篠原涼子主演の映画「アンフェア the answer」を見てきました。
このアンフェアは、関西テレビ放送制作でフジテレビ系列で、2006年に放映されたものの映画版の続編です。
映画版は、2007年にも「アンフェア the movie」として映画化されています。
「アンフェア」とは、直訳すれば「不公平」と言うことですが、それより「反則的な行為」と言った方が分かりやすいと思います。
スポーツで、フエアープレーなどと言われ、ルールに沿って公正に勝負することです。
つまり、アンフェアは、その反対であり、規則破りで汚い勝負をすることといえるでしょう。
この映画は、その汚い勝負の連続で、裏切り、裏切られるというものです。
かって警視庁検挙率ナンバーワンだった刑事・雪平夏見(篠原涼子)は、北海道の紋別警察署に異動となります。
平和な紋別では、上司の一条(佐藤浩市)との密会を楽しみつつ、のどかな日々を送っていた。
その頃、東京では、ネイルガンで体中に釘を打ち込むと言う殺人事件が発生していました。
それも連続殺人で、殺人の容疑者が、殺害されるということが繰り返されていましたが、雪平の元夫でジャーナリスト佐藤(香川照三)が容疑者として指名手配されます。
佐藤が雪平の前に姿を現し、かって雪平が佐藤に解析を依頼したUSBメモリを彼女に手渡します。
その佐藤が殺され、雪平自身が、殺人容疑がかかり、彼女も逮捕されます。
USBメモリを巡り、元夫、同僚、上司、検察、そして凶悪犯罪者が入り乱れて、暗躍します。
その背後には、国家を脅かす巨大な陰謀が絡み、USBを誰が手にするか、裏切りと策謀が・・・・・・
最後の最後に、裏切りがあり、一体だれを信じたら良いのか、そしてそのUSBの内容はどんなもので、どうなるのか・・・・・・
これが映画の面白いところで、あり得ない、考えられない、どんでん返しが待っています。
結構、マンガ的で、楽しめた作品でした。