徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

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トラ, 監督の器量と能力が問われます・・・・

2011年09月17日 17時06分29秒 | 野球・タイガース

今日も、初回に久保が打たれると、後は気迫も悔しさもなく、無気力で、淡々と負けました。
ブラゼルが復帰したのですが、いきなり5番、マートンが6番、選手の気持ちを汲んだオーダーだったのでしょうか?
その気にさせる選手操縦術も監督の能力なのですが・・・・・・

このような消化試合にしてしまったのは、球団も同罪です。

 

真弓監督は、トラの監督として 今年で3年目となります。
昨年、2年契約をしたということで、来年も契約上は残っています。

2008年、当時、トラの岡田監督は、優勝を逃がしたということで、自ら身を引きました。
昨年、1ゲーム差で優勝を逃がした真弓監督は、今年、最強と言われる軍団を率いて、大いに期待されたのですが、今のところ2位どころか、Aクラスにもなれないのではと思われる様な不様な内容になっています。

そのような時に、あろうことか球団が続投を表明したのには、なにか裏があるのか疑わざるを得ません。
なぜ、このような時の発言だったのでしょうか?
球団の意図も計りかねます。

これだけ期待され、最高の年俸をもったチームが、この低落では、例え球団から続投の意向があったにせよ、辞退するぐらいの意気込みがあれば、残り試合も、マダマダ期待が持てるのですが・・・

昨年の悔しさと言うものが微塵も感じられず、学習能力がないと言われても仕方がない内容です。

監督にも様々なタイプがありますが、一般的に内野手と捕手出身者が向いていると言われています。
現に「昭和の三大監督」と呼ばれた、水原茂、三原修、鶴岡一人や、巨人V9を築いた川上哲治や広岡達郎、野村克也、上田利治、仰木彬らは、球界を代表する名将は現役時代、いずれも内野手か捕手でした。

外野手出身者は不向きと言われるなかで、今年はヤクルトの小川監督やソフトバンクの秋山監督は、いずれも元外野手で、今季のペナントをリードしています。

つまり、両監督とも選手の操縦術も巧みで、力量を把握した上で、「お前に任せた」として、選手をその気にさせているのだそうです。
つまり、個人の能力と自主性を尊重するあたりは、外野手出身監督の特徴なのです。

顧みて、真弓監督も自主性を尊重と言えば、聞こえは良いのですが、そこには戦略も作戦もありません。  ただ打つのを待つだけの作戦のように見受けられます。
今日の解説者も、選手の自主性に任せています、と言っていますが、これは皮肉を含んでの言葉なのです。

そこには、勝利への執念とか闘争心というものが皆無なのです。

一昨日も、微妙な判定にも監督は抗議せず、試合が終わってから、報道陣に、判定に怒ったそうです。 その時になぜ 抗議しなかったのかに対して、抗議しても判定は変わらないから・・・という。
これを聞いて、唖然とし、この人は、プロ野球の監督には向いていないと思いました。

一緒に闘うという気持ちがなければ、選手はついてこないのではないでしょうか?

つまり、監督は、現役時代どこのポジションであろうと、監督ともなれば、勝利に対する執念と選手の能力を的確に把握して、それを最大限に発揮させることなのですが・・・・・