Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

番号付きの鴨「トゥール・ダルジャン」

2012年09月17日 | グルメ
根に持つタイプの私としては
パリのレストランで不愉快なサービスを受けてから
この程度の店のくせに!という思いをずっと引きずっていたのです。
で、行って来ました、リベンジに。
毎年ミシュランの星に輝くトゥール・ダルジャン。
パリのサン・ルイ島の対岸、セーヌ河畔にその本店を見て、
せっかくだから行ってみたかったのですが
上記の体験から、怖気づいてしまったのでした。

 

1582年創業の”門外不出を誇るトゥール・ダルジャンが世界で初めて支店を出した”
のが1984年、東京のホテル・ニュー・オータニ。
ここの内装は、”パリ本店のそのままの雰囲気”であるらしい。
スぺシャリテは、なんといっても鴨料理で
オープン当時から鴨番号がふられているのですと。
”東京店では、昭和天皇がパリ本店にご来訪いただいた際の栄光の53,211羽目の
次の鴨番号からスタートした”のだそうです。(引用は店のHPから)

 

濃紺とゴールドを基調色とした、シックでゴージャスな内装。
エントランスに入ってからのホールが長い。
ここはランチが設定されていないことも多いらしいのですが
“コート・ダジュールで過ごす休日をコンセプトの夏季限定ランチ”というフェアが
昨日まで設けられており、滑り込みで行ってきたのでした。
店内は満席。
 

Cote d'Azurコース
海岸通りの花のマルシェ
”地中海の贈り物”ブイヤベースのジュレ仕立て
帆立貝のポワレ・アンティーブ風
幼鴨のロースト・マルコポーロ
白桃のシブースとアーモンド・アイスクリーム
コーヒーと小菓子

シャンパン・グラスは糸底がなく、スタンドのようなものに立てて頂きます。
冷製ブイヤベースというのは、私は初体験でしたが
暑い夏にはさっぱりとして気に入りました。
件の鴨には、丸ごとの粒胡椒がたっぷり。
だからマルコポーロというのか…

 

サービスはやわらかく、あくまでも丁重に(日本だから当たり前ですが)。
「鴨の番号証明書」というのもしっかりと頂きました。
ちなみに私の鴨の番号は「219279」でした。



La Tour d'argent(トゥール・ダルジャン)
http://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/tour/

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする