バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

カブが変なところに…

2016年04月30日 18時05分28秒 | いろいろ
つい先日、夕方に勤務を終えた私は「帰宅途中の買い物は某大手スーパーAばかり… たまには某大手スーパーBへ寄って行こう」と思った。片側三車線の道路から右折して、センターラインも引かれていない狭い道路へ… 住宅地の中にある“止まれ”の交差点を左折しようとした時、私から見て右前方角にある住宅の前に、金融機関の人が乗っていそうなカブがポツンと置かれていた。

以前、「郵便屋のカブが、バス停の真ん前に止まったりして困る!」という話を書いたけれど… そのカブを見た時も、“左折時一旦停止はしないけど、止まれの標識には従っている”私は、「どんな融資の話をしているのか知らないけれど… それにしても変なところに止めとるなぁ~ もう少し端に寄せるとか… 何とか出来んもんかなぁ~」と思いながら左折した。

そこから50mほど進んだ“止まれ”の交差点を右折しようとしたら、ヘルメットをかぶった男性に止められて「すいません、今日はガス工事で通れないんですよぉ~ ここでUターンして戻って、4つ目の角を左へ曲がって行って下さい。4つ目ですよ、4つ目!」と言われたのだった。通れないとなれば考える余地もなく… 男性の誘導に従ってUターン… 私は「1つ目、2つ目、3つ目…」と数えながら狭い道路を戻って行った。

そして「4つ目… って、さっきの交差点じゃないか! 今度は“止まれ”じゃないんだよなぁ~」と思った次の瞬間、「おっ! さっきのカブに金融機関の男性が跨っ… ん? 違う! あれは警察官じゃないか!?」と気が付き、「まさか… さっき… どこかに隠れて… 一旦停止違反を狙っていたのか!? いや、それだったら… あんなところにカブを止めないだろう。う~む…」と思いながら、警察官をジッと見る私… 私をジッと見る警察官… あぁ、それが女性警察官だったら… 職務質問、任意同行、何でも歓迎なんだけどなぁ~! ハハハ…

国旗がない!

2016年04月29日 19時17分23秒 | バス運転士
今日は旗日だというのに… 私が点検したバスには国旗が搭載されていなかった。他にも「棒しかなかった」という運転士さんもいたりして… 上司が「委託元に“発注”した」そうだが、今日の今日ではどうしようもなく… 私のバスは“国旗掲揚なし”で走ることになった。

“棒”しかなかった運転士さんは、白い紙と赤いクレヨンを持ってきて旗を作り…(ウソ) 交番の前に掲揚されていた大きな国旗を、ちょいと拝借して…(ウソ、ウソ!) プロジェクションマッピングを使って車体に国旗を投影…(できるかい!) 仕方がないので、棒だけ立てて走っていた。(ホント)

そんな話を横で聞いていた運転士さんが「この時期だったら、百均で売ってる“鯉のぼり”でいいじゃないですかぁ~」と言ったので、常日頃「ハロウィンなどでコスプレバスをやってみたい!」と思っている私は、勢い良く泳いでいる鯉のぼりを想像しながら、マジで「それ、いいねぇ~」と答えたのだった…

「旗日だから国旗掲揚!」はいいとして、旗日以外にも様々な旗・のぼりを立ててみたら面白いと思う。例えば… 今だったら“サミット参加国の旗”を… 2020年・東京オリンピックの時には“全参加国の旗”を… 圧倒的な強さを誇る宇宙人が襲来した時には“白旗”を立てるのだ。映画と違って、戦っても勝てないからねぇ…(はぁ? そもそも宇宙人が映画の話だろ! それに… 宇宙人に白旗が分かるのかぁ~???)

また、企業などの宣伝に使われているラッピングバスでは、その内容に合わせて“絶賛発売中”“好評受付中”“花嫁募集中”などののぼりを立てて… さらに! 乳製品だったら牛の被り物を、墓地だったら幽霊メイクを、結婚相談所だったらウェディングドレスを…(結局、最後はコスプレかい!)

もう一度タッチしたけれど…

2016年04月28日 19時47分47秒 | バス運転士
あるバス停で乗った男性が、運賃箱のセンサーに財布をタッチ… すると、運賃箱が怒ったように「ブッブッブッブッブッ!」とエラー音を発し、画面に「もう一度タッチして下さい」というメッセージを表示した。(以前にも書いたかもしれないけれど… 私は、この“乗客を責めるような”エラー音が嫌いである。他のエラー音と同じく、普通に「ピィーーーッ!」でいいと思うのだが…)

その男性が、私と同じ感覚を持っているのかどうか分からないけれど… 私が「♪お願い、タッチ、タッチ、ここにタッチ…」と歌う間もなく、ビックリしたようにバスから飛び降りてしまったのである。そのままでは次の乗客が何もできないので、私は“取消ボタン”を押して、何事もなかったかのように乗車客扱いを続けた。

しばらくして… 「今度はエラーにならないように!」と思ったのか、先程の男性が財布からICカードを抜き出しながら再びバスに乗り込み、もう一度タッチさせたのだが… またもや運賃箱が「ピィーーーッ!」とエラー音を発し、画面に「すでに処理済みだがや。運転士に聞いてみやぁ~!」というようなメッセージを表示したのだった。

