4回の出来事がなければ、本来の打ち勝つパターンに戻って喜ぶべきなのですが、どうも後味がスッキリしません。
4回の出来事とは、平野のセカンドゴロで何時もの通りヘッドスライディングしますが、微妙なところで、1塁塁審笠原はアウトを宣します。
これに対して、平野は、ヘルメットを投げつけて悔しさを表します。
問題は、この悔しさが、判定に対してなのか、自分に対してなのかが分かりません。
この場面も良くあるシーンですが、これで平野に退場を命じます。
笠原の説明では、これが塁審を侮辱したということなのです。
ヘルメットを塁審めがけて投げたのであれば納得するのですが、三振してバットを投げつける打者やグラブを投げつける選手は、これではすべて退場になってしまいます。
笠原塁審は、投げつけられたと勘違いしたのでしょうか?
平野が、そのつもりであるのなら、話は別ですが、そこをはっきりとして裁定すべきです。
悔しさを表す手段として、この行為は決して行儀の良いものではありません。
教育上も良くないことは分かりますが、プロの選手のパフォマンスとしては、理解出来る範囲ではないでしょうか?
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H
阪神 0 2 4 0 2 1 0 0 0 = 9 12
ヤクルト0 0 1 0 3 0 0 1 0 = 5 7
試合は、2回の城島の2ランに始まり、3回の新井の2ランなど、本来の打撃を発揮し、投げては久保が、打たれはしたのですが、要所を締め、9回には藤川の救援を仰ぎ、ヤクルトの抵抗を跳ね除けました。
3回 マートン センターへ2打点 3回 新井 11号2ラン
巨人戦のあと雨で流れ、意気込みが沈みかけたかに思われたのですが、今日の試合を見て、もとに戻ったと少し安心させられる試合でした。
ただし、退場劇がなければ、もっと良かったのですが・・・・・・