今月二度目の運休… みたいです

今月４日、台風接近時の私は…　午前１１時半頃から午後７時半頃までの勤務で、途中“午後３時半頃から午後５時半頃まで”が運休（営業所で待機）、その後、運行再開となった。本日３０日、台風接近時の私は…　午前６時半頃から昼１２時までが乗務前半、昼寝休憩を挟んで、午後５時半過ぎから午後１１時頃までが乗務後半という勤務だったのだが…　そう、そうなんです。

先月３０日、休日だった私は朝５時に起きて営業所へ電話、有給休暇の申し込みをしたところ「１２人目です」と言われたので、「こりゃ仕事だな」と諦めていたのだが…　ここ数か月間の“運転士増加”のお蔭か、数日前には“休み”が確定したのである。ただ、天気予報を見て「ちょうど台風が来そうだなぁ～」と分かったので、「仕事でも良かったなぁ～」と思った私である。

そして今日は…　午後５時頃からバスが運休になったようだ。私がやるはずだった勤務の後半は、午後５時半頃から午後１１時頃まで…　つまり「昼寝から目覚めたら運休だった」ということである。４日のように、昼間（運行時間内）に台風が通過するならば、運行再開があるので帰るわけにはいかないけれど、今回は夜中に通過…　どう考えても、今日中の運行再開は有り得ないのだが…　それでも、勤務終了時間まで帰れないのかなぁ～？？？　ま、休憩室でテレビでも見ていればいいんだけど…　帰宅が大変だよねぇ…

そういえば…　午後３時頃だったか…　突然、スマホが“初めて聞く激しい着信音”を鳴り響かせたので、「なんじゃ、なんじゃ、なんじゃ！？」と画面を見てみたら、“高潮警報・避難勧告”という文字が…　幸い、我が家はエリアから外れていたのでホッとしたのだが…　４日の夜に帰宅した時のことを思い出した。我が家は大丈夫だったのだが、すぐ近くが停電で真っ暗だったのである。「高潮はなくても停電は有り得るなぁ…」ということで、私の夕食はアイスクリーム３個となりました。ハハハ…（冷凍庫にはパスタやドリアもあるだろうがぁ～）

危険だとは思っていない！？

今月の運転士ミーティングで見た事故映像の一つ、ある日の某総合駅行きでのこと…　バスは片側二車線の道路を走っていた。小さな橋を越えてすぐに、前を走っていたトラックが左折して、バスは直進…　と、そこへ！　なんと！　後方から右車線を走って来た一台のマイカーが、バスの目の前を“左折”したのである。当然、運転士さんは“ＳＢＢ（スーパービックリブレーキ）”である。

その急ブレーキによって、バス車内に立っていた乗客が将棋倒し…　数人が救急車で病院へ搬送…　私は見ていないのだが、地元テレビ局のニュースでも取り上げられたそうだ。その後、マイカーのドライバーが捕まったと聞いたので、私は「運転士さんがマイカーのナンバーを覚えていたのかな？　あの状況で！？　凄いなぁ～」と思っていたのだが…　違っていたようだ。

その事故のニュースを見たドライバーが、怖くなって警察署へ出頭してきたとか…　そのドライバーは若い女性で、事故映像を見て号泣していたらしい。どこかの芸能人は「自分が悪いことをやった」と分かっていて逃げたけれど…　彼女は、自分の無謀な運転によって“このような事故が起こったとは想像もしていなかった”のだろう。きっと、バスと接触していなければ何も問題はないと…

（そうそう、いつ頃だったか…　私もやられた経験がある。当時、ココにも書いたと思うけれど、やはり“右車線から強引な割り込み＆そのまま左折…　と思ったら、歩行者がいて左折できずに急停止”という攻撃を食らってＳＢＢ！　その時は、数人の乗客全員が着席していたので、大事には至らなかったのだが…　その時の“制服乙女の「キャー！」という悲鳴”が今でも耳に残っている）

今回のような事故になることは少ないけれど、バスをイジメる危険な割り込みは日常茶飯事…　それらの中には、彼女のように“危険だと思わずにやっている”ドライバーが含まれている可能性が高い。ということで、運転免許の取得時や更新時に、車ｖｓ車や車ｖｓ自転車などの衝突事故だけでなく、バスの車内事故映像も見せて“接触しなくても危険な運転がある”という意識付けをしてもらいたい。（おっ…　珍しく真面目だなぁ～）

子供の反応、親の対応

あるバス停で一組の母子が乗った。男の子は背後席に座り、お母さんは私の横に…　否、男の子の横に立って、ずっと楽しそうに会話をしていた。お母さんが「この運転士さん、好みのタイプなの」などと言っているわけではなかったので（当たり前じゃ！）、何を喋っているのか耳に入らなかったのだが…　ある交差点を右折しようとした時、男の子が「右ですだって！」と言ったのである。

