Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

そこにお巡りさんがいる理由

2009年05月14日 | 社会
相変わらず、タロウの散歩に行っています。
こんな筈じゃなかったと密かに思いながら、毎日小一時間ほど。
この時期は、暑くもなく寒くもなく、散歩に理想的な季節ではあります。
住宅地の庭に咲くバラやジャスミンが、得も言われぬいい香り…

散歩に行きだして、意外な楽しみもあります。
普段一人の時は大通りを歩くだけで、裏道など殆ど歩かないのですが
タロウを伴ってからは、同じ道ではつまらないので裏道をあちこちしています。
そうすると思わぬ発見があったりして、中々面白いのです。

暫く前、我家から五百メートルも離れていないところに
玄関先に警察官が立っている家を見つけました。
門の横に、電話ボックスのようなものがしつらえてあって
その前に制服を着た警察官が、直立不動で立っている。
基本的に一人、時には二人のことも。
よく見ると、その裏の方に簡易トイレのようなボックスもある。
こんな所にVIPがいるなんて聞いてない…
しかも、家はごく普通のこじんまりした二階家なのです。
周りに、もっと立派な邸宅はいくらでもあるのに
一体何故!?

気になりながら、さすがに不躾に聞くのもと思いながら
タロウを連れて連日その前をウロウロしているうちに
そのお巡りさん、最初は怖い顔していたのですが、段々表情が和んできました。
今日ちょっと油断した隙に、タロウがお巡りさんの足元にじゃれつこうとして
慌てて止めたのですが、お巡りさんニコニコしている。
チャンス!とばかりに
こちらどなたのお宅なんですか?と聞いたら
政治家です、と。
どちらさまですか?と聞いたら
自○党の政調会長だと。
なるほど…
スッキリ!

お巡りさんも口を開けば優しい人で、
雨の日も風の日も、24時間勤務なのだと話してくれました(無論交代制だそうですが)。
しかしこの平和な日本で、政調会長の家に暴徒が押しかける日が来るとは
そうそう思えない(そんなことがあったら大変ですが)。
それなのに、毎日毎日ただ立ってるなんて…
大変ですねえ!
そして日本のあちこちで、要職に就く人の家の前で
ああいうお巡りさんが頑張っているのですねえ…

その家の写真は、さすがに撮れませんでした。
テーブルと椅子の間に挟まるタロウ。
コメント (2)
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