バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

今週のデレデレ。来年もデレデレ?

2019年11月30日 16時09分13秒 | 仕分け作業(夜勤)
月曜日… 作業開始から約2時間後の休憩タイム… 休憩室へ向かっている時に女子大生から「久しぶりですね」と声を掛けられた私は「えっ!? そうだっけ?」と頭の中が真っ白になってしまった。それと同時に妙な緊張感に襲われ、「土日休みだから… 二日か三日か…」と、自分でも何を言いたいのか分からなくなってしまったオッサンである。

火曜日と木曜日の2回… 契約夜勤組リーダーの忖度というか粋な計らいというか… 仕分け作業の後、“二人一組”で行う作業の時には、女子大生と私を組んでくれたりして… その組み合わせ表を見た女子大生は「また一緒ですね。これは運命ですよ」と… 私は「こらこら! オジサンをからかうもんじゃない!」と思いながらもデレデレ…

そして、二人一組での作業中には… 契約夜勤組女性陣から「松井のジジイが張り切っとる!」「私たちと組んだ時には絶対に見せない笑顔で~」「女子大生は今年いっぱいだから今のうちだよ!」などの“口撃”を受けたので、私は「誰と組んでも変わらないって!」と反論したのだが… いつものように完全スルー… さらなる口撃を受けたのだった。

休憩室でも、たまたま我々の近くに“女子大生コンビ&若い男性”が座った時には… 女性陣から「女子大生と会えるのも、あと一カ月だよ」「私たちと話すフリしながら、横目で女子大生を見るんじゃないの?」などと言われたので、私は「そんなことせんわ! 見るなら堂々と顔を向けるわぃ!」と言いながら、右手で自分のアゴをつかんで顔の向きを変えてみせたのだが… またもやスルーされてしまった。

その時、女子大生と談笑していた若い男性が「松井さん、すいません。僕も、あと一カ月しか一緒にいられないんで…」と申し訳なさそうに言ったのである。まったくもぅ… 私なんかに気を遣ってないで頑張れよぉ~! ん? まさか彼女たち… 来年はキャバクラで働いてたりして!?(こらこら!) うん、そうなれば話は別… 指名して同伴してデレデレしちゃうぞぉ~ ハハハ…(はいはい、勝手に想像してろ!)


ようやく慣れてきた? いや…

2019年11月29日 17時39分09秒 | 仕分け作業(夜勤)
以前は… 朝礼の後、契約社員&派遣社員が各ポジションに就いてから20~30分… あるいは1時間近くも仕分け作業が始まらず、「ここでこんな無駄な時間を過ごさせて… 作業を開始するや否や、それを取り戻すかのように、コンベアーの下流で処理し切れない大量の荷物を流して… その後の作業がバタバタになるんだよなぁ~」と思うのが当たり前だったのだが、今週になって、ようやく正社員が準備作業に慣れてきたのか、昨夜はポジションに就いてすぐに作業が始まったので驚いた。

そうなると、仕分け作業そのものにも余裕が生まれるようで… かつてのように“作業中に何度も何度もバカみたいに荷物が流されてくる”というようなことも、ほとんどなくなった(少なくとも、私が配置された区画の周辺では…)。“ほとんど”というのは… 仕分け作業の終盤に“受取人不在などで戻ってきた荷物”が流されるのだが、それは“同じ地域の荷物が同じ運搬車に載せられている”ので、何本かあるコンベアーの内の1本に集中してしまうのである。

例えば、私が“悪の組織”のトップで、各都道府県に1人ずつ“怪人”がいて、その下に10人ずつ“戦闘員”がいて… 私が怪人たちに「ヤバイ荷物を戦闘員一人一人に手渡しせよ。もしも“すでに正義の味方にやられていた”などの理由で渡せなかった時は、荷物を持ち帰れ」と命令した場合… 最初はバラバラの荷物を「◇◇県のA戦闘員にコレを… △△府のB戦闘員にコレを… ××道のC戦闘員にコレを…」と渡すことになるので、一人の怪人に集中する可能性は低い。しかし、一度戻ってきた荷物を、再び「手渡せ」と命令する時には、すでに“都道府県別”になっているので、ドンと一気に… そんな感じかな?

