Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

一生分のフォアグラ

2011年09月01日 | 中欧旅行2011
フォアグラというものを食べる時、
私はなんとなく罪悪感のようなものを感じていました。
必要以上に餌を与えて太らせたガチョウの脂肪肝を食べるなんて
人間の果てしないエゴのような思いがしたのです。
そんなものを食べる機会は滅多にないし、食べたとしてもほんの少量なので
心配する必要もないのですけど。
ところがハンガリーはフォアグラの産地であった!

ブダペストで入った、ツアー抜け出しレストランその①。
karpatia(カルパティア)http://www.karpatia.hu/en/karpatia-restaurant


古いお城の中の一室のような、奥深く天井高く広い店内。
フォアグラのパテ、フォアグラのソテーをたっぷりと。
チキンのパプリカ煮込みというのは、食べ慣れない私にはちょっとぼやけた味でしたが
フォアグラは美味しかった。
なんというか、日本で食べたのよりも健康的な味がするのです。
(そんなこと言ったって、肥満体のガチョウの脂肪肝には違いないのですが)
ここは、ロマ(ジプシー)の民族楽器のもの哀しい生演奏付き。
客の近くに来て、切々と愛の歌を奏でてくれます。




ブダペストの二晩目は、Spoonという船上レストランへ。
http://www.eventparadise.com/showcase/budapest-issue-2-20/spoon-cafe-and-lounge-ship-restaurant-40.html



ドナウ河に浮かぶ豪華な船の上で、ブダ王宮、くさり橋のライトアップを眺めながら、
最後の晩餐にシャンパンで乾杯したのでした。
二晩ともフォアグラを堪能したので、私もう、これは当分いいや…
丁度その晩は結婚式のパーティも開かれており、華やかなことこの上ない。
もっとも私は旅の最後の晩ということで、中々複雑な思いだったのですが。
眩しい夜景はどんなに味わっても只とばかりに、胸にしっかり焼き付けたのでした。



(お店の写真はHPから頂きました)
コメント (7)
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