バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

最近は短くなって…

2008年02月29日 09時56分57秒 | バス運転士
こう毎日のように「バス車内での携帯電話の使用は…」と言わされると、いい加減アホらしくなってくる。いまさら「マナー違反だとは知らなかった」とは言わせない。最近は「バスの中で電話しないでください」と短く言うことが多い。大声で話すなどの悪質な奴に対しては、いきなり「おい! 電話やめろ!!」と言い放つこともある。これまでも“二度目の注意”でキツク言うことはあったけれど、最近は台詞も気も短くなってきている…(vs携帯電話限定)

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携帯電話とオバ様とオッサンの話

2008年02月28日 10時11分35秒 | バス運転士
いつものように、私がバス車内での携帯電話使用を注意したところ… 「ちょっと、あんた! 電話駄目だって言ってるでしょ!!」と、オバ様の後押しがありました。私のシュートがゴールポストに当たったところ、オバ様が豪快にボレーシュートォ~!! って感じでしょうか?

某駅で発車時刻待ちをしていたところ… 駅の改札口方面からオッサンが携帯電話で話をしながらバスに近づいてきた。「まさかそのまま乗ってくるんじゃないだろうなぁ…」と思っていたら、バスの乗車口前で立ち止まって大声で会話を続けていた。あのぉ… 確かに、そこはバス車内ではありませんので、気持ちはありがたいんですけど… 何もバスへ向かって大声出さなくても… それじゃあ、意味がないと思うんですよねぇ… 電話が終わったオッサンは、バスに乗り込んだ。う~む…

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相性最悪?

2008年02月25日 21時56分17秒 | バス運転士

今日も某市の地域巡回バスでした。バスも昨日と同じく“幅広タイプ”のままでした。昨日との違いは“日曜日と月曜日”ということです。狭い道路の交通量が多いのです。トラックも多いです。だから、昨日よりも更に… 臆病なほど慎重に運転しました。すれ違うトラックの運転手から「サッサと通れよ!」と言われそうなくらい… そんなこんなで、午前中は遅れ遅れで走っていました。

そんな中、バスの異変に気付きました。「サイドアンダーミラーがない…」そう、約一ヶ月前に私が壊したあのミラーです。「えっ!? まさか… またやっちゃった???」一瞬、青ざめましたが、昨日も今日も超慎重に運転していて、ミラーを何かにぶつけたような記憶は一切ないのである。

昨日の朝、乗る時には確かにミラーが付いていた。「あぁ、私が壊したミラーは新しく取り付けられているなぁ…」と思ったからである。今日の朝は… 記憶にない。「ひょっとして、今朝から外してあったのかな?」とも思ったけれど、昨日の今日でわざわざ外す必要はないのである。やはり、何処かで落としてしまったのか…??? その後は、道路の左隅をチラチラと見ながら走っていた。特に、木の枝などが道路に突き出ている場所を重点的に… しかし、見つからなかった。諦めかけていたところで、某所内の歩道上に“それっぽいもの”を見つけた。「あっ…」と思ったけれど、様々なことが頭に浮かんでしまって、そのまま走り抜けてしまった。そして、終点でバスを降りて営業所へ電話をした。「拾ってきて!」ということだった。約90分後に同じ場所を通ったけれど、既に“それっぽいもの”はなくなっていた… 誰かが持ち去ったのだろうか? それとも見間違いだったのだろうか…

運行終了後、営業所へ戻って改めて見てみると、ミラー本体だけでなく、それに接続しているアーム状のものも抜け落ちていることが分かった。要するに“取り付けが甘かった”ようで、ネジが緩んだことによる落下とのこと… よって、私は無罪放免となりました。それにしても、私とこのバスとの相性は良くないようで… 次回は何が起こるかお楽しみに! ハハハ…


こっちは氷河期、あっちは…

2008年02月24日 22時17分47秒 | バス運転士
今日は某市の地域巡回バスでした。約一ヶ月前にミラーを壊した“あの”仕事です。バスは相変わらず“幅広タイプ”だったので、狭い道路では慎重に運転しました。特に“あの”場所では…!! それがまた、タイミング悪く対向車が来るんですよねぇ… 狙ったかのように… 今日は「大丈夫だ」と思っても止まりました。

そして、迎えた最後の一周。そこで気付いたことは「あ、明るい…」。あれから一ヶ月経っているので、日没時刻も遅くなっていたのです。「明るい」と言ってもヘッドライトは点灯させた方が良い程度ですが、少なくとも“あの”木はハッキリと見えました。「これだけ見えていれば…」と、今日は無事に通過しました。

その後、某駅に到着して数名の乗客が… その中に、若い男女の姿がありました。「このバスは○○へ行きますか?」と男が言った。「○○は… もう一台のバスが行くけれど、今日はもう終了しました」と私は答えた。「○○の近くへは行きませんか?」と男が言った。「う~ん… △△まで行くから、そこから歩くしかないかもしれない…」と私は答えた。「△△はグランドがあるところですか?」と男が言った。「そうそう、テニスコートとグランドがあるところ…」と私は答えた。二人はしばらく考えた後、バスに乗ってきた。途中で二人以外の客がすべて降りてしまったので、私は「(△△から○○への道順を)地図で確認しますか?」と声を掛けたけれど、「あ、いいです」とアッサリ断られた。多分、わかっているんだろうと安心した。それはそうと… 客が二人っきりになったのをいいことに、男は女にもたれかかって… 何やら怪しげな雰囲気… 私は「てめぇ、それ以上やったらバスから叩き出すぞ!」と思っていた。今日は風も強くて寒い一日だったというのに… アツアツですね、まったく…。こっちは“お見合いを申し込んでも、会うことすら許されない”氷河期のような状況だというのに… あぁ~若いっていいね! ハハハ…

少しくらい… どうでしょう?

2008年02月23日 16時01分11秒 | バス運転士

バスの発車間際に一人の女が帰るコールをしていた。その電話はすぐに終わった。が、しばらくすると別の男が電話を始めた。こいつは声が大きかったが、電話はすぐに終わった。どちらも短時間で、私が注意する前に電話を切ってしまった…。これは、私がずっと不安に思っていたことが現実になった瞬間である。

「少しくらいいいだろう」と思っているのは乗客だけでない。私もそうなのである。だからこそ、一人目の女を見逃してしまった訳だが… それによって、二人目の男を注意することが出来なくなってしまったのだ。今回は二人で終わったけれど、もしも三人目四人目と増えていった場合… どうするれば良いのか?(いっそのこと全員がやってくれれば、不愉快に思うお客様がいないということで問題ないのだが…) そのような連鎖を認めないならば、一人目をビシッと注意しなければならない。たとえどんなに短い会話であろうと… あるいは、着信音が鳴っただけで注意すべきなのか…??? NO! そんな息が詰まりそうな車内なんて… 私も嫌ですよ。ホント、考えだすと夜も眠れなくなっちゃう…(ウソです)