センダイムシクイを撮っていると木の洞をのぞき込んでいるシジュウカラを目にし、様子を観察していると芋虫を咥えたシジュウカラが洞の中に入って行きました。中に雛がいることは間違いありません。警戒されないように十分に離れたところから撮影していると繰り返し芋虫を咥えてくる場面を撮ることができました。営巣しているのは桜の木で枝が折れた後にできた洞のようですが、雨が降ると雨水が入ってしまいそうに見えます。シジュウカラも住宅難でなかなか思うような物件が見つからないようです。
今日はキビタキとセンダイムシクイの囀りを聞くことができ、センダイムシクイは撮影することができました。どちらもここ数日は観察されなかったので、新たに渡って来た個体の可能性もあります。ウグイスの仲間なので、姿はウグイスによく似ていて地味な鳥です。美しいキビタキの方は相変わらず声のみでどうしても姿を見せてくれません。
多摩川台公園の新緑もだいぶ濃くなってきて、樹種による色の違いが目立たなくなっています。葉が密になってきたので、鳥を見るにはちょっと困った季節ではありますが、緑の中を歩くのは気持ちがよいものです。写真は6日。
カキドオシ(シソ科)は4月上旬には咲き出していたはずなので、もう1ヶ月に亘って咲いていることになります。ずいぶん花期の長い花ですね。実際の花色はもう少しピンク色なのですが、少し紫がかった色に写っていて、ちょっと違ったイメージとなりました。微妙な色合いはなかなか見た通りに写らない場合があります。左側の花は誰かさんに囓られていました。
ミズキ(ミズキ科)もこの時期とても目につく木の一つで、白い花があちこちで目に入ります。ミズキにフジが絡みついて、ミズキの白とフジの紫のコラボレーションはこの時期の見物です。この花も虫たちにたくさんの蜜を提供するはずです。キビタキの明るい声は、いかにも気持ちよさそうに囀っているように聞こえます。囀っている姿が見られないのがなんとももどかしい。
気温が高ければ蜂を始めたくさんの昆虫が集まっているはずですが、クマバチがちらほら飛んでいるだけでした。
今回はニコンで撮りましたが、ペンタックスとは微妙に緑の発色が違うように感じます。ペンタックスよりもほんの少し青味が強いのかもしれません。ニッコールの135㎜レンズを使用。
今回はニコンで撮りましたが、ペンタックスとは微妙に緑の発色が違うように感じます。ペンタックスよりもほんの少し青味が強いのかもしれません。ニッコールの135㎜レンズを使用。
昨日は町田の谷戸へ。天気は曇りで寒気が入ってきたので、1ヶ月も前の肌寒さでした。雑木林の木にはフジが絡みついてあちこちで薄い紫色の花房が見られ、歩いているとどこからともなく甘い香りが漂ってきます。写真に撮ると紫色が緑の中から浮きでない傾向があって、目立たないので難しい花です。
気温が低いためか蝶はほとんど飛んでおらず、昆虫の動きは少なかったようです。夏鳥では、サシバの飛翔が見られた他はキビタキ、センダイムシクイとも声のみの確認。エナガはもう雛が巣立ったようで、にぎやかな鳴き声が聞こえてきましたので見たかったのですが、手前の藪が邪魔をして見られず残念でした。
気温が低いためか蝶はほとんど飛んでおらず、昆虫の動きは少なかったようです。夏鳥では、サシバの飛翔が見られた他はキビタキ、センダイムシクイとも声のみの確認。エナガはもう雛が巣立ったようで、にぎやかな鳴き声が聞こえてきましたので見たかったのですが、手前の藪が邪魔をして見られず残念でした。
障害を飛び越えてゆく馬と騎手を画面に大きく撮りたいと思い、レンズと場所(距離)を選んで撮りました。ほぼイメージしたように撮れたのですが、できた写真からは宙に浮いているという感じがあまり伝わってきません。やはり、地面が写っていないと宙に浮いていることを表現するのは難しいようです。
マニュアルフォーカスのレンズで撮っているので、置きピンという手法で撮影。
マニュアルフォーカスのレンズで撮っているので、置きピンという手法で撮影。