カメラとともに自然を友に

東京都、川崎市などを中心にロードバイクで撮影に出かけています。被写体は自然全般。特に野鳥と植物に惹かれています。

多摩川台公園他

2014-05-05 | 多摩川台公園とその近隣公園
  3日と今日と多摩川台公園などに出かけた。3日はもしかするとエナガたちがせせらぎ公園に引っ越しているかもしれないと思い寄ってみたが、見つけることができなかった。続いて多摩川台公園に行くが、こちらもエナガはまったく気配がなく、どこに行ってしまったのか不思議。
 シジュウカラが地面に降りていたので双眼鏡で見ると大きな芋虫を咥えていた。4センチ近くもありそうだったが、この後、どこかに運んで行ったので、近くに巣があるに違いない。
 
 
 多摩川台公園ではホウチャクソウが咲き始めた。アオスジアゲハにも今季初めて出会った。
 
 今日は宝来公園に行ってみるとようやくエナガに出会えたものの大きな松の木の上の方にいたので、1羽なのか2羽なのかさえはっきりわからなかった。ただ、幼鳥はいなかったようだ。多摩川台公園で盛んに餌を運んでいたのと同じ個体かどうかもわからないし、餌を咥えていたかどうかもわからなかったが、とにかくエナガがいることがわかっただけが収穫。この後、多摩川台公園に移動して観察を続けたが、間もなく雨が降ってきたので、しばらく東屋で雨宿りをしてからシャッターを1回も切ることなく帰宅した。
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クロアチアの旅③

2014-05-04 | 海外旅行
  シュコツィアン鍾乳洞を後にしてブレッド湖に向かう。ブレッド湖はオーストリアとの国境に近い位置にある。スロヴェニアもこの後訪れたクロアチアも河川は護岸工事をしていないものが多かった。日本ほど人口が過密でないということもあるのかもしれないが、生態系に対する配慮がうかがえます。
  
 ブレッド湖の船着場にあった立派な西洋トチノキ。西洋トチノキはあちこちで街路樹としてもたくさん見られた。
 
 ブレッド湖に浮かぶ小さな島には聖マリア教会があって、手漕ぎのボートで渡ります。
 
 教会は小さなもので、あまりどうというほどのものではありませんでしたが、フレスコ画が少し残っていました。
 
 バスに戻り聖マリア教会に続いてブレッド城へ。丘の上に建つブレッド城。
 
 ブレッド城からは小さな島とそこに建つ聖マリア教会が見下ろせます。水面が光ってしまい水の色がでないのが残念。
 
 ブレッド城も城自体はあまりどうということのないものですが、ここからの眺めは素晴らしかった。雪をいただいた山々はヨーロッパ・アルプスの連なりの一部とのこと。展望を楽しんでいると近くの木の枝にジョウビタキの雄がいるのに気付きましたが、旅に出発する数日前に多摩川台公園で見たばかりだったので、はるばるスロヴェニアの地で再会したような気になりました。
 
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多摩川台公園

2014-05-03 | 多摩川台公園とその近隣公園
  1日は帰国後初めて多摩川台公園にエナガの様子を見に行ってきましたが、いつもの場所でいくら待っても姿を見せませんでした。その後、園内を探しましたがどこにも見当たらず、鳥を見ている人と出会ったので話したところ、この人もエナガの巣立ち雛がいると聞いたので、見に来たが見つからないとのこと。どうやら巣立ったことは間違いないようですが、その後の消息が不明。どこか別の場所に移動したのでしょうか。可愛いエナガの幼鳥が見たかったのに残念です。
 そんな訳で写真は別のものになりますが、園内ではキンランの花が咲いていました。
 
 シジュウカラが翼をパタパタさせて甘える仕草をしているので、幼鳥かと思ったら雌の親鳥だったようです。写真を撮った後、飛び去りましたが餌を咥えていたので恐らく待っている雛のもとへ飛んで行ったのでしょう。
 
 
 声も姿も美しいキビタキも南の国から渡ってきました。しかし、このキビタキなぜかきちんとした囀りを聞かせてくれず、声だけではキビタキとはわからないような鳴き方しかしませんでした。
 
