Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

移り変わった「オリガミ」

2018年03月12日 | グルメ


キャピトルホテルの「オリガミ」で軽食を頂きました。
この「オリガミ」、かつてのヒルトンホテルの頃からコーヒーハウスとしてあり、
その閉館後は赤坂東急プラザに移り、そして10年ほど前に新装なったキャピトルホテルに
オールディダイニングとしてオープンしたというお店なのです。
私はたまたまその全部に行って、移り変わりの様を見て来たのでした。

こちらに昔からある「パーコー麺」を久しぶりに。
下のサイトによると、永田町の政治家や財界人、歴代首相や大臣なども
愛好していた名物メニューなのですって。
揚げた豚肉を乗せた、澄んだつゆのシンプルなラーメンです。
青ネギ、白ネギなどたっぷりの薬味は別添え。
美味しいには美味しいのですが、そこまで言うほどのものかな?とも。
高級ホテルの上品なダイニングに、ラーメンがあるということ自体が珍しくて
しかもそれにトンカツが乗っている!こりゃ食べごたえがある!というので
永田町の住人達にウケたのかなとも思います。
それとクラブハウス・サンドゥイッチ。



オリガミのバナナケーキも美味しいのですが、もう売り切れでした。
代わりに小さなケーキをお土産に頼んだら、
名前の通り、折り紙のような美しい箱に。
家でハーブティと共に、美味しく頂きました。



あの大物たちがパーコー麺を愛した理由
https://magazine.tabelog.com/articles/11557

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「シェイプ・オブ・ウォーター」

2018年03月08日 | 映画


私はこのギレルモ・デル・トロ監督の作品「パンズ・ラビリンス」に
10年ほど前に打ちのめされたのです。
で、本年度のアカデミー賞作品賞を取ったこの作品に大いに期待していたのですが…

冒頭、何の説明もなくヒロインのイライザが自慰をしているシーンで
息を呑みます。
彼女は耳は聞こえるが、話すことができない。
首に酷い傷が残っており、どうも幼少の頃、親に虐待されて捨てられたらしい。
この女優サリー・ホーキンス、何処かで見た顔だと思ったら
「ブルー・ジャスミン」の、自分に自信がなくて男にだらしない妹役。
誰もが認める美人女優をヒロインに選ばなかったという点でまず、面白い。



で、イライザは毎朝卵を茹で、自慰をし、政府の秘密研究所の清掃員として働いている。
孤独な彼女の友人は、売れない画家でゲイのジャイルズ(リチャード・ジェンキンス)と
同じ清掃員で黒人のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)。
冷戦下のアメリカ、残忍な軍人のストリックランドがヒール役として登場。
彼らの秘密研究所に、アマゾンで神と崇められる半魚人が捉えられてくる…

その半魚人とイライザとの恋愛物語。
こう言ってしまえば身も蓋もないのですが
無論、それが上手く成就するわけがない。
冷戦下の敵対国ソ連からのスパイも送り込まれ、
思うように事を運べないことに、ストリックランドの残虐性が爆発する。



抑圧された人々がファンタジーの世界に逃げ込み、圧倒的権力と闘う、
そういう意味では「パンズ・ラビリンス」とも共通していた訳ですが
あの自慰のシーンやストリックランドのベッドシーンはどうして必要なのだろうとも
思ってしまう。
いずれ生きているものの生々しさ、グロテスクなまでの悲哀を描きたかったのか?
半魚人とイライザとのそのシーンは、逆に幻想的なまでに美しいのです。

虐待されて口が利けなくなった社会的弱者、ゲイ、黒人、そして半魚人。
荒唐無稽でありながら、今流行りのLGBT映画の一つという気がしないでもない。
多様性への賛歌ということは分かるのですが
「パンズ・ラビリンス」ほどには私の心には響きませんでした。

「シェイプ・オブ・ウォーター」http://www.foxmovies-jp.com/shapeofwater/

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「あきたけん」じゃなかった

2018年03月06日 | 社会
ロシアのザギトワ選手に、日本から秋田犬が贈られることになったのだそうです。
ザギトワ選手は五輪大会前に新潟市内で調整中、雑誌に載っていた秋田犬の写真を気に入り、
母親に飼いたいと切望、秋田犬保存会が贈呈の準備を進めているのですって。



プーチン大統領に贈られた秋田犬「ゆめ」といい、
秋田犬が海外で人気を集めることは嬉しい限りなのですが…
あの大きな秋田犬を、15歳の少女が面倒見切れるのかと心配になってしまう。
大型犬は、必要とする運動量も半端じゃないのです。
ザギトワ選手はモスクワのアパートに住んでいるというし。



と書いていて、思い出しました。
昨夏モスクワを訪れた時、クレムリンのほど近く、モスクワ川のほとりに壮麗な建物を見たのです。
それは「芸術家アパート」といい、その名の通り、かつて有名な芸術家が住んでいた所で
今も有名な芸術家やバレリーナやオリンピック選手が住んでいるのだと
ローカルガイドが説明してくれました。
あの立派な建物なら、秋田犬でも飼えるのかな?
いや、それでも集合住宅じゃ限りがあるよねえ…



ところで秋田犬は「あきたけん」ではなく、「あきたいぬ」と呼ぶのですね。
”秋田犬保存会でも読み方を「あきたいぬ」としている”と。(Wikiより)

ザギトワ選手に雌の秋田犬…名前は「マサル」に
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2018/figure-skating/20180305-OYT1T50079.html

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すべるお話

2018年03月05日 | 社会


平昌五輪でオランダのスピードスケートは、メダル20個と輝かしいものでした。
日本が今回、スピードスケートでメダルを5個取れたのは
オランダ出身のヨハン・デビット・コーチのおかげもあるとも言われてるようです。

なんでオランダはスケートにそんなに強いの?と思っていたら
SNSのアムステルダム在住の友人がこんな写真をアップしていました。
見渡す限りの凍った運河を滑っている!



