バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

初めてのコスプレテニス

2021年01月31日 19時33分15秒 | いろいろ


先週の土曜日、いつものようにテニススクールでレッスンを受けたのだが… 隣のコートでレッスンをしていた男性コーチから「松井さん! 今日は面白Tシャツじゃないの? 来週は着て来て下さいよぉ~」と言われた。これまでに“洒落で済むテニススクール以外では着られない(今なら職場でも着られる?)派手なTシャツ”を着て行ったことが何度かあるだけで、いつも変なTシャツを着ている訳ではないのだが… ついつい私は「それじゃあ、何か考えておきます」と答えてしまった。

その時、私の頭の中には「2月の第1週には節分があるから、職場で使うフェイスシールドのテーマは鬼にしよう」という考えがあったので、「来週のテニススクールでは鬼になろう」と思った。帰宅後、超大手通販サイトで検索… 鬼の“コスプレセット”は高額だったので、鬼の“パンツだけ”を注文したのだが、「やっぱりツノも欲しいなぁ~ スーパーで節分用の豆を買うと付いてくる鬼のお面でいいか? いや、お面を付けたままでは周囲が見づらくてテニスができないだろう」と思った私は、自分でツノを作ることにした。

鬼のパンツが届いてテンションが上がった日、「頭に付ける=カチューシャだ」ということで、100円ショップへ行って“ウサギの耳のカチューシャ”を手に取りじっくり検討… いかにもウサギという感じのフカフカの白い耳ではなく、“ウサギの耳のように形作られた針金に黒いレースの布が張ってあるだけのカチューシャ”を購入した。「耳の形をした針金をカチューシャ部分に巻き付け短くして、そこに厚紙で作ったツノを糊付けしよう」と考えていた私は鬼のパンツを撮影&A4用紙にプリント… 円錐形に丸めた厚紙に貼り付けてツノ本体は完成したのだが…

「黒いレースの布と厚紙では接触する面積が小さいので、ツノがグラグラと不安定になるかもしれないなぁ~ 布と厚紙の隙間を紙粘土で埋めようか… あ、そうだ。昔ながらの“でんぷん糊”を使おう。それを隙間にたっぷりと流し込んで固めれば、ツノが安定するに違いない」と思った私は、100円ショップへ行って“でんぷん糊”を購入、計画通りに制作を進めた。それを一晩、部屋に放置しておいたのだが、糊が全く乾かず固まっていなかったので、幸いにも晴天だった翌日、直射日光が当たっている洗濯機の上に載せて放置… そのまま一晩中放置… 翌日には糊が固まってツノは安定した。

「これで完成!」と思いきや… カチューシャが子供用ということもあり、ちょっと頭を動かしただけでツノがズレて頭から落ちてしまったのである。一昨日の夜、「小学生の通学用の帽子じゃないけれど、カチューシャにゴム紐を付けて顎の下に通せば… いや、それだけでは前後の動きに弱いことに変わりはないだろう。あ、そうだ。カチューシャを帽子に縫い付けてしまえばいいんだ!」と思った私は、昨日の朝、夜勤明けのボォ~ッとした頭と手で黒い糸と針を使ってツノを完成させ… 何とかテニスに間に合わせることができたのだった。

鬼のパンツ&ツノを大きなバッグに入れてテニススクールへ… ロッカールームでパンツとツノを装着… レッスン開始前、「何か考えておきます」と約束した男性コーチに声を掛けたところ、「まさか、そこまでやるとは…」とマジで驚いていた。もちろん、我がクラスの仲間たち&担当の男性コーチも驚いていた。また、白内障の影響で納得のいかないテニスが続いている私なのだが、なぜか昨日は調子がよく… 担当コーチとの打ち合いでも勝利、勝利、勝利… 「こんなことに時間を費やしたご褒美なのだろうか?」と思った私である。

我々のレッスンが終了… コートの外へ出ると、次の時間帯でジュニアレッスンを受ける子供たちが待っていた。その時、一人の男の子が何か言いたそうな顔をしながら私に近付いて来たので、「“どうやって作ったの?”とでも言うのかな?」と思ったのだが、なんと! その子は私のツノを掴みながら「テニスをやるのに、これを付けてる意味あるの?」と言ったのである。なんじゃい、この××な餓鬼が… ふん! 本当は羨ましいんだろ? ハッハッハッ…(子供に対して勝ち誇るなよ! このクソジジイがぁ~!)

