Zooey's Diary

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トナカイが移動できる距離を表す単位

2018年03月23日 | 社会
先の日記で、幾つかの花の名前を英語では一括りにしてしまうということを書いたら
原語によって得手不得手があるのではないかという指摘が、SNSで寄せられました。

例えば、日本語では「LOVE」と「LIKE」がどっちも「好きです」になってしまうし
「エロース 」も「アガペー」も「愛」になってしまうではないかと。
そういえば以前モノの本で、フランスのキスという言葉は
ビズ(bise)、ビズー(bisou)、ターンドゥル・ビズー(tendres bisours)、
ベーゼ(baiser)、ターンドゥル・ベーゼ(tendres baisers)、カレス(caresse)などと
友人や家族とするごく軽いもの、ちょっと軽いもの、ちょっと熱いもの、本気で熱いものなどと
幾種類もあると知って驚いたことがあります。
奥ゆかしい日本人は、そっち方面は苦手なのかしらん?
半面、季節にまつわる言葉、例えば雨を表す日本語は山ほどあります。
春の雨だけでも、春時雨、小糠雨、花時雨、桜雨、菜種梅雨、春雨等々。
年間の雨を取り上げたら、書き切れないでしょう。


(西海岸風バナナキャラメルパイ@ロン・ハーマン二子玉川店)

もう一つ、面白い本を紹介して頂きました。
「翻訳できない世界の言葉」
”「他の国のことばではそのニュアンスをうまく表現できない『翻訳できないことば』たち」
を世界中から集めてまとめた一冊”なのだそうです。
とりあえずその紹介サイトを読んだだけなのですが、それによると
マレー語には「バナナを食べる所要時間」を表す単位があり、
フィンランド語には「トナカイが休憩なしで疲れず移動できる距離」を表す
単位の言葉があるらしい。
大半の日本人にとって見当がつかないだろうが、約7.5kmを指すのだと。
ドイツ語には「夫が悪いふるまいを妻に許してもらうために贈るプレゼント」という意味の
「龍の餌」という言葉があるのだそうです。

面白いなあ。
ちょっと読んでみたいけれど、これは図書館かな…

「翻訳できない世界の言葉」 https://tinyurl.com/yc8832e8

#welovegoo
コメント (6)
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