今日の午後は、某地域巡回バスをやりました。が、いつも使っているバスではなく、少し幅広タイプの… そう、私が二度もミラーを落とした“あのバス”を使いました。ただし、今日は私がミラーを落とした地域とは別の地域の巡回バスでした。そこでいつも使っているバスは、お客様の乗降口が一つ(中扉)しかありません。また、乗車時に100円を運賃箱に投入してもらっています。ところが、“あのバス”は乗車口が中扉で、降車口が前扉となっているので話がややこしい。最初は「乗り慣れている扉の位置が良いだろう」と思って、中扉から乗ってもらいましたが… 「100円は何処に入れるの?」と言いながら前へ来る人あり、「100円は降りる時でいいよね!」と言いながら後ろの席に座る人あり… 人によって行動がバラバラで困ってしまった。しかし、この地域巡回バスの“乗車時に支払い”というシステムに従う人の方が多かったので、途中からは前扉から乗車してもらうと同時に100円を支払ってもらうようにしました。
しかし、これはまずい。扉の使い方が、“あのバス”本来の使い方とは逆になってしまうからである。つまり、中扉(本来は乗車口)を開けただけでは降車ランプが消えないのである(1月27日の日記「誤解されてるかも…」参照)。案の定、私はあるバス停でお客様を中扉から降ろしただけで発車してしまった… 前扉も開閉して降車ランプを消さなければならなかったのに… 降車ランプを点灯させたまま走り出してしまったのである。このままでは、次のバス停で降りたい人が意思表示できないので、私は乗降客の有無にかかわらず停まらなければならない。幸い、今回はすぐに気付いたので、「あっ、ランプが点いたままでしたね」と言いながら、前扉が開かない程度に開閉レバーをコンマ何秒だけ操作してランプを消しました。そして、改めて「次は○○停です」と案内しました。しかし、反応がなかったので○○停を通過しました。そして「次は△△停です」と案内したところ、「ピンポォ~ン」とブザーが鳴ったので、私は「はい、次停まります」と言いました。そして△△停に接近したところで一人のお婆さんが「すいません、間違えました」と言ったので、私は「他のお客様はよろしいでしょうか?」と言いながら△△停で扉を開閉してランプを消しました。すぐに発車して「次は××停です」と案内すると、再び「ピンポォ~ン」と鳴りました。××停では3名ほどのお客様が降りました。そして発車… 今度は忘れずに前扉も開閉しました。私がバスを走らせながら「次は☆☆停です」と案内したところへ、さきほどのお婆さんが運転席のすぐ横までやってきて「私ね、○○停で降りたかったんだけど…(えぇ!? 今頃になってそんな…) ランプが点いていたのに…(その前のバス停を発車した直後はそうでした。その後、一旦消してから改めて案内しましたけど…) 音は聞こえなかったんだけどね…(ランプが点いたままの状態では押しボタンは反応しませんので…) バスが○○停を通過したから慌ててブザーを押したんだけど…(それは、私がその次の△△停を案内した後だったから… それでも「ココで降ろして!」と言ってもらえれば停まったのに…) 今までそんなことなかったんだけど…(いつものバスは扉が一つしかありませんので、そういうミスはありえません…) バスがもう一周するまで乗っていますから…」と私に言った。私はバスが走行中ということもあり、とりあえず一言だけ「すいませんでした」と謝罪しました。それに、お婆さんが「もう一周乗っている」と言ったので、後ですべて話して改めて謝罪しようと思ったのです。ところが、その次の☆☆停に乗客があったので停まったところ、お婆さんは「あっ! やっぱりココで降ります」と言って降りて行ってしまったのです。お婆さんへの謝罪も中途半端で、私の気分もモヤモヤしたまま… お婆さん、ゴメンナサイ。