直近三週間のフェイスシールド

2021年01月30日 17時09分23秒 | 仕分け作業(夜勤)


「水引がカワイイ」と好評だった年始バージョンの翌週は、11日が“成人の日”&“鏡開き”だったので、迷うことなく“振袖のお姉さん”&“おしるこ”に決定した。前者は、投げ込み冊子に印刷されていた広告を切り抜いて… 後者は、おしるこの写真が印刷されている“フタ”が欲しくて、鏡開きの日に自分で約1.5リットルもの“ぜんざい”を作ることになっていたにもかかわらず、“カップおしるこ”を買ったのだった。

18日の週は特にネタがなく… 以前から職場仲間Aさんに「若いお姉さんが好きだったら、某国の女性グループもいいんじゃない?」と言われていたので、T●ICEが掲載されている雑誌を購入… 一人一人の顔写真を貼り付けたのだが、それを見た職場仲間Bさんから「俺、左の上から2番目の娘がいい」などと言われたりして… 「お客さん! この娘がいいんですか? って、私はキャバクラの店長かぃ!」と笑ったのだった。また、職場仲間Cさんからは「K●RAとか少●時代なら知ってるけど、T●ICEは知らないなぁ~」と言われたので…

25日の週は、かつて一年間だけ洒落でファンクラブに所属していたK●RAに決定した。押入れに保管してあった様々なK●RAグッズが入った箱を探し出し、フェイスシールドに使えそうな物を… 最初は「メンバー一人一人のトレーディングカードを貼り付けよう」と思ったのだが、「それでは先週のT●ICEとデザイン的に変わらないなぁ~ そうだ、今回はメンバーをバラバラと貼り付けるパターンではなく、大きくドンと一枚… K●RAらしい写真のクリアファイルを使おう」と思った。

ファイルを横半分に切って、5人の顔が並んでいる部分をシールドの下部に貼ろうとした時、「当時の彼女たちのセールスポイントである“へそ出しルック”を貼らずして何がK●RAだよ!」と思った私は、顔の部分をシールドの上部に、お腹の部分をシールドの下部に… 大きくハミ出して貼ったのだった。そのせいか、今回は「デカい」「派手ですね」という感想が多かった。実は、少●時代のクリアファイルも一枚だけあったのだが、黒が基調の写真だし、人数が多くて一人一人が小さいし… 多分、使わないと思う。(とか何とか言いながら… ネタに困ったら使うんだろ? ハハハ…)

ソーシャルディスタンス要注意人物の配置場所?

2021年01月29日 18時18分46秒 | 仕分け作業(夜勤)
生産性の重視が“悪”だとは言わないけれど…(言ってる、言ってる! オマエは大量の荷物を流し始める場所のことを“悪の組織”と言い続けてるだろ!) 正社員たちは「どの人がどの作業を効率よくやっているか?」をパソコン上の数値だけ見て判断… その人の気持ちなどを考えず、疲労度の高いポジションに連続で配置しているらしい。特に、派遣社員のポジションに偏りがあるそうで… 偏りと言えば、“トラックへ荷物を渡すための作業(各家庭などへ配達する軽自動車1台分=1ルート分ずつ運搬車にまとめる作業)”の時の私の担当エリアも偏っている。

先週の勤務5日間の内3日間が、1ルート当たりの荷物が比較的多いと言われている地域の担当… 今週も月・火・水と続けてその地域の担当で、昨日はその隣の地域だった。なぜ、そこまで偏っているのか? 一昨日の夜、食事休憩の時間に仲間たちと話しながら考えていたのだが… 私が“ソーシャルディスタンス要注意人物”だからではないかという結論に至った(仲間たちからは「監視カメラで見ている外国人の間では、“変なフェイスシールドを着けた変なおじさんをマークしろ!”と話題になってたりしてね」と言われたのだが、確かに目を付けられやすいかも…)。

昨年のいつ頃からか… 倉庫内の数カ所に“ソーシャルディスタンス監視カメラ&大型モニター”が設置された。カメラに捉えられた人がモニターに映ると、その人に“半径1mくらいの緑色の円”が表示される。当然、そこへ別の人が映ると同じように緑色の円が表示され… 二人が接近して円と円が接触すると「ビビビビビッ!(2m以内だぞ!)」と警告音が鳴るのである。ただ、そのカメラは“遠近感の把握”に少々問題があるようで、実際に2m以上離れていても、画面の手前と奥で二人の人間が重なって映っていると「ビビビビビッ!」と鳴ることもあるそうだ。

実は、“私が続けて配置されている地域”の間近には、そのカメラ&モニターがあるのだ(以前はなかったのだが、ちょっと前からそこに置かれるようになった)。だから、“ソーシャルディスタンス要注意人物”である私がそこに配置されているのかもしれない。また、そのカメラは… モニターに一人しか映っていないのに「ビビビビビッ!」と鳴ることがある。その時、モニターをよく見ると、誰もいないのに二つ目の赤い円が表示されていたのだ。そこには、衣類掛けがあるので上着に反応しているのだろうか? それとも“我々の目には見えない何か”がそこに…??? ひぇ~~~!

安全性の軽視! 笑いの神様?

