Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

チームラボミュージアム、泳ぐタロウ

2024年11月10日 | お出かけ

赤坂から神谷町の麻布台ヒルズへ。
こちらにあるチームラボ・ミュージアムを随分前に予約していました。



私は6年前にお台場と豊洲のチームラボ・ミュージアムに行って、感動したのでした。
麻布台ヒルズに移って、この春オープン。
訪日外国人の美術館の人気投票で一位になったこともあるとか。



ここはもう、写真をご覧ください。
光と音と照明が炸裂しています。



お台場や豊洲と似たようなものもあり、まるで違うものもあり。
ここは全体図というものがなく、暗い迷路のようになっているので、ちゃんと全部を観られたのかどうかも分からないのですが。



新しくできた企画の一つに、自分の描いた絵が動き出すというものがありました。
水族館のような一部屋があり、壁一面が青く、カラフルな魚たちが泳いでいる。
画用紙にクレヨンで絵を描き、それをスタッフが特殊な機器で加工してくれて、次の瞬間、自分の絵が壁を泳いでいるのです。
私はクラゲのようなものにタロウの顔を描きました。



クラゲタロウを適当に描いて喜んでいたのですが、近くの外国人(聞いたらカナダから来たのですって)が、もっと正確にコーギー犬の絵を描いている。
舞台が海なのだから、なんとなく海洋生物じゃなきゃいけないのかと思ったのですが、そうか、好きに描いていいんだよね。
コーギーが元気に壁を泳いでいるのを見て、今度はもっとちゃんとしたタロウを描こう!と心に誓ったのでありました。

光の動画 

クラゲタロウが泳いでいる動画、ほんの9秒ですのでよかったらご覧ください。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋薔薇の赤坂クラシックハウス

2024年11月09日 | グルメ

地方から上京した友人たちと、赤坂クラシックハウスでアフタヌーンティをしました。
彼女たちと前に会ったのは、確認したら2017年5月。
実に7年ぶりでした。
コロナ禍を経て、お互い親の介護がほぼ終わり、子供は何とか自立し、夫たちが定年を迎え始めたというところ。




こちらに私はこのところ毎年、ランチやお茶で5月の薔薇の時期に訪れていたのでした。
秋薔薇も結構綺麗だと別の友人から聞いていたのですが、今年はなんともショボショボ。
スタッフにお聞きしたら、この夏の異常な暑さのせいではないかと。



あの香りにむせるような春薔薇のゴージャスな咲きぶりに比べて、この寂しさ。
人生の秋を迎えた私たち、少々身につまされます。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南米旅行⑦イグアスの滝

2024年11月07日 | 南米旅行2024

リマからサンパウロまで飛行機で5時間、そして乗り換えてイグアスまで2時間。
空港でのトランジットもあるし、何よりここは南米、搭乗手続きや荷物が出て来るのに嫌という程時間がかかります。
一日がかりでイグアスに辿り着き、ホテル泊。
翌朝、バスでイグアスの滝国立公園に。
広大なジャングルの国立公園、高温高湿度の中を汗みどろになってどんどん歩くと、次第に滝が見えてきます。



イグアスの滝は、アルゼンチンとブラジルにまたがる世界最大瀑布。
150から300の瀑布があり、中でも最大の「悪魔の喉笛」は高さ82m、幅150mのU字型で長さ700m。
飛び交っているのはイワツバメ、はるか上空にはコンドルも見られました。
これはもう、下手な説明よりも動画をご覧頂きたいと思ったら、動画が貼り付けられなくなっている!
gooブログ、以前はできたのに。
貼り付ける方法をご存知の方がいらしたらお教えください。



ヘリコプターで観るというオプションもあり、10分間で300ドルは高い!と私は文句を言ったのですが、夫の希望で搭乗。
確かに全体図が見渡せました。
アッという間ではありましたが。

(ヘリコプターから撮った写真)

世界中からの観光客がごった返している滝の近くの遊歩道で、ツアー仲間の一人が泣いているのを発見。
そんなにも感動したのかと思ったら、突然アレルギーに襲われたのだそうです。
滝のアレルギーなんてあるのかしらん?