さて、荷物が一気に流れてくるということは、仕分け作業にも余裕がなくなるということで… 当然のことながらミスの発生する確率は上がるのだが、仕分け作業開始早々は荷物の流れも緩やかなので、ミスもそんなに… と思っていたら、昨夜、昼食後の中礼で「(開始早々の時間帯に)どこどこの区画でチェックミスが20件もあったので、一つ一つきちんと機械の画面を確認して作業して下さい!」と、ある正社員から我々契約社員&派遣社員に言われたのだが… その時間帯に、その区画周辺で作業していた人の話によると… 「あれは正社員の一人」だとか。あぁ、やっぱり… もう笑うしかないね。ハハハ…

飲み物より多かった注文

2019年11月28日 17時20分01秒 | いろいろ
昨夜は、事前にネットで予約しておいた居酒屋で飲み会… 飲み放題付きのコースで税込み3000円だったので、そんなに期待していなかったけれど、“豚肉のしゃぶしゃぶを中心としたまずまずの内容”で良かった。が、会計時に伝票を見たら… 確かに税金表示はなかったけれど、“サービス料金など”として10%が加算されていたので驚いた。電話で「3000円ポッキリ」だと確認したんだけど… ま、そんなもんか。

さて、まずはビールや酎ハイで乾杯して、コース料理の前菜として鶏肉と何とかのサラダが登場した。みんなにトングで取り分けて「いただきま… ん? 箸がない!」と気が付いた。そこでテーブルの端に置いてある箸箱のフタを開けた私は驚いた。その中にも“3本”しか入っていなかったからである。すぐに“店員さん呼び出しボタン”を押して箸を要求した。

その後、料理の主役である豚肉のしゃぶしゃぶ2セット(2台のカセットコンロ)が登場した。すぐに点火して、中心部の“だし汁”が温まってから食べ始めたのだが… いつの間にかコンロAの火が消えていたのである。そこで呼び出しボタンを押してカセットボンベの交換を要求、再点火してしゃぶしゃぶを続行した。

すると、今度はコンロBの火が消えてしまったので、再び呼び出しボタンを押してカセットボンベの交換を要求、しばらくして店員さんが持って来てくれたのだが… 「ん? これ、軽くない?」と言いながら装着してカチッ… カチッ…  案の定、火がつかなかったので、私は「コントみたいで面白いなぁ~」と思った。

「これって、まさか… さっき持って行った空のボンベかなぁ???」「きっとそうだよ!」と盛り上がる我々… そして三度目となるカセットボンベの交換を要求… しかし、なかなか来ない店員さん… 冷めていくだし汁… ようやく届いたボンベも“空っぽではないけれど残り僅か”という感じ… が、もう1本“満タンのボンベ”も置いていったので安心した。

ところが、すぐに「他の部屋で必要になったので~」と満タンのボンベが回収され… それから間もなく、コンロBの火が消えてしまったのである。しかし、もう豚肉が残り少なかったので、まだ火がついているコンロAのボンベを抜いて、コンロBに装着して完食… その後、ボンベをコンロAに戻したものの、すぐに火が消えてしまったので四度目のボンベ交換を要求したのだった。いやぁ~ 飲み物よりもボンベを多く注文したのは初めてだったなぁ~ ハハハ…

無意味な生産性数値の発表

2019年11月27日 17時40分38秒 | 仕分け作業(夜勤)
先週から行われている“機械を使った仕分け作業の生産性数値の発表”だが… 早くもあちらこちらからブーイングの呟きが聞こえてくる。そりゃそうだ。もしも、仕分け作業をするために機械を持って配置された全員の担当区画に、ほぼ同じ数の荷物が同じように流れているならば、「誰々は一時間当たり何個の荷物を処理してトップだった」と言われても納得できるかもしれないが… そうではない。荷物が絶え間なく流れてくる区画もあれば、時々荷物が流れて来なくなる区画もあるからである。

