「勤務時間中に、コンビニなどへ買い物に行く場合は、夏ならば胸の名札と腕のワッペンを外して下さい。冬ならば上着を脱いで自前のジャンパーなどを着て下さい」というような指導を受けた… なんじゃそりゃ!?
完全弊社では見たことも聞いたこともなかったのだが、そんなことでも“苦情(と言えるのか!?)”があるらしい… なんじゃそりゃ、なんじゃそりゃ!?
まぁ… 世間の人たちの大半から「そうしろ!」と言われるのであれば、それはそれで「従うしかない」と思うのだが… どうしても“ごく一部の人間”が言っているだけとしか思えないのである。
そのうちに「ズボンの丈が短い」「猫背で姿勢が悪い」「その顔が気に入らない」なんて言われたりして… それで整形する場合は、会社が費用を出してくれるのかなぁ? ハハハ…
半弊社のバスは基本的に前扉が乗車口なので、乗車時にお客様全