私が「へっ!? どうゆうこと? ドゥユゥノゥ?」と困惑していると、男性が「いいですよね」と言いながら通路を歩いて行こうとしたので、私は「ちょっと待って下さい」と呼び止めた。そして「地下鉄かバスに乗られましたか?」と的外れな質問をしてしまったのだが… 男性の「いいえ」という返事を聞いて「ん? バスかぁ~」と気が付いた。

「さっきは… “もう一度タッチして下さい”というメッセージを表示させただけで、精算も何もしていないのに… 運賃箱が“精算済み”と同じ扱いをしているのか!? それならば… 乗り継ぎも何もないんだし… 普通に210円を頂戴すればいいんだよな」と思い、“二度引き防止解除ボタン”を押してからタッチ… 運賃精算を完了したのだった。ん? もしも解決策が見つからなかったらどうするのかって? そりゃ~ あなた! “お客様の不利益にならないように”するだけですよ。ハハハ…


警察のフリーパス

2016年04月27日 21時38分12秒 | バス運転士
昨日の始業点呼で「今日からサミットが終わるまでの1か月間、制服の警察官や私服の刑事が乗ってくる場合があるので、警察手帳を提示されたら運賃を取らないように…」というようなことを言われた。多分、テロ対策のための移動&パトロールかと思うのだが… まさか、お年寄りのような“一区乗り”や、マニアのような“巡回一周乗り”をやったりしてね。ハハハ…

さて、私服の刑事が乗っても、乗客は気が付かないと思うけれど… 制服の警察官が乗ってきたら… 「何事か!?」と、車内の空気が一変するかもしれない。ん? その時、乗客たちは「この松井っていう運転士が何かやらかしたのか? いかにも悪いことやりそうな顔しとるもんなぁ~」と思うんじゃないかって!? ふ~ん… それじゃ~ この顔を隠すため、明日から“目出し帽”を被って仕事してやるぅ~! なんちゃって…(はい、逮捕!)

また、私は本物の警察手帳を見たことがないので、本物そっくりの偽物はもちろん、本物とは似ても似つかない偽物を提示されても「それは偽物ですよね。運賃を払って下さい」とは言えず… ということで、サミットが終わるまで“私のバスは偽物手帳で乗り放題!”である(ウソ)。というか、仮に偽物だと見破ったとしても… そんなことを指摘しようものならば、逆上した犯人から危害を加えられる可能性があるではないか! 早く防刃手袋を買わなきゃ…(まだ買ってないのかよ!)

運賃箱の… イ・ジ・ワ・ル!

2016年04月26日 22時44分45秒 | バス運転士
某地区(郊外)巡回バスをやっていた時のこと… あるバス停で乗った女性が運賃箱に500円玉を投入したところ、な・な・なんと! 釣り銭が110円しか出てこなかったのである。「ん? 計算間違い? 釣り銭を出し渋り?」と思っていたら、運賃箱がガタガタと変な音を出しながら、画面下部に「払出しモータなんちゃらかんちゃら常時未検知」というメッセージを、画面上部に駐停車禁止標識のような“払出駄目マーク”を表示したのである。

私は、110円を手にしてポカンとしている女性に、「う~ん… おかしいですよねぇ…」と言いながら、マイ小銭入れから180円を取り出し、手渡したのだった。幸い、巡回バスの乗客は8~9割がフリーパスで… ICカードも一日乗車券も普通に使えて… 現金の場合も、釣り銭不要の210円ならば問題なかったので、その後は何事もなく終点まで行くことができた。

そこで私が「もしも何かが詰まっていたら、さすがに直らないだろうなぁ~」と思いながらも、電気系トラブル対処法の基本である“バスの主電源をオフ、しばらく待ってからオン”をやってみたところ… あれま、ビックリ! 直ってしまったのである。私は「なんだ… 意外とチョロかったなぁ~ この後、車両交換してど~のこ~のってブログに書けると思ったのに…」と、少しガッカリした。

その後、本日何周目かの某地区巡回バスでのこと… 某駅で乗った男性が、私に500円玉を見せながら「これは…」と言ったので、私は「お釣りが出ますので、そのままこちらへ入れて下さい」と言いながら硬貨投入口を指し示した。そして、男性が500円玉を投入… ガラガラ… パタンパタン… (嫌な予感…) すると、またもや「払出しモータなんちゃらかんちゃら…」と表示され、釣り銭が1円も出なかったのである。

私は「この野郎ぉ~! 直ったフリしやがってぇ~!! 駄目なら駄目で、ずっと壊れてろよぉ~!!!」と思いながら、マイ小銭入れから290円を取り出そうと… その時、男性が「10円ありますけど…」と言ったので、私は一瞬の沈黙… そして「あ、あぁ… (硬貨投入口へ)入れて下さい」と言いながら、マイ小銭入れから300円を取り出し、男性に手渡した。こういう場合、営業所へ帰ってから事情を話せば、現金を返してもらえるらしいのだが… いつも忘れて帰宅してしまう私であった…