あるバス停から数名の乗車があり、その中の一人が背後席に座った。そして、発車して2分と経たない内に「お疲れっすぅ~!」というバカでかい声が背後席から聞こえてきた。言うまでもなく、ケータイ男(推定30代前半)が話しているのだが…
とにかく、これまでに遭遇したケータイ人間の中でも“最大級のバカでかさ”だったので、それだけでも“有罪確定”なのだが、話の内容も「髪の毛がどーのこーの…」と、これまたどうでもいい内容だったので、私はすぐに注意した。
ところが、聞こえているのかいないのか… 話を止めるどころか、声がさらに大きくなったような気がした。そこで、私はもう一度注意したのだが、完全に無視されてしまったのである。
交差点を左折した先の信号は赤… いつもは「どうせ赤だから」とノンビリ走って行くところ、「シッカリと顔を見ながら注意しなければ!」と思った私は、サッサと停止線まで行って止まった。
そして、窓際から背後席を覗き込んで「早く電話を止めて…」と言い始めたのだが、相変わらずケータイ男(某関取似)は完全無視を継続していた。その瞬間、私は“今回は徹底的に行こう”と決意して「お客さんっ!」と“口撃態勢”に入った。
すると、私の“本気度(?)”が伝わったのか、ケータイ男は急に小声になり「今、バスん乗って… いや、バスっす。また後で電話します」と言ってから電話を切った。もちろん、「すいません」の一言もなく、私の方を見ることもなかった…
あぁ、一年の締め括りくらいは“気持ちいい話”が書けるかと思っていたのだが… またまたケータイ男が現れてしまった。ホントに続く時は続くんだよなぁ… まぁ、新年を目前にして“悪いモノ”を出し尽くしたと解釈しよう!
今、世間は年末年始休みの真っ只中ということで、バスの乗客も交通量も少なく… 毎年のことながら「いつもこんな感じだったら、仕事も楽なんだけどなぁ~!」と思ってしまう。もっとも、そんな状態では給料まで少なくなってしまうんだよね。ハハハ…
では、皆様… 良いお年をお迎えください。
私は「はい、いいですよ」と言いそうになったが、200円は運賃箱の中… 手元に400円の現金しかなければ「松井、200円ネコババしたのか!?」と疑われても仕方がない状態になってしまう。
私は、最後の手段である“自腹で200円”を出す前に、こういう時のための“バス専用の金券”を使おうと思って「またいつか“200円を払って”バスに乗ることがありますか?」と尋ねた。
「今回も、最初は200円を払って乗ったくらいだから、近日中に使うことがあるだろう」と思っていた私の予想通り、彼女の返事は「はい」だったので、私は200円分の金券をカバンから取り出した。
そして「乗られた時の200円を、この金券でお返しします。現金と同じように使って下さい。ただ、バス専用なので、地下鉄では使えません…」と簡単な説明をしていたら、彼女が「あと400円出せばいいですか?」と言ったのである。
ボケな私は思考回路の切り替えができずに「はい。とりあえず、この券でさっき入れた200円をお返しするので、あと4…」と言いかけ、すぐに「あ、すいません。これはこれで200円をお返しするので、土日切符は普通に600円で…」と言い直した。
すると彼女は「それじゃあ… いいです」と言って、駅の改札口の方へ行ってしまった。私は間違った応対をしていないつもりだが… 何となく悪いことをしてしまったようで… 気分がスッキリしない。
その後、この話をしていたら、「そういう場合、どうしてもアレだったら現金で返して… 営業所へ戻ってから、そのように言えば200円くれるよ」と言われた。そうだったのかぁ… もっと早く聞いていればなぁ…(がせネタだったりして!? ハハハ…)
朝から夕方までのバスレーンくねくね路線では、大体すべてのバス停で止まると考えている。その時間帯とバス停の場所によって“乗る人だけ”“降りる人だけ”“その両方”という違いはあるが、ほとんど止まっている。だから、バスが時刻表の時間よりも早くなることがなく、時計を見る必要もない。
しかし、夜遅くなってくると、市内中心部に近いバス停以外での乗降客が激減する。ということは、途中で通過するバス停が増えてくるということで… これが、不器用でな私にはキツイ展開となってしまうのである。
本当にバス停に乗客はいないのか?(バス停をしっかりと見る)、降車客はいないのか?(降車ランプを見る)、時間よりも早くないか?(運行カードと時計を見る)…
さらに、スピードが出過ぎていないか?(スピードメーターを見る)、対向のバスレーンを車が走ってきていないか?(バスレーンを見る)、バスが来ていたらどうするのか?(ウインカーなどで動きを予測する)、交差点で先に行くのか、後に行くのか?(どちらが優先かだけでなく、お互いに考えて譲り合いの精神で擦れ違う)…
狭いバスレーンを走りながら、あちこち見なければならず… あれこれ考えなければならず… そして、バス停を通過した直後に交差点がある(=バスレーンがくねくねと曲がっている!)ので、自称“ノミの心臓”の私は「ひぇ~~~っ!」と思っていたりする。ホント、寿命が縮む思いである…
夕方の市内中心部で、ケータイの着信音を鳴らしながら乗ってきた男が背後席に座った。そして「あぁ××だけど…」「うん…」「外で食べて帰るから…」などと“周囲を気遣う様子もなく”話し始めたので、私は“有罪”と判断した。
そして、いつものように「バスの中で電話をしないで下さい」と注意したところ、しばらくして男は電話を切ったのだが… 「すいません」の一言もなく、何やらブツブツと独り言を言い続けていた。
約1時間後、その逆方向に走っていたら、またもや背後席に座った男が電話で話し始めたのである。どうやら“居酒屋の場所を教えている”ようだったが… やはり“気を遣わない話し方”だったので“有罪”と判断して注意した。
すると、しばらくして電話を切って、「はぁ~~~~~」と大きな溜め息をついたのであった。溜め息をつきたいのはコッチだよ… 私だって、好きで注意しているわけじゃないんだから…
先日の夕方、バスの発着場の近くにある“一般的なコンビニとは少し違う雰囲気の… でも一応コンビニのような店”へ行って、その日の夕食となる“栄養バランスチョコレート菓子とブラック缶コーヒー”を買った。この種の店によくある“賞味期限切れ”に注意しながら…
代金は246円なり… 私は財布から250円を出した。すると、お店のお婆さんが釣り銭として5円を出したのである。私は「1円少な… 否、多いじゃん!」と思って何か言おうとしたら、お婆さんが「いいよ、いいよ」と言ってくれたので、私も「えっ!? ありがとうございます」と言った。
こんなことは“一般的なコンビニ”では有り得ないことである(マジで間違えることはあるかもしれないが…)。昔からの八百屋さんというか、たばこ屋さんというか… そんなノリが“一応コンビニ”の良いところかもしれない。
今後は、5分ほど歩いたところにある“一般的なコンビニ”へ行かず、この“一応コンビニ”をもっと使うようにしようかなぁ… しかし、賞味期限だけはしっかりと確認しなければいけない。一応…