今日は、二十四節気の一つの「大雪」です。
昔の人は、この季節感を巧く考えたものです。
昨日、今日は、京都にも雪が降り、平均気温より低くなり、この時期にぴったりの感がします。
この二十四節気は、太陰暦を使用していた時代に、季節を現すための工夫として考え出されたもので、1年を24等分にし、その区切りに名前をつけたものです。
二十四節気成立に先立って、二至(冬至・夏至)二分(春分・秋分)がまず考えられ、その後に八節(二至二分に立春・立夏・立秋・立冬を加えたもの)が出来たと思われます。
この八節に更に細分化されたものが二十四節気です。
1年の日数を24等分(15.22日)し名付ける方法と太陽の横道上の位置を24等分(角度で15度)し、その点を太陽が通過する方法があります。
旧暦は、後者を採用されています。
雪いよいよ降り重ねる折からなれば也
朝夕には、池や川に氷を見るようになり、山々は雪が降り、冬の姿になる頃で、冬至(12月22日)までの期間を大雪と言います。