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Zooey's Diary

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No more!!

2011年11月25日 | 社会
「反原発ポスター展」なるものが
渋谷で開かれているのだそうです。
”放射能の恐怖は、日本中に拡散、収束する日を知りません。
反原発は、イデオロギーではなく命の叫び、理性の声です。
ここに全国のグラフィックデザイナー・イラストレーターから
寄せられた200点を越すポスターの力作を一堂に集めました。
さらにドイツ、アメリカ、ロシア、フィンランド、ポーランド、
ハンガリーの著名デザイナーから送られてきたポスターとあわせて展示します。”
というもの。(反原発ポスター展HPより)
U.G.サトー

ネットでそのポスターの色々を見て
その迫力に圧倒されると共に、ある違和感を覚えました。
「No More Fukushima」というコピーをつけたものが結構あるのです。
言うまでもなく「No More Hiroshima」と同じで
「福島で起きた悲劇は繰り返さない」
という意味なのでしょうが…
広島については違和感など感じたことないのに。
何故だろう?
佐藤 文

広島に原爆が落とされ、街が壊滅したことは誰もが知っている。
でもその後、人々は必死に復興に励み、街は見事に立ち直った。
それどころか以前よりも遥かに発展している。
だからこそ「No More Hiroshima」という言葉も
おおらかに受け取められるのかもしれない。
しかし福島は?
原発はまだまだ収束の目途も立たず、人々は自宅に帰ることもできない。
仮設住宅やあるいは県外に避難し、あてどもなく帰る日を待っている。
そんな時、「No More Fukushima」の字を目にしたら?
これは福島の人にとっては失礼な言葉になるのではないだろうか?
泉屋政昭+横山愛乃

もっとも心血注いで反原発ポスターを作った人に
福島を貶める気があったとは到底思えないのですが。
言葉って難しいですね…
福田 毅


「反原発ポスター展」http://www.stopnuclear.net/index.html
コメント (6)
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