Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

性格の悪い美女の話

2012年09月06日 | パリ旅行2012
海外に行くと私は、その国のサービス度チェックと称して
ホテルのフロントに、モーニングコールを頼んでみます。
そして腹を立てることが多いのですが…
パリも然り。
一応四つ星ホテルであったのに
忘れられたり、時刻を間違えられたり。
まあそんなこともあろうかと携帯のアラームもセットしており、
しかも最初の1~2日で懲りてしまって、それ以降は頼まないことも多く、
パリでも全宿泊期間中試した訳ではないのですが…



○時○分に○○号室に電話をかける、そんな簡単なことが
どうしてできないのだろう?と思ってしまいます。
その点、日本のサービスの素晴らしいこと。
我家は新聞を、日経と朝日のニ種類取っているのですが
何処かへ出かけるとなると休みをお願いします。
それが、出発日は日経の朝刊だけ欲しい(夫用)とか
帰国日は朝日の夕刊だけ(私用)とか
その後、私だけ帰省するので更に朝日を5日間休みとか
実に迷惑な頼み方をするのです。
それでもパーフェクトにこなしてくれる(しかもチップも要らない!)。
無論、日本だって行き届かないサービスもあるけれども
それに出逢う確率は、海外よりもずっと低いように思います。



それでもパリは不思議な街だなあと思うのです。
色々と嫌な目にも遭いましたが
今思い出すのは、綺麗な街並み、宝物殿のような美術館、焼き立てのバゲット、美味しい料理の数々…
まるで性格の悪い美女みたい。
綺麗で、ゴージャスで、高慢で、少しだらしなくて、いい加減で、サービスもよくなくて、
それでも人を惹きつける。
だから世界中の人が、パリに憧れるのだろうなあ。
又行かなくっちゃ…



写真は、小さいけれど私が好きなカルナヴァレ博物館とその中庭
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跳び出しそうな虎

2012年09月03日 | 社会


この虎、どう見ても写真にしか見えないのですが
これはボールペンで描いた絵なのだそうです。
作者はポルトガル在住の弁護士、サミュエル・シルヴァ氏、29歳。
虎の絵は制作時間20時、下のワシの絵などは、8時間なのですと。
ボールペンで、一体どうやったらこんな素晴らしい絵が描けるのか!?



この人については、下のサイトに書かれていることしか分からないのですが
この天才的な絵を見ていると、どうもサバン症候群なのではないかと思われます。
そうでもなければ、こんな緻密な正確な絵はとても描けないのではないか…?
サバンというのは、高機能自閉症のアスペルガー症候群の一種で
普通の人より遥かな高知能や特殊能力​を示す症例です。
映画「レインマン」では、ダスティ・ホフマンがこの病気の人を演じていました。
彼は普段は会話もままならないのに、その驚異的な記憶力でラスベガスのカジノの
ゲームの数字を全部覚え、大金を獲得したりするのです。
サバン症候群(Wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4



もっともこれは、あくまで私の勝手な憶測であって
もし事実でなかったらお詫び申し上げます。


「写真としか思えない見事なボールペン画」
http://irorio.jp/kondotatsuya/20120826/25195/
コメント (8)
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シャンゼリゼ通りの明と暗

2012年09月01日 | パリ旅行2012
シャンゼリゼ通りは、凱旋門からコンコルド広場まで続く全長3Kmの大通り。
何しろ広い。
片側5車線、そして歩道の幅も日本のそれの数倍はあるような。
できたのは17世紀、更にナポレオン時代に軍隊を通すために整備されたというから
仕方ないか…

ここにはブランドショップ、お洒落なカフェやレストランが建ち並び、
世界中からの観光客で賑わっています。
かと思うと、いきなりこんな光景が。


(モノじゃなく、人です。右端に小銭を入れるコップが…)
他にも、赤ちゃんを抱いた母親や犬を連れた男性の乞食をよく目にしました。
これはパリに限らず、ヨーロッパは何処でも見られる光景のようですが。



私はブランドショップには特に興味ないのですが
ルイ・ヴィトンのショウ・ウィンドゥでは目が釘附けになりました。
等身大の草間弥生のマネキンが!
先月だったか、草間女史とヴィトンがコラボして新作を発表したという
ニュースは知っていましたが、そのお披露目だったのですね。
10頭身の美しいマネキンが立ち並ぶショウ・ウィンドゥの中で
5頭身でにらみつけている草間女史、いや凄いインパクトが。



TOYOTAのショウ・ウィンドゥも。


シャンゼリゼ通りの突き当たり、凱旋門の周りは巨大な円形交差路となっています。
これは「ロン・ポワン」といって(英語ではランナバウト)
見慣れない日本人にとっては中々怖いものです。
4重にも5重にも車がぐるぐる廻っていて、しかも車線もない。
パリ在住の辻仁成が、ここに初めて車で乗り入れた日の恐怖を
エッセイで語っています。
”ロン・ポワンの中がどうなっているのかというと、内側を目指す車と
外側の通りへ出ようとする車とが入り乱れてぐちゃぐちゃになっている。
凱旋門を目指して12本もの大通りが集中している。中はすさまじい。
しかも運転するのはパリジャンである。速度をゆるめたりするものか!
(中略)あの人たちはがんがんにクラクションを鳴らす。
それでみんなぐしゃっとなって、窓越しに怒鳴り合っているのだから、
まことに恐ろしい。”「いつか一緒にパリに行こう」から。

(Googleから)

いや聞くだけでも恐ろしい。
とろい私などは、こんな所に入ったら一生出られなくなりそうです…
コメント (4)
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