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クロアチアの旅②

2014-05-02 | 海外旅行
  これまでの海外旅行は、もっぱら文化遺産を訪ねるものでしたが、今回は2つの自然遺産が含まれていました。観光の初日はその内のひとつのシュコツィアン鍾乳洞を訪ねます。リュブリャナのホテルを出て高速道路を走ると、すぐに街を抜けて田園風景が広がります。風景はドイツやチェコの旅で見慣れた景色で、前回のスペインの旅で見た乾燥した風景とは大きく異なり草原と森林を基調としていて潤いが感じられます。
 
 やがて枝や幹が折れている木々が目立ってきました。東京で2月に降った湿った大雪で公園などの木々がたくさん折れましたが、それとよく似た折れ方でした。その後、添乗員さんが現地ガイドに尋ねたところスロヴェニアでも2月に広い範囲で霙まじりの大雪が降ったことによる被害だとわかりました。この大雪による森林被害はクロアチアでも見られたので、両国の被害額は相当大きなものになっただろうと想像します。
 
 シュコツィアンでは鍾乳洞に入る前に展望のきく場所まで歩き、鍾乳洞の穴やそこから流れ出る滝を眺めました。
 
 
 シュコツィアン鍾乳洞内は撮影禁止になっているので写真は出口部分だけでしか撮れませんでしたが、写真はその出口の所で撮ったもの。
 
 鍾乳洞は規模が大きく洞内には川が流れていて壮観でした。洞内の気温は12℃ということなので、上着の下に薄手の羽毛ベストを着て入りましたが、歩いている内に体が温まりすぐに脱いでしまいました。  
 シュコツィアン鍾乳洞周辺は豊かな自然が残されていて様々な動植物が見られました。
 オドリコソウは花色が違うもの2種類がありましたが、写真はその内のひとつ。
 
 これはクワガタの仲間の花。
 
 虫は詳しくないのだが、日本では見たことがないヨコバイの仲間と思われる虫。大きさは5ミリくらい。
 
 なんと色鮮やかなトカゲがいて体長は25㎝位あった。今回のツアーは21人でしたがこのトカゲを見たのは私だけだと思う。
 
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クロアチアへの旅①

2014-05-01 | 海外旅行
  今回の旅は旧ユーゴスラヴィアに属していた国、スロヴェニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィア、モンテネグロの4か国を訪ねる旅でした。21日に発って29日に帰国。
 いずれも日本人にはあまり馴染のない国で、その中ではWカップサッカーで日本と2回対戦しているクロアチアがいくらか知られている方でしょう。
 搭乗した便はフィンランド航空で初めて利用しましたが、機内のモニターの音質が悪いのでとても音楽を聴く気にはなれず、映画も日本語字幕付きのものが少ないので、乗り物の中では眠れない私は長い機上の時間を過ごすのに一苦労でした。これまでよく利用していたルフトハンザとの差は歴然。フィンランド航空を利用する際は、文庫本やウォークマンなどを持参された方がよいでしょう。
 スロヴェニアやクロアチアへの直行便はないのでまずはヘルシンキ空港へ。ヘルシンキ空港のロビーにはどういういわくがあるのかプロペラ機が中吊りになっていました。
 
 スロヴェニアの首都リュブリャナ、ブルニーク空港に着くと雨のお出迎えでしたが、翌朝は曇天だったものの雨は上がっていました。朝早く目覚めたのでカメラと双眼鏡を持ってホテル周辺を散策。住宅の庭にはシモクレンの花が咲いていました。
 
 空地にはコデマリに似た花も。
 
 ヨーロッパでは一般的なコクマルガラスに早速出会いました。他にイエスズメとシジュウカラの仲間の鳥も。
 
 ヨーロッパでよく見かける2台連結のバス。リュブリャナはスロヴェニアの首都ですが、道路渋滞もあまりひどくない様子で、バスを待つ人の数もさほど多くありません。リュブリャナの人口は27万人とのことで、私が住む川崎市の一つの区の人口とほぼ同じ。なんとも小さな首都というべきか、川崎市の人口が多すぎるというべきか。
 
 幹線道路には自転車レーンが設けられていて自転車好きにはうらやましい環境。
 
 ホテル前の駐輪スペースにも機能的な自転車スタンドがありました。この自転車スタンドは様々なタイヤの太さに対応していそうで優れたデザインです。
 
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