通り過ぎてしまいますから要注意です。ちなみに現在日本に来ているラファエロの「大公の聖母」はこの美術館から貸し出されている作品。


 美術館の中から美術館の中庭を撮影。遠くにサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のクーポラが見えます。フィレンツェの街の屋根はレンガ色に統一されていて落ち着いた雰囲気。


 2時間半程鑑賞して前日とは違って満ち足りた気持ちになり美術館を出ました。再びベッキオ橋を渡り、ウフィツィ美術館近くからのアルノ川とベッキオ橋。

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成城大学でコンサート

2013-06-03 | 音楽
 昨日は成城大学の学生さんたちによるオーケストラ、成城大学レストロアルモニコ管弦楽団のコンサートを聴きに成城大学に出かけました。演目は「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲、「眠れる森の美女」から4曲、ドヴォルザークの交響曲第9番というどちらかというと金管楽器や打楽器が華々しく活躍する構成。
 「眠れる森の美女」はCDも持っておらず、何十年ぶりかに聴いたので4曲の内2曲は記憶に残っていませんでしたが、この3曲のなかではやはりドヴォルザークが一番好きな曲で、演奏もまとまっていたように思います。第2楽章ではイングリッシュホルンやフルートが活躍する部分がありますが、どちらもしっかりと吹きこなしていて感心しました。オーケストラを生で聴く迫力は、決して家庭では味わえないものです。


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