某駅を出てから数分後に到着したバス停で、一人のおじさんが降りた。続いて一人のおばさんが前へやってきて「ここは6つ目のバス停かねぇ?」と言った。私は予想外の質問にちょっと慌ててしまった。「えぇ~っと… ひ…ふ…み…よ… ココが5つ目なので… 次ですね」と答えたものの、とても不安だった。発車してからも、頭の中で二度三度と数え直した。そして次のバス停に到着して、私は「ココでよろしいですか?」と尋ねたが、おばさんは「ありがとう」と言って降りて行った。誰かに「某駅から6つ目のバス停で降りてね」と教えられて来たのだろうか… もしも、それが“15個目のバス停”とかだったら大変だったなぁ… そう思った時に、整理券発行機の操作パネルが目に入った。そう、そこには進んだバス停の数がカウントされているのだった…(ただし、某駅が一番目とカウントされているので、一つ差し引いて考えなければならない) もっと早く気付けよ! 毎日、見てるんだから…
午後9時過ぎ、某駅を発車した時の乗客はわずか2名… 途中で一人の男性が乗ってきて、すぐに1000円札の両替を始めた。私は、その男性が両替金を手にして“(運転士の)背後席”に座るのを確認してから、バスを発車させた。そして「ピンポォ~ン! 次は●●…」と車内音声が流れると同時に、その男性が「あれ? そんな…」と声を発したのである。私は「まさかバスを間違えた? 否、ここはこの路線しかないはずだし… 逆方向へ行きたかったのか?」などと考えていた。が、私の予測は見事に外れていた。赤信号で止まるとすぐに、その男性が「今、両替をしたら5円玉が入っていたんだけど…」と言いながら、手の平に載せた100円玉9枚と5円玉1枚を数えて見せたのだ。私はまったく予想外の展開に、一瞬、言葉を失ったけれど「はぁ… そんなこともあるんですねぇ… すいません」と言いながら、自分の財布から100円玉を出して、その5円玉と交換した。
営業所へ戻って、そのようなことが過去にあったかどうか上司に聞いてみたところ… 「あぁ、それくらいのことはあるだろう? じゃあ、その5円と100円を交換するから…」と言われた。しかし、私は「いいえ、この5円玉は私が買い取ります。己の“能力”の20倍も発揮した5円玉ですよ! 何かあるかも…」と言った。が、ちょっと考え方を変えれば、詐欺師の5円玉とも言えるのか… それにしても弊社の両替機は、両替者が立ち去ってから最後の1枚を出したり、100円玉の中に5円玉を混入させたり… 動物と同じで飼い主に似るのかな??? ハハハ…
今週のジャパンカップも堅く収まりそうですね。ウオッカとディープスカイの一騎打ち… 3着争いには、ルメール騎乗のアサクサキングスと菊花賞制覇で勢いに乗るオウケンブルースリか… マツリダゴッホは中山競馬場しか走らないし、メイショウサムソンには武豊騎手の落馬骨折でケチが付いた感じだし… 今年の外国馬4頭の前評判は低くて論外… かと思いきや、そこに期待するしかない。波乱を期待するならば、“走ってみなければ分からない外国馬”を買うしかない。日本に到着してから熱発して順調さを欠いているマーシュサイドを除いて…
ペイパルブルは昨年のジャパンカップで7着だった馬、パープルムーンは一度障害レースへ転向した程度の馬… ということで、日本では文字数オーバーで登録できないシックスティーズアイコンに期待します。
バスを乗り場に着けた後、バスから降りて自販機の前へ… 「さぁ~て、いつものブラックにするかな」と、私は120円を投入して缶コーヒーを買っていた。その横を、携帯電話を手にした女子高生が「ざけんなっつぅ~の…」と“美しくない言葉”で話しながら歩いて行った。数分後、私がバスへ戻ると、さきほどの女子高生がバスに乗らずに電話で話し続けていた。私は「ちゃんと話が終わってから乗車するんだぁ~」と感心しながら、前扉からバスに乗り込んだ。すると、目の前の“助手席”に座っているスーツ姿のオッサンが携帯電話で話をしていた… 私がすぐに注意したことは言うまでもない。我々オッサンが、若い人たちの手本にならなければいけないのに… ちょっとガッカリ… そういう私も気をつけねば…