滝の動画はこちらになります。


コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南米旅行⑥リマ

2024年11月05日 | 南米旅行2024

リマはペルーの首都であり、その旧市街は世界遺産に登録されています。
広々としたアルマス広場の周りには、17世紀に建てられたサンフランシスコ教会や大統領府、リマ市庁舎などが整然と並んでいます。



でも私は本当は、こんな綺麗な所ばかりではなく、例えば「恥の壁」"Wall of Shame"に行ってみたかった。
80年代に造られた、富裕層と貧困層を隔てているという壁。
世界銀行の分析によると、ペルーでは2022年、人口の3分の1弱(30.1%)が貧困ライン以下の生活をしており、1人当たりGDPは1万5048ドルで世界95位。
上部に有刺鉄線を有する壁は治安上の懸念から作られたといい、不平等を物理的に象徴するだけでなく、貧困層がより賃金の高い仕事へのアクセスを妨げているのだと。



壁を挟んで一方は富裕層の住宅街、もう一方はスラム街。
壁はペルーの分断社会の象徴となっているのだそうです。
リンク先の記事は貧困層に同情的であるようですが
「こちらの住民はちゃんと土地を買って税金も払っている。でも向こう側は、不法占拠して税金も何も払っていない。不法占拠だとしてもその場所を10年占拠し続ければ、その土地の所有権を申請できる法律がある」という富裕層の不満も、分かるような気がします。
4年に及ぶ法廷闘争を経て、2023年、その一部が撤去されたそうですが…
世界中のあちこちに「壁」はあるのねえ。



このエラそうな2頭の犬はローカルガイドによると、「警察の野良犬」なのですって。
近くの警察が飼っているので、栄養も毛並みもよく、そこらの野良犬のボスなのだそうです。
犬にも格差社会が厳然と。



今回の旅行ではリマは、マチュピチュからイグアスに行くための乗り換え地点のような位置づけでした。
そんな街外れの危険な壁にまで行けるはずもなく、中心部の綺麗な所だけササッと見て、イグアス行の飛行機に乗り込んだのでした。



ペルーの首都リマで富裕層と貧困層を隔てる「恥の壁」が一部撤去

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南米旅行⑤マチュピチュ村

2024年11月04日 | 南米旅行2024
(駅前)
マチュピチュ村に二泊すると知った時、あんな山奥のマチュピチュにホテルなんかあるの?と驚いたのでした。
ところがどうして、山間列車の終点で降りたマチュピチュ駅からは、小さいながらも商店街が続き、ホテルや飲食店が並んでいます。
細い階段状の道の両脇にお店が並び、台湾の九份にちょっと似たような感じ。
マチュピチュ村の人口は約3千人ですが、年間200万人が世界中から訪れるのですって。



そしてその村を作ったのは、日本人だったのだそうです。
野内与吉、100年ほど前に福島からペルーに渡り、ジャングルを切り開いて村を作り、ホテルを建てて行政官となり、初代村長になったのですって。



マチュピチュのホテル、どんなものかと思いましたが、「EL MAPI」というシティ派ホテル、小さいながら結構お洒落な部屋でした。
お料理もおいしくて驚きました。



ホテルの近くにマッサージ店を見つけ、遺跡を歩き回って疲れた身体をたっぷりとマッサージして貰いました。
インカマッサージとは、"a combination of four type of massages, working end points in the body by relaxing some muscles and avoid stress and recahrge
positive energy"なんだそうな。

 (インカの石)

身体中に香油をぬりたくられ、施術者の全身を使った力強い施術、最後は温めたインカの石迄使って一時間タップリ、至福の思いでした。
日本のスパのような使い捨て紙ショーツなどの気配りはなく、下着はオイルでビッチョリとなりましたが。



マチュピチュ発着の山間列車はこんな感じです。


コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南米旅行⑤マチュピチュ

2024年11月01日 | 南米旅行2024

オリャンタイタンボから山間列車に1時間半ほど乗って、マチュピチュ村へ。
駅からほど近いホテルに着いたのが夜9時頃、遅い夕食を取ってその日は就寝。
そして翌朝、バスで山をぐるぐる登り、遂にマチュピチュ遺跡へ。


(入口)

マチュピチュ遺跡の標高は、2400m。
1532年、インカ帝国はスペイン人によって徹底的に滅ぼされたが、山の奥深くにあるマチュピチュは見つからなかったようです。
長らく世界から忘れられていたここを1911年に発見したのは、アメリカ人歴史学者ハイラム・ビンガム。
この人は映画インディ・ジョーンズのモデルでもあるらしい。



裕福な家に生まれた長身の優男、ハーバード大を出てイエール大学で南米史を教える。
ティファニーの創業者の孫と結婚し、嫁の実家に援助して貰って南米の発掘調査にのめり込む。
そしてマチュピチュ遺跡を発見する訳ですが、この人、発掘調査の際にパートナーや現地の労働者に置き去りにされたりしているようです。
どうも性格的に問題があったような。
世紀の発見で有名になった後も、離婚して3か月後に再婚したり、パイロットになったり、州知事や上院議員になったりと、まあ多彩な人生を送ったよう。
でもこの自己顕示欲の強いビンガムが発見したが故に、彼の著書「インカの失われた都市」がベストセラーとなり、マチュピチュはここまで有名になったようです。



こちらの建造は15~16世紀頃、インカ帝国第9代皇帝パチャクティの離宮として造られたという説が有力視されているようです。
遺跡の中の草地では、リャマがのんびり草を食んでいました。



コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする