昨夜、私は「(今日のテレビは)特に見るもんがないなぁ~」と思いながらパソコンを操作していた。同じ部屋にあるテレビ画面には、母が見ていたレコード大賞が終わり… 戦力外通告を受けたプロ野球選手を追跡した番組が流れていた。「将来有望」と言われながらも、怪我をキッカケに力を発揮できなくなり… 奥さんのお腹には赤ちゃんが… 婚約者との結婚を延期して… などなど、3~4人の話をやっていた。
戦力外通告を受けた選手が「どこか他の球団から必要とされるかもしれない」と思ってトライアウトを受けたり、既に力を発揮できる状態にないと分かって受けなかったり… 願い叶って他の球団から声が掛かったり、声が掛からなくても野球を続けたり、野球を諦めて就職先を探したり… それぞれが新たな一歩を踏み出したということだった。
私は「雇ってくれるかどうか分からない企業をいくつも回るくらいなら、ウチ(××バス)へ来ればいいのに! 常に運転士募集してるんだから… 即、内定ですよぉ~」と思った。この私は大学中退で特に資格もなく…(仮内定をもらってから大型二種を取りに行った) しかも私なんて、彼らのように“プロになれるほど必死になって何かをやった”ことがないから… 彼らは十分に胸を張って応募できる&採用されるはずである。弊社には“元自衛隊”という先輩運転士が多いけれど、今後は“元プロスポーツ選手”が増えたりして…??? そして「元プロ○○選手の△△さんが××バスの運転士をやっている!」なんて話題になったりして…
なぁ~んて、人のことを心配していたら… 私が会社から“戦力外通告”されたりして!? いやいや… そんなバカな… 洒落にならんぞ! う~む… バス会社のトライアウトなんて聞いたことないしなぁ~(仮に受けたとしても、こんなボケには声が掛からないだろうし…) ま、とにかく! 来年も、墜落しない程度の低空飛行で頑張ります。では、皆さん… 良いお年をお迎えください!
「誰かいい人いないの?」と、よく言われる。また、「テニススクールにいないの?」とも、よく言われるのだが… 実は、私が今の営業所へ来て1年と9か月の間に、私が運転しているバスに4回も乗った美人がいる。
その女性は、何度もテニススクールで一緒にレッスンを受けたことがある人なのだが… 初めて私のバスに乗られた時は、その人が私にまったく気付かないまま乗り&降りして行った。後日、テニススクールで一緒になった時に、その話をしたらとても驚いていた。
それから1か月後か2か月後か… どれくらい後か覚えていないけれど、再び私のバスに乗ってきたのだが、その時は“意識していたのか”すぐに「あっ!」という顔をした… けれど、そのまま乗って、降りて行った。
それから何か月か後… 3度目の乗車時には、乗るときにも降りた後にも“笑顔で手を振って”くれた。そして、つい先日の4度目は、前回同様に手を振りながら乗ってきて… 他に一人しか乗客がいなかったせいか「久しぶりだねぇ~」と声を掛けられてしまい、ついつい私も「えぇ、お久しぶりで… 私が●曜日▲時◆分からのレッスンに行っていないから…」などと答えてしまった。
これは… 徐々に近くなる距離感… 次回はハグ? まさかの××???(欧米か!) なんちゃって… しかし、その女性… 以前にも書いたと思うけれど… 「今は独身」とはいえ“年金暮らし”だからなぁ~! お互い、もっと若かっ… ん? いやぁ~ でも… なぁ~ ちょっと… ひぇ~ ハハハ…
先日、私の出撃時刻が近付き、営業所の休憩室から外へ出た時だった… フェンスの向こう側から“早朝の静けさに似合わない大声”が聞こえてきたのである。営業所の建物とバスターミナルの間には、高さ2mくらいの金属製フェンスがあるだけなので、声や音が丸聞こえなのだ。
どうやら、バスターミナルに到着したバスの運転士に対して、そのバスに乗ってきたと思われる男性が「遅延運転しとるんだぞ!」「法定速度を守ってる? それを言うなら…(肝心なところが聞き取れなかった!)」「みんな××分の電車に乗りたいんだよ!」「違いますか?」などと怒っているようだった。
まさかとは思うが… そのバスが少し遅れて到着したところ… 先に到着したバスの運転士さんが“降車停で車内点検”をしていて… しばらく後ろで待っていたなんてことは…??? 男性の話を最後まで聞いていたかったけれど、残念ながら時間がなかったので、私はバスターミナルへ出ることなく、自分のバスが置いてある整備所の方へ歩いて行った…
もしも、そういう男性が私に絡んできたら、一瞬は「ゲゲッ…」と思うだろうけど、すぐに頭を切り替えて「ブログのネタになる!」と歓迎しちゃうんだけどなぁ~! そういえば、この一年… これほど“熱狂的なファン”に絡まれた記憶がないような…???(忘れてしまっただけかもしれないけれど…)
仕事に関するネタが見つからない日が続くと、私のプライベートな話を書くしかなくなり、ブログが本来の目的から遠ざかってしまうのである。そのプライベートでも面白い出来事に遭遇できれば良いのだが… そういうこともないとなると、最終的には私のあんなことこんなことまで書いてしまったりして…(どんなことやねん!)
あ、今はバスの尻に「松井」って名札が付いているんだった! そりゃマズイなぁ~ どこかの待機場所にバスを止めている間に「ボケ」「カス」「変態」「※※」などと、子供に見せられない内容まで書かれたりして… ま、それはそれで“お絵かきバスの大人版”ということで… でも、そのバス、昼間に使えなくなっちゃうなぁ~ ハハハ…(夜も使えねぇよ!)
午後の某総合駅のバス乗り場… 待っていた4~5名に動きがなかったので、私は「あれ? 皆さん、他系統のバスを待っているのかぁ~」と思った。が、すぐにスーツ姿の男性(推定アラサー)が動いた。
そして「これ、○○2丁目行くっけ?」と言ったので、私は「なんじゃ、馴れ馴れしい奴め…」と思いながらも「はい、行きますよ」と答えた。すると「何分くらいで行くのぉ…」と言ったので、私は運行カードを指差しながら「え~っと… 7~8分ですかね」と答えた。
その後すぐ、2人の女性(推定20代半ば)がやって来て「このバスは△△町へ行きますか?」と言ったので、私は「いえ、“(系統番号が同じでも)行かない方”なんですよぉ…」と答えた。すると女性が「どこを通るか見せてもらっていいですか?」と言いながら運行カードを覗き込んだので、私は「苦しゅうない、近う寄れぇ~」と言… わない、言わない!
私は再び運行カードを指差しながら「ここから先は△△町経由も同じ道を走るんですけど、ここからここまでが違っていて… その間に△△町があるんですよぉ…」と説明した。彼女たちは、しばらく迷っていたようだけれど、何処かへ行ってしまった…
また、その後すぐ、今度はおばさん(推定アラフォー)がやって来て「◇◇ホールへ行くには、どの道を行けばいいですか?」と言った。「◇◇ホールって… ××駅の方じゃなかったっけ? バスで行きたいのかなぁ~?」と思った私は「ここからですか? ××駅の方ですよねぇ?」と言った。
すると、おばさんが「市民会館ですけど…」と言ったので、私は「あ、あぁ~! 市民会館ならば、そのビルの向こう側にありますよ」と答えながら前方を指差したのだが… その時、バスに乗ったスーツ姿の男性が「名前がコロコロ変わるもんねぇ…」と言ったのである。
少し驚いた私は「え、えぇ… ちょっと勘違いしちゃいました」と答えながら「この男性… ただ単に馴れ馴れしい奴ではなく、誰とでもフレンドリーな優しい男だったのかぁ~」と考えを改めたのだった…。。。
追伸、というか言い訳!?
某総合駅の近くにある名古屋市民会館は、命名権の売却によって、今は“日本◎◎陶業市民会館”となっている。また、おばさんが私に言った「◇◇ホール」の“日本◇◇”という企業と、日本◎◎陶業という企業は、グループ企業ではあっても、違う企業のような…???(私も詳しくは知りません) だから、おばさんも勘違いしていたのかもしれない。それと、××駅の近くにある名古屋市総合体育館も、同じく命名権の売却によって、“日本◇◇スポーツプラザ”となっているので… 「◇◇」と言われたら、こっちだと思うでしょ? ね、ね、ねぇ~!!!
朝9時頃、某総合駅の乗り場に電動車椅子の人が待っていた。ちょうど委託元の上司らしき男性2人がいて、車椅子の人の乗車扱いをやってくれそうだったので、私は前扉と中扉の両方を同時に開けた。
前扉からの乗車は十名ちょっと、車椅子の人の乗車も完了して、上司らしき2人は「(車椅子の人は)○○停まで…」「気を付けて…」と声を掛けてくれ、私は慎重にバスを発車させたのだが…
実は、私の乗っていたバスが古いタイプで、2人が車椅子乗降用スロープの出し入れに手間取り、発車が2分ほど遅れてしまっていたので… 気が付くと、すぐ後ろに(途中の○○停まで同じ経路を行く)他系統のバスが追い付いていたのである。
さて、○○停に到着… ハザードランプを点滅させ… アイドリングストップして… 駐車ブレーキを掛け… 中扉を開け… 5名ほど降りた後に、私は車椅子の人の降車扱いのため、運転席を立った。
私は車椅子固定ベルトとシートベルトを外し、電動車椅子の人が動ける状態にしておいてから、乗降用スロープを出して扉に設置… と、そこへ後ろのバスの運転士さんが手伝いに来てくれたのである。
車椅子の人が後ろ向きで降りようとしたので、我々2人はそれぞれ車椅子の右側と左側に手を添えて、ゆっくりと歩道に降りられるように支えた… 私は車椅子の人と運転士さんに「ありがとうございました」と言った。
それから急いでスロープを片付けて、畳んであった座席を出して、運転席に戻ってシートベルトを… カチッ… カチッ… こういう場合、ついつい慌てて引っ張ってしまうので、ベルトにロックが掛かって出てこないんだなぁ~
さてさて、昼寝休憩後の点呼場には、朝の点呼時にはなかった注意書きがあった。それは“電動車椅子の人の中には、後ろで手伝われるのを嫌う人がいるので… 手伝う場合は一声かけてから…”というような内容であった。
まさか… もしも、それがあの人だったとしても… 下り坂をバックで降りるのは、見ている方が怖いんですよねぇ~。。。今、思えば… 車椅子の人は終始無言だったような… やっぱり気に入らなかったのかなぁ… 難しいですねぇ~。。。
さてさてさて、後半の乗務を終えて営業所へ戻ったところ… 点呼場に、また新たな注意書きが置いてあった。それは“車椅子乗降用の折り畳み式スロープは、バスの車体に内蔵されているスロープが使えない場合に限る(折り畳み式スロープは勾配がキツイから!)”というような内容であった。
実は、その時… 車体に内蔵されているスロープが使えなかったので、折り畳み式のスロープを使っていたのである。う~む… ここまで一致するということは… やはり今日の私のことだったのだろうか??? そんなことを上司に話したら「そんな早く通達がこないよぉ~」と言われてしまった。なんだ、そうか… 私じゃないのか… でも、途中まで書いちゃったから… 最後まで書きました。以上!