そう、運行支援システムの音声に反応してくれたのである。お母さんが「ホントだ、言ってるね」と答えると、男の子は嬉しそうに何度も何度も「右です、右です」を繰り返していた。いやいや、本当に嬉しかったのは運行支援システムの方だろう。これまで、シジイに「うるさい！」「止めろ！」と怒鳴られてばかりだったからなぁ～　ハハハ…

ある交差点でボォ～ッと前を見ながら信号待ちしていたら、視界の右端下に“何か動くモノ”が入ってきたのでチラ見したところ…　すぐ右の車線に軽自動車が止まっていて、助手席の女の子が私に向かって手を振っていたのである。私は「あと２０年…　否、３０年後だったらなぁ～（オマエは何歳なんだよ！）」と思いながら手を振った。

すると、女の子が運転席の誰かに「バスの運転士さんが手を振ってくれたよ」とでも話していたのか…　その後、信号が青に変わって軽自動車が加速よく発進、バスの右斜め前をビュ～ンと走って行く時…　ハザードランプを点滅させてくれたのだった。ひょっとして、運転席はお母さん…　５回点滅は「愛してる」のサイン…（はぁ！？　ハザードランプだろ？　周囲に“危険”を知らせてるんだよ！　ハハハ…）

お互いに気が付いていながら…

昨日、ある交差点の手前でのこと…　片側一車線の道路が三車線（左折、直進、右折）に広がった辺りが信号待ち車列の最後尾だった。ちょうどそこには脇道があるので、私はその分だけ空けてバスを止めた。すると、左の脇道から一台の普通車が現れ、右ウインカーを出しながらゆっくりと私の前へ…

その時、後方から走って来た一台の軽自動車が右折レーンへ進入…　私が「嫌なタイミング！」と思った時、軽自動車のドライバーが普通車の鼻先に気が付いたようで、「ビッビィーーー！」とクラクションを鳴らした。そこで普通車はストップ…　私が「あぁ～　良かった」と思ったのも束の間…

普通車のドライバーは「軽自動車が止まる」と思ったのか、左から来る車を見ながら再び前進…　軽自動車のドライバーは「普通車が止まった」と安心したのか、止まることなく接近…　当然のことながら「ガシャン！」となってしまった。まぁ、速度が低かったから、乗っていた人たちに怪我はないと思うけど…　お互いの言い分を聞いてみたい事故であった。

後になって「私が軽自動車よりも早くクラクションを鳴らせば良かったのか？」とも思ったけれど…　もしも私が早目に「プッ」と鳴らしていたら、相手が誤解して「なんじゃこら！」と怒り、私が「違う、違う」と手を振っている間に、軽自動車がスゥ～～～と通過…　相手は「はぁ？　何が違うんじゃ！」と怒り続けて運行中断…　だったかも！？

ちょっとした行き違いだったようで…

三日くらい前のコメント欄に…　【前の営業所でパワハラをやって転勤させられてきたのに、ここでも同じような発言で再雇用の運転士さんを辞めさせた上司が、今度は新人運転士さんを辞めさせることになるかもしれない。特上司も、その上司を気に入っているので何も言わない】という話が書き込まれた。

さらに、【特上司たちのお気に入りの運転士さんを“教導運転士”に（弊社本丸へ推薦？）したいので、運行ミスなどを“なかったこと”にしている。新人運転士さんがやってしまった同じような運行ミスは、普通に“あったこと”になっているのに…　おかしいだろ！】という話も書き込まれていた。

また、今日になって【新人運転士さんに“パワハラ的な発言”をした上司は一人ではないということで…　事務所の中では、上司たちが「俺は言ってない」「そんな言い方はしていない」などと…　テレビ番組で何度も聞かされたような場面が展開されているらしい】という噂が流れてきた。

やっぱり、みんながバスの運転をやればいいんだよ。事務所の中でボォ～ッと暇こいとるから、脳ミソが腐ってきて、いらんことを言ったりやったりしちゃうんじゃないのぉ～？？？　ま、そういう私は…　バスの運転をやっているにもかかわらず、腐っとるけどね。いろんな意味で！　ハハハ…

その後、夜になって…　【新人運転士さんの件については、上司の“口の悪さ”はあるものの、お互いの認識というか感覚というか…　“ちょっとした行き違い”が主な原因だったと分かったようで、新人運転士さんも“残留”することになるらしい】という話を聞いた。ふぅ～　めでたし、めでたし…（過度なエコヒイキの方は…　伝統か！？　ハハハ…）