もっと言えば、荷物の数が同じであったとしても、大きさや重さまで同じように揃えることはできないだろうし…(そりゃそうだ。仕分けされる各配送地域から“同じ品物”を注文してもらわなければならないからな!) さらに、流れてくる荷物の順番によっても差が生じる。仕分け作業の最後に小さな荷物が来ても、隙間にポイッと放り込めば済むのだが… 大きな荷物が来たら、箱の中の荷物を入れ替えたりして、大きな荷物が入るようにしなければならず… 余計な時間が掛かるのだ。

また、仕分け作業に使う機械を持っていた全員の数値が掲示されるのだが… 昨夜の私は“その機械を持ちながらも、作業時間の半分はコンベアーから荷物を取り上げていて、機械を放置している時間が長かった”ので、当然のことながら数値は最悪… 私と同じようなポジションだった人は他にもいて… それなのに、同じように「数値を上げていってもらえれば~」みたいに言われても、「はぁ…???」「こんなの無意味だ」となり、その数値への関心がなくなってしまうのである。

掲示された表の中に「優秀!」と判定された人が何人かいたのだが、その中には“作業時間が0.5時間”という正社員もいたりして… なるほどぉ~ 私も30分だけだったら、それくらいやれると思うけどなぁ~ しかも、作業開始早々であれば、箱の中が空っぽだから、何も考えずにホイホイ放り込めるしね。ハハハ… 実は、作業後半であっても数値を上げる方法がある。「荷物を(箱の中へ)丁寧に入れよう」なんて考えず、とにかく機械でチェックしまくり&無造作に放り込めばいいのだ。うん、一度、実際にやってみて… 「今日の一位は松井さんです」と言われた後に、「こんな出鱈目なやり方で優秀と判定されるんですね」と笑ってみようかなぁ~ ハハハ…


仕事中に負う傷

2019年11月26日 17時22分35秒 | 仕分け作業(夜勤)
先日の夜、シャワーを浴びた後に体を拭いたタオルを見たら“真っ赤な血液”が付いていたので、「ん? 顔のニキビ(オッサンの場合は吹き出物と言うんじゃないのか?)が潰れたのか」と思ったのだが、顔面には異常なし… 「どこだ、どこだ?」と出血箇所を探したところ、左足の向こう脛(弁慶の泣き所)から出血していたのである。私は「なんで!? あ、そういえば… 昨夜、運搬車の底板が勝手にパタンと倒れて… 左足の向こう脛にガツンと当たったんだっけ… 確かに痛かったけれど、まさか出血していたとは…」と思った。

怪我と言えば… 今の仕分け作業をするようになってから、左腕の肘周辺に“カッターナイフで切られたような一直線の赤い筋”が何本も付いていることがあり、職場仲間からも「その傷、どうしたの?」と聞かれたりした。私自身、心当たりがなかったので「なんでだろう? 分からん…」と答えるしかなかったのだが… ある日、その傷の原因が分かった。機械を使って仕分け作業をするポジションで、積み重ねられている箱の一番下(足元)の箱の中へ荷物を入れ、さらに左腕を使って箱の奥へグッと押し込んだ… その時! 左腕に痛みが走ったのである。どうやら箱の口のファスナーで切れていたようで…(それまでは痛みを感じてなかったのかよ!)

「事故・怪我・故障があったら、すぐに報告するように」と言われているのだが、その時に気が付かないんじゃ仕方がないよねぇ~(痛みを感じなかったオマエの神経は故障しとるかもな。ハハハ…) バス運転士時代に、軽い物損事故は何度かあったけれど、怪我をしたなんてことは… あぁ、転回場にあるコンクリートの斜面で滑って転んで擦りむいて… 血を流しながら運転したことがあったっけ… でも、それくらいだったかな? しかし、理不尽な乗客やドライバーによって“心に傷を負うこと”は日常茶飯事だったなぁ~ ハハハ…(ウソつけ! いつも「ネタになる!」と喜んでいたくせに!)