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2001年に公開された「ブリジット・ジョーンズの日記」は
「日記をつけ、タバコとお酒と体重を減らして素敵な恋人を見つけよう」
とヒロインが新年の誓いを立てるところから、話が始まったように思います(ウロ覚え)。
30代独身女性が、仕事に恋にダイエットに悪戦苦闘しながら前向きに生きる姿を
等身大で描いたとして、世の女性の共感を得たというのも納得できました。
2004年に第二作。ようやく彼氏を得たものの、結婚に焦る彼女は空回りするばかり。
そこから12年を経ての本作。
43歳という設定のブリジット(レネー・ゼルウィガー)の老けぶりに少々驚きます。
テレビ局の敏腕プロデューサーとして頑張る彼女、
しかし誕生日を迎えるのは相変わらず一人で孤独に。
ヤケになって女子友と行った音楽フェスティバルで、初めて会った男とベッドイン。
その1週間後、元彼ダーシーと出逢い、又々ベッドイン。
そして彼女は妊娠。
どちらが父親か分からない。
二人の男は、どちらも自分が父親だと言って譲らない。
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まあねえ、そんなことある訳ないでしょう?とは思います。
43歳のかなりくたびれた女を、あれだけいい男が取り合うなんて。
しかも弁護士と、IT企業の金持ち社長。
ラブコメに、かなり激しい妄想まで入っている。
そりゃ映画だものね。
紆余曲折の末、ブリジットはようやく幸せな結末を手に入れるのです。
ブリジットは目の周りなどに小皺が増え、確実に老けている。
しかしポッチャリしていて全てに自信がなかった若い頃に比べ、
洗練されて仕事に燃えている今の方が、余程イイ女に私には見えるのです。
ブリジットの担当女医をエマ・トンプソンが演じて、
トボケた皮肉屋の、いい味出していました。
コリン・ファースは相変わらず、表情を動かさずに愛を表現する役どころ。
「up the duff!」ってデキちゃった!(妊娠した)のスラングだったのですね。
知らなかった…
公式HP http://bridget-jones.jp/