2021年01月28日 18時10分44秒 | 仕分け作業(夜勤)
いつ頃からか… 夜中に行われる“仕分け作業・第一ラウンド”だけでは処理するべき荷物の数が目標に足りないのか、翌朝から行われる“仕分け作業・第二ラウンド”で処理しても間に合う荷物にまで手を出すようになり… それがまた結構な量で、重くて大きな荷物が多いこと…。。。薬物中毒患者が、最初は軽い気持ちで“それほど強くない禁止薬物”に手を出しただけだったのに、いつの間にか“もっと強い禁止薬物”を求めるようになってしまった… そんな感じだろうか? それが本社からの指示なのか、現場の正社員の野望なのか分からないけれど… そのせいで現場はグチャグチャである。

あくまでも“夜中に処理する荷物の数”に合わせて、すべての荷物が“仕分け用の大きな箱”に収まるようにプログラムされているはず… 一旦は終わった仕分け作業の後に、“昼間に処理すればいい荷物”を大量に流してくるので、当然のことながら“仕分け用の大きな箱”に入りきらない荷物が続出… 我々の身長よりも高く積み上げられる重い荷物、仕分け用の大きな箱に小型の荷物が入りきらず“追加した仕分け用の大きな箱”が通路にズラリ… ハッキリ言って邪魔、危険である。結局のところ、正社員たちは… 口先だけの安全性よりも出世のための生産性を重視しているのだ。

“仕分け作業などで使う機械”に本社直通(?)のアンケートが出ることが多々あるのだが… たまに「あなたの上司である正社員は、安全性を気に掛けているか否か」という内容の質問が出たりする。これまでの私は「つまらんことで本社からいろいろ言われても可哀想だし… しょーがねーなぁー!」と思って“安全性を重視している”という回答を多めにタッチしていたのだが、これからは毎回“安全性を軽視している”という回答をタッチしようと心に決めたのだった…

昨夜の私は“コンベアーから荷物を取り上げるポジション”で、あるコンベアーの上流にいたのだが… ある時、いくつもの重くて大きな荷物が下流へ流れていったので「こりゃ、この後の作業でその地域を担当する人は大変だなぁ~」と思っていた。それから約2時間後… “トラックへ荷物を渡すための作業”の終盤… 私が自分の担当区画での作業を終えた時、ある正社員が「もう作業を終えた方、いらっしゃいますか?」と言ったので、私は「はい!」と返事をした。すると「ここの地域の応援をお願いします」と言われたのだが、そこには“見覚えのある重くて大きな荷物”が大量に… 「やっぱり“笑いの神様”はいるのかも!?」と思いながら笑うしかない私であった。ハハハ…

セールスかぃ! セールスだよなぁ?

2021年01月27日 14時08分22秒 | いろいろ
おかしい… また昼寝ができなくなってしまった。ひょっとして… 月曜日に爆睡(&遅刻)したせいだろうか? それまでは、睡眠欲が“満足と不満足の境目”をウロウロしていて、常に体が「昼寝した~い!」と要求していたのに、月曜日の爆睡で睡眠欲が“思いっきり満足”に変わり、「もう昼寝はいらないよ~!」となってしまったのかもしれない。う~む… もう一度“ちょうど良い睡眠不足”にならなければ…(そしてまた遅刻するのか? ハハハ…)

さて、寝床で睡魔に「襲ってくれぇ~」と懇願していたところ、予定にない宅配便がやって来た。「なんじゃらほい?」と思いながらドアを開けて受け取ると、それは“拙著の出版社”からの封書であった。「おっ! ずっと茶封筒だったのに、今回は社名入りのカラー封筒だがや。それにしても、今頃なんだろう?」と思いながら開封… すると“拙著に対する講評”なる書類が入っていた。ま、内容は赤面モノなので省略するけれど… 要するに「電子書籍化しましょう」というセールスであった。ふん! そんなお金はどこにもないわぃ!!

先日、近所のスーパーへ行ったところ、玄関先に立っていたお姉さんから一個のポケットティッシュを差し出されたので、立ち止まることなく受け取って売場の方へ向かったのだが… そこには真っ赤な“三角形のスピードくじ(後で開いてみたら星形のハンコが三つ押されていた)”が挟んであり、反射的に裏返してみると“某携帯電話会社”の名前が印刷されていたので、「あれ? お姉さん、私に何も言わなかったけど… 携帯電話の勧誘なんだよなぁ???」と思いながら買い物を済ませ… さっさと帰宅したのだった。

ん? いつものオマエだったら、お姉さんとお喋りするために戻るんじゃないかって? 実は、子供の頃から… 何か目的があると、それ以外のことが考えられなくなるタイプなのだ(要するに不器用な単細胞!)。今回も“※※を買いに行く(&帰宅して◎◎を作る)”という目的があったからねぇ…。。。翌日にもスーパーへ行ったのだが、お姉さんの姿はなく… ガッカリしたようなホッとしたような…(もしも、お姉さんがいたら… 声を掛けられて鼻の下を伸ばして… 携帯電話会社を変更していたかもな。いなくて良かったじゃん! ハハハ…)