バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

くもりのちクリア

2017年05月31日 20時23分52秒 | バス運転士
先日の夜、天気予報で「くもりだけれど、急な雨に注意」と言われていた通り… 傘が必要なくらいの雨が降り出した。そして、あるバス停で時間調整停車をしていたら、ちょっと派手なねずみ男… 否、水色の雨合羽を着て顔だけ出した猫背のお婆さんが乗ってきた。一瞬、口の周りの小じわ(?)がヒゲのように見えてしまった…(こらこら!)

その後、左右のミラーに水滴が付き始めたので、電動ミラーヒーターのスイッチを入れ… フロントガラスが曇りそうだったので、デフロスターを使って温風を吹き付け… その時、急に土砂降りに変わったので、ワイパーをフル稼働させた。それから間もなく、フロントガラスの内側が曇り始めたので、デフロスターを“弱”から“強”に切り替えた。

しかし、予想以上に車内湿度が高かったようで、運転席横の窓ガラスは完全に曇り、フロントガラスも下半分しかクリアにならなかった。つまり… せっかく左右のミラーをヒーターでクリアにしても、私との間にあるガラスが曇っているせいで何も見えず… 左折時に止まっても見えないものは見えず… 「何も来ませんように!」と祈りながら、ゆっくりと左折したのだった。

そんな状態で運転を続けるのは無理なので、私は「ちょっと寒いかもしれないけど…」と思いながら“冷房&除湿”のスイッチを入れた。すると、どうでしょう! 見る見るうちにフロントガラスがクリアになったのだが… それと同時に乗客の一人がくしゃみを、他の乗客が咳を連発… 一瞬「スイッチを切るか?」と思ったけれど、「いやいや、視界が悪いのは危険すぎるから… 許して!」と思いながら、私も肌寒さを感じながら運転を続けたのだった…(オマエはいいよなぁ~ 昔から“××は風邪を引かない”って言うからな! ハハハ…)


朝の某地区(郊外)巡回バスで…

2017年05月30日 21時50分53秒 | バス運転士
始業点呼の時に「松井くん、今日は団体乗車があるぞ!」と言われて、“団体乗車受付票&領収書”を手渡されたのだが… なんと! 受付票に書かれていた人数は“大人2人&幼児5人”であった。「どこが団体やねん! まさか… 大人2人&幼児50人を聞き間違えたんじゃないだろうなぁ~」と少し不安に思っていた。

が、指定されたバス停に到着すると… ちゃんと“大人2人と黄色い帽子をかぶった幼児5人”が待っていた。私が大人・2・小人・1とボタン操作をしてから、大人の1人が運賃520円を投入… 私は用意されていた※※幼稚園様宛の領収書を手渡した。

その後、全員の着席を確認してから発車… と思ったら、大人の1人が立ち上がり、幼児2人に座席の移動を指示… 「おいおい… 何をやっとるんじゃ?」と思ったら、大人がスマホを使って幼児たちの写真を撮っていた。ま、巡回バスだし… 個人的にそういう雰囲気は嫌いじゃないので、撮影が終わってからゆっくりと発車したのだった…

また、通勤通学時間帯が終わった頃… あるバス停で一人の生徒くんが乗った。私は「あれまぁ~ 寝坊したのかな? いかにも“寝起きです!”って顔だもんなぁ~」と思っていたら、彼が100円玉を1枚ずつ… 運賃箱に200円を入れて行こうしたので、私は「あの…」と呼び止めた。

すると彼は“運賃210円、投入金200円”という表示を確認… そして、まずは硬貨投入口を覗き込み… 次に運賃箱の周辺を見回し… いかにも「その辺に10円玉が落ちてない?」という動きだったが、しばらくして「おかしいなぁ~ 入れたはずなんだけど…」とでも言いたそうに、もたもたと財布から10円玉を取り出して投入したのだった… きっと、まだ脳ミソが夢と現実の間でフラフラしていたに違いない。(そういうオマエは、常にそういう状態だもんな! ハハハ…)


何も喋らんでいいよ

2017年05月29日 20時01分22秒 | バス運転士
昨日は、一昨日とは違い… 朝5時過ぎに始業点呼を受けた。まずは某総合駅まで回送で行き、そこから某運動場へ向かって6時半頃に発車… この便は、これまでに何度もやっていて、必ず一人か二人は乗客がいたのだが… 昨日はゼロだった。

某運動場で約30分の休憩後、某総合駅まで10人くらい乗せて行った折り返し… 某総合駅で5~6人を乗せて発車、途中でチラホラと乗降客扱い&チクタクと時間調整停車しながら路線の終盤に入った頃… あるバス停で一人が降り、入れ替わるように一人のお婆さんが乗った。

