台風一過の今日は、陽射しが痛いほどです。
昨日は酷かったですねえ。
午後、用事があって都心に出かけたのですが
行きはたいしたことなかったのに帰りは悲惨。
電車は何度も止まるし、徒歩10分の駅から自宅までの距離が
なんと遠く感じられたことか。
暴風雨に傘はすぐ壊れるし、レインブーツの中に雨がなだれ込み、
ちゃぷちゃぷたまって気持ち悪いったら。
看板や壊れた傘や街路樹の枝や、色々なものが飛んできて
危ないったらありゃしない。
飛ばされそうになりながらよろよろと、いつもの倍ほどの時間をかけて辿り着いた時には
全身水をかぶったようにずぶ濡れ。
日本はこれだけ台風が多い国なのに
台風が直撃するって分かっていて、何故会社も学校も休みにならないのでしょう?
夕方には電車の多くが止まってしまい、帰宅困難者が首都圏に溢れたことは周知の通り。
私の夫は、どうせこうなると思っていたと遅くに帰ってきたので
それほど影響はなかったようですが。
昨日、自閉症を含む3人のお子さんを3人とも自主休校させたという友人がいましたが
英断だと思います。
昨日の午後は、とても子どもが帰って来られるような状態ではありませんでした。
でも実際問題、自分が就学年齢の子どもを持っていたら
朝、そう決断するのは難しいだろうな…
ただ昔を振り返って
台風の酷い日に、窓ガラスに叩きつける雨の音に教室に閉じ込められ、
暴風雨の匂い、もわっとした湿度の匂い、床のワックスの匂い、
そんなものが入り混じった台風独特の匂いを感じながら
(子どもの頃から匂いに敏感だった)
騒がしい教室にいるのは嫌いではありませんでした。
なんだか非日常的で、怖いような面白いような、
ちょっとドキドキする気分だったのでした。
台風で本当に酷い目にあったことがないから
そんなのんきなことを言っていられるのでしょうが…