11安打で2点のトラと8安打で4点の巨人。
前から、安打数で勝負が決まるわけではないことを言っているのですが、やはり一つの目安にはなると思います。
つまり、多くのヒットも得点に結びつかないと言うことは、いかに無駄があったかと言うことで、無駄とは、それを有効に使っておらず、無策だったのでは、と言うことは、拙攻が敗戦につながったということです。
野球に限らず、勝負事は、ツキ、タイミングが大事なのですが・・・・
無策の上にツキにも見放されると、勝てないのです。
巨人の得点は、3回、今季初先発の橋本のピッチャーゴロから始まりました。
そのピッチャーゴロを見逃せばファールになると思われたのですが、メッセンジャーが取りに行きますが、間に合わず生かしてしまうのが、ツキのなさでしょう。
7回も、鳥谷のエラーで古城を生かしたのが、ツキのなさです。
今日の巨人は、大幅に先発オーダーを変えてきました。
新たに藤村を2番に据え、ラミレスを外し、新たに高橋、古城、橋本を加え、その人たちが、得点を上げ、オーダー変更で勝ったということで一応成功したようです。
対するトラはどうだったのでしょうか?
昨日、ヒーローになった柴田を外し、浅井を2番センターに入れました。
しかし、その甲斐もなく、全く浅井は期待外れでした。
浅井の打席では、打てる雰囲気がないのです。
この変更は、投手が左ということで外したのでしょうか?
選手を育てようとするなら、右左で変えていては、何時まで経っても育たないのではないでしょうか?
もし、左で変えたのなら、金本はどうなのでしょうか?
確かに経験や実績は違います。 左打者が、左ピッチャーを打てないということにこだわっていては、何時まで経っても育ちません。
浅井には悪いのですが、ここでなぜ浅井だったのでしょうか?
浅井は、今季全く打てません。 打率も2割を切っています。
変わりはいくらでもいるのではないでしょうか?
右打ちなら関本や大和・上本もいてます。
外野手でなくとも、平野を外野に回せば、浅井でなくとも済むのですが・・・・・
この3試合、先発投手の早い降板も気になります。
23日の能見は、5回 85球、3失点。
24日は岩田が、3回2/3 74球、4失点。
今日は、メッセンジャーが5回 80球 3失点。
この降板が早いのか、適正だったのかは別にしても、先発投手が3点を取られて降板しなくてはならないと言うのは、如何に打てなくて、得点出来ないと言うことの証明ではないでしょうか?
後の救援投手が好投していることを思えば、降板は仕方がないとして、あとの得点が出来ないということに問題があるようです。
先発メンバーを見て、トラの生え抜きは、たった2人しかいてません。
外様に頼り過ぎでは、将来のためにはならないんですが・・・・・・
対する巨人は・・・・・・
もっと、生え抜きを大事にして欲しいものです。
両チームの先発メンバー