そして、そのお婆さんが「あら…」と呟いて通路を歩いて行き、「終点までお願い」と言いながら車掌席に座ったので、私は「ひょっとして他に誰もいないのか? そういえば、以前… “誰もおらんから何も喋らんでいいよ”と言ってくれるお婆さんがいると聞いた記憶があるのだが…」と思った。

お婆さんは、顔見知りに会って「あら…」と言った訳ではない(なぜならば、その後の会話がない)ので、他に乗客がいない可能性は高く… 実際、車内ミラーにも映っていなかったのだが、運転席から身を乗り出して確認したわけでもなかったので、「いつも通りにやろう」と思った。

が、やはり「終点まで」と言ってくれた(=途中のバス停案内は不要という)お婆さんの気持ちも考え… 私は独り言のようにバス停名だけを小声で呟きながら運行を続け… 最後だけは、いつも通りに「ご乗車ありがとう~」と大きな声で言い、お婆さんも「ありがとう~」と元気よく降りて行った…(そのお婆さんがモニターで、“罠”だったら笑っちゃうけどな。ハハハ…)


お爺さんの行きたいバス停は…

2017年05月28日 19時46分29秒 | バス運転士
今日の午後は某地区(街中)巡回バス… あるバス停で乗ったお爺さんが「これは××停には行かんよねぇ~」と言ったので、私は「えっ!? ××停ですか? 今、××停から来たところなので行きません」と答えたのだが、お爺さんが再び「××停、行かんよねぇ?」と言ったので、私は後方を指差しながら「××停は逆方向です」と答えた。

しかし、お爺さんは私の話を聞いているのかいないのか… 「あぁ~」と返事をしながら優先席に座ったので、私も「はぁ~」と心の中で溜め息をつきながら、「お爺さんの行きたい場所が何処なのか知らないけれど… ん? ひょっとして、バス側面の“経由表示”に××停が出ているのを見て“おかしい”と思ったのかも!? ま、これで目的地が××停だったら笑っちゃうんだけどなぁ~」と思った。

バス停を発車してしばらくすると、そのお爺さんが通路を歩いて来たので、「まさか… 嫌な予感…」と思っていたら、お爺さんが「▲▲町停は止まるよねぇ?」と言ったので、私は「あぁ~ 良かった。××停じゃなくて…」とホッとしながら「▲▲町停… はい、止まりますよ」と答えた。

すると、お爺さんが「▲▲町停の前に某スーパーがあるんだよねぇ?」と言ったので、私は「えっ!? 某スーパー? あぁ~ それは▲▲町停じゃなくて、◎◎町停ですね」と答えたのだが… その時、私は「あぁ~ また後輩のことを思い出しちゃったがやぁ~ ま、これで今後は急に“◎◎町停、行く?”と聞かれても、“どこだっけ?”と戸惑うことなく即答できるぞ」と思ったのだった…


今月いっぱいで退職!

2017年05月27日 20時54分19秒 | いろいろ
今日の私は11時半頃から乗務開始… その一本目の発車時刻まで数分となった時、カバンの中から“携帯の震える音”が聞こえてきたので「なんじゃらほい? とりあえず見てみるか」と思って携帯を開いたところ、それはテニススクール仲間▲▲さんからのメールで… 立て続けに三通も入っていた。

その一通目には「これから◎◎コーチ(若い男性)に“新たな職場での活躍を祈って”ネクタイをプレゼントします。メッセージありますか?」と書いてあったので、「そんな急に言われても…」と考えながら二通目を開いたところ… 「ごめんなさい。◆◆さんが(松井の)代筆をしました」と書いてあった。

「えぇ~!? ま、いっか」と思いながら三通目を開いたら、ピンクの薔薇に“◎◎コーチへ。大好きですハート。松井”というメッセージの書かれた写真が… 「おいおい!」と思った私は「ま、好きなのは事実なので良いとして… “何事も考え方ひとつで変わります。頑張って下さい”と伝えて下さい」と▲▲さんへメールを送った。

すると、▲▲さんから「意外と真面目」という返事が来たので、「今、その場にいたら、あ~だこ~だと余計なこと(つまらんこと)を誤解のないように言うけれど… その場におらず、短い言葉でつまらんことを言おうとすると、誤解を招く恐れがあるので…」とメールを送ったら、「なるほど」と返事が来た。

◎◎コーチは、自分のクラスに“ストローク好きの受講生”が揃った場合は、“お客様の要望(ストレス発散)に応えるべく”ボレー練習などをやらずにストローク練習だけをやったりして… そんな“コーチらしくない”ところが特に好きだった。きっと、新たな職場でも“お客様の要望”を第一に考えて、良い仕事をするに違いない。ファイト~!