先日、仕事帰りに車を走らせている時だった… 左ミラーに変なモノが映っているのに気が付いた。よく見ると、それは“給油口キャップ”だった。
私は「ヤバイ! 恥ずかしい!」と思いながら、コンビニの駐車場へ車を入れた。もちろん買い物もするのだが、その前にキャップを閉めよう… と、私が車から降りるよりも早く、若い男性がやって来て「フタが開いてますよ」と教えてくれたのでありました。
その男性は、私がコンビニの駐車場へ入る時に、歩道を歩いていたのだが… しっかりと見られていたのだ。私は「あ、そうですか。ありがとうございます」と知らなかったフリをしつつ、内心では「あら、見てたのねぇ~!」と裏声で叫んでいた。
セルフのスタンドで給油をするようになって早何年… 初めての失態である。数年前に私が初めてセルフ給油した時、何処かの誰かの“給油口キャップ”が置き去りにされていたのだ。だから私は「こういうことがあるから、キャップを左手に持ったまま給油しよう」と思い、そのように実行してきた。
ところが、昨秋から乗っている車は、給油口キャップが短いヒモで車体と繋がっていて、「左手に持ったまま…」とはいかなくなっていたのである。そして今回、給油完了後に機械から出てくる釣り銭に気持ちが行ってしまい… 確かに、ヒモ付きならばキャップを置いて来ることはないだろうけど… 私にはビミョーな工夫かも…
先日、ある路線を走っていたところ、すれ違ったバスの運転士の様子がどこか変だった。もちろん“挨拶禁止”ということで、手を挙げなかったのだけれど… ただ何となく様子が…
すると、そこから二つ目のバス停で車椅子の乗客が待っていた。そう、ちょっと前に私がお叱りを受けた“あの人”である。しかし、さすがに今回はボケの私も順番通りに乗車扱いすることができた。前回は「やること(乗車の順序)もやらんで注意する(携帯電話の使用)とはどういうことだ!」とか「松井くん、いい加減にしとかないかんぞ!」とか言われていたので、私は「やることをキッチリやった今回、もしも電話を掛けようものなら前回以上に厳しく注意するぞ!」と思っていたのだが… 何事もなく、その人の目的地に到着してしまった。
そこで私が降車のためにスロープを出していたら、意外にもその人から「運転席で何かピィーって鳴ってるよぉ~」と声を掛けられたのである。驚いた私は「あ、あぁ… (細かい説明をしている時間はないから…)シートベルトを外すと鳴るんですよ。すべてのバスではありませんが…」と答えた。するとその人は「今はマイカーにもいろんな装置が付いとるけど、よく分からんもんもあるでなぁ~」と言ったので、私は「えぇ… ちょっと鬱陶しく思うものもありますね」と答えた。
う~む、意外な展開… 今後、もっと“火花が散る関係”になるかと思ったのだが… ほとんどの乗客が何も言わない中で、あんなに気軽に声を掛けられてしまうと… 次回、もしもその人が車内で電話を掛けたらどうしよう!? もちろん注意しなければならないのだが、私としては心情的にねぇ… しかし、そんな私の気持ちとは無関係に「電話して何が悪い!」と言い争いになって… 結局、そこで“火花が散る関係”が構築されたりしてね。ハハハ…
今朝8時過ぎ… あるバス停に4分遅れで到着した。一人のおばさんを降ろして「さて、発車…」と思ったところ、後方から走って来る女性が左ミラーに映った。
私は降車口を閉め、乗車口を開けて待った。すると女性が掛け込んできて「すいません、ありがとうございます」と言って… さらに「今日はどえらい(=すごく)早いなぁ~!」と独り言のように言ったのである。
あらそう… 4分くらい遅れてるんだけど… それでも早いって… もっと遅れた方が良かった!? いつもはもっと遅れてるの? そんな馬鹿なぁ~! お姉さん、ええかげんなこと言わんでちょ~!
午前中、あるバス停で乗降客扱いを終え、着席確認をして… 目の前の信号は青、その先の信号も青になったばかり… 「さぁ、発車だ!」と思った時、車内中央付近に立っている男性が“車内観覧席”にいる子供を手招きしたのである。私は行きたい気持ちをグッと抑えて、子供の移動完了を待っ… しかし、子供は動かなかった。そこで私はすぐにバスを発車させたけれど、無情にも信号は赤に変わってしまった。そのため、その先の信号も目の前で赤に変わるタイミングになってしまい… その後、すべてのリズムが狂ってしまったようで、バスはどんどん遅れていった…
午後、あるバス停から乗って来た若い女性が「土日切符(600円)が欲しいんですが… 一万円札しかないんですけど…」と言った。私は一瞬「えぇ~っ!?」と思ったけれど、その時はバス停での時間調整が必要なほど順調に走っていたので、ゆっくりと間違えないように釣り銭を数えて“二重の意味”で「ありがとうございます」と言った。が、ふとミラーを見ると、同じく某駅へ向かうバスがすぐ後ろに… 別方面からのバスが遅れて来たのだろう。私にはちょうど良い“一万円札”だったけれど、そのせいで後ろのバスはさらに遅れてしまったようで…
ちょっと前… ある新聞に「バスがすれ違う時に、運転士が手を挙げて挨拶するのは、片手運転になるし脇見運転にもなるのでやめてほしい」というような内容の投書が掲載された。完全弊社(外見も中身も弊社!)においても、過去に何度か“挨拶禁止令”が出たことがあるが、すぐに有耶無耶になっていた。しかし、今回は「マジで禁止」にする雰囲気があったような…???
だから私は“片手運転”にならないように… マニュアル車ではギアチェンジせずに走っています(ウソ)。バス停を通過してもバス停表示を次に送るボタンを押していません(ウソ)。さらに“脇見運転”にならないように… 乗客の有無を確認せずにバス停を通過しています(ウソ)。時刻の確認も、バス停の確認も、スピードの確認も… すべてやっていません(ウソ)。
しかし、バスに向かって手を振る子供を発見すれば、子供を見て(脇見をして)手を振って(片手運転をして)しまいますねぇ~。ハハハ…
おまけ:私の第二の故郷とも言える長野市で飲み会があった。長野駅から徒歩3分… 5分… 酔っていてよく覚えていないけれど、“てんやわんや”という串焼き屋さんには驚かされた。何本か出された串焼きの中に、私の苦手なレバーがあったのだが… それがまったく臭くなくて美味しかったのである。ごま油ともよく合って… いやぁ~ホント、久しぶりに食べ物で驚かされたなぁ~!