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Zooey's Diary

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「ウエストサイド・ストーリー」

2022年02月13日 | 映画

何故今頃リメイクを?と不思議でしたが、スピルバーグ監督のこの作品への熱愛ぶりをインタビューなどで聞いて、観る気になりました。
50年代のニューヨーク、移民が多く住むマンハッタンのウエスト・サイドでは、ポーランド系の「ジェッツ」とプエルトリコ系の「シャークス」という不良少年のグループが激しく対立していた。
「ジェッツ」の元リーダーのトニーはパーティでマリアに会って恋に落ちるが、彼女は「シャークス」のリーダーの妹だった…



今回のスピルバーグ版、ストーリィはほぼ61年版のままで、レナード・バーンスタインのあの名曲の数々が流れ、あの躍動感あふれる踊りが再現されます。
しかし60年経っても、移民、差別、人種間の対立などの問題は変わっていないということに愕然とします。
61年版では、マリア役のナタリー・ウッド始め、ヒスパニックの役も、そうでない白人が茶色のメイクで肌を褐色にして演じていたのが、今回はちゃんとヒスパニック系が演じているらしい。
マリア役のレイチェル・ゼグラーもヒスパニック系で、3万人ものオーディションの中から選ばれたのだそうです。
50年代のアメ車がこれでもかと出てきて、ハバナで見た、アメ車がズラリと並ぶ光景を思い出しました。



そして、ちょっとしたサプライズがあります。
61年版でシャークスのリーダーの恋人役を演じていたリタ・モレノが、本作でエグゼクティブ・プロデューサーを務め、結構重要な役どころで出演しているのです。
御年90歳、お見事!



今回珍しく、夫と映画を観たのでした。
が、別々の作品を。
かつて映画とテニスを愛した青年は、今やゴルフと株を愛するオジサンになってしまい、3時間弱の「ウェストサイド…」は長すぎると言うのです。
で、同じシネコンで時間と相談した結果、夫は「ゴースト・バスターズ」を。
昔は4時間近い「アラビアのロレンス」がお気に入りだったのにねえ。

公式HP 

コメント (12)
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