先日、私が映画を観た二子玉川のショッピングモールの中に
小さな、猫の額のようなスケート場ができていました。
こんなに小さくて、大人1500円。



アムステルダムの友人の話によると、運河以外でも
市内のあちこちに無料のスケート場があるのだそうです。
こんなに環境が違うんじゃねえ、と思ってしまいます。

子供の頃、スケートにまつわるオランダの児童文学をドキドキしながら読んだ記憶があります。
私は自分の家にあった児童文学全集の、特に好きな作品は暗記するくらい読んだので
今もよく憶えているのですが(どうでもいいことだけ記憶がいい)、
多分それは図書館から借りて読んだものなので、タイトルも作家名もあやふや。
でも「オランダ スケート 児童文学」などで検索したら出て来ました。
「銀のスケート」
これこれ!ネットってありがたい。
貧しい少年のハンスが、スケート大会の一等賞の銀のスケート靴を得るために
そして記憶を失くしてしまった父親が隠したお金を探して活躍するというお話。
岩波少年文庫から出ていて、しかも訳者は石井桃子氏!
懐かしいなあ。
久しぶりに読んでみたいのですが、アマゾンで7千円以上とは。
まあ子供の頃ドキドキワクワクして読んだものを、今になって手に取ると
ガッカリすることも多いのですが…

「銀のスケート」 https://tinyurl.com/ybuucozq

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まだ名無しです

2018年03月02日 | 社会


東京五輪のマスコットが決まりましたね。
最終候補3案の中から全国の小学校1万6769校のクラス投票により、
フリーイラストレーターの谷口亮さんによる「ア」案が選定されたのだそうです。



小学生による投票なんて前代未聞。
一旦決まった五輪エンブレムが盗作騒ぎでひっくり返るなど色々あったので
イメージアップを図ったのでしょうか。
特別支援学校や外国人学校、フリースクール、海外の日本人学校も対象と
なったというのが楽しい。
投票した子どもたち、自分の意見が世紀の祭典に反映されるなんて
さぞ嬉しかったでしょうね?
近未来的で、アニメ王国の日本らしくて、私はこのマスコット好きです。
そういえば残念過ぎると不評だったロンドン五輪のマスコット、
あれはどうやって決めたのだろう?


(ロンドン五輪のマスコット)

先日寄った虎ノ門ヒルズ。
大きな五輪マークに堅い蕾の桜の木が。
まだまだこれからですね。



東京五輪マスコットはなぜ小学生投票で選ばれたのか
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1802/28/news130.html

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「グレイテスト・ショーマン」

2018年03月01日 | 映画


19世紀にアメリカで活躍したエンターテイナー、P・T・バーナムの半生を描いたミュージカル。
音楽は「ラ・ラ・ランド」で歌曲賞を受賞したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールのコンビ。

バーナム(ヒュー・ジャックマン)は貧しい仕立て屋の息子でしたが
金持ちの令嬢と駆け落ちのように結婚、ささやかながらも幸せに暮らしていました。
勤め先が倒産し、一旗立てることを夢見て、一風変わったショーを始めます。
小人症の男、大男、髭の濃い女、全身刺青の男、結合双生児の兄弟、アルビノなど、
集められたのはいわゆるフリークスたち。
興行的には成功しますが、批評家には認められず、市民からの反感も少なくない。
そんな折り、伝手を辿ってヴィクトリア女王との拝謁するチャンスを得ます。
そこで出会った世界的に有名なオペラ歌手のアメリカ公演を画策し、
上流階級への仲間入りを図りますが…



移民の国のアメリカにおいても、階級社会はこんなにも歴然とあったのかと
中々に面白いのはさておき、
彼にとって一番大事であった筈の家庭から離れてしまったり、
大事な仲間であった筈のフリークスたちをも締め出してしまったりと
話は何とも中途半端に展開して行く。

バーナムが、世間から隠れるようにして生きていた様々な人を集め、
人前で堂々と演技を披露し、喝采を浴びさせたアイディアマンだったというのは
誰もが認めるところなのでしょう。
しかし実際のバーナムは、事業に失敗したり、名誉毀損罪で収監されたこともあり、
ホラ男、山師と呼ばれても仕方がない人物でもあったようです。
それだけではあまりにアクが強く、映画として絵にならないので
家庭愛の部分を無理やり付け足したように、私には見えてしまいました。



しかし、ビートの効いた音楽、キレのいいダンス、華やかなサーカスのショー。
「This Is Me」はアカデミー賞歌曲賞にノミネート。
そういったものを楽しむには、最高のミュージカルです。
監督はマイケル・グレーシー。

公式HP http://www.foxmovies-jp.com/greatest-showman/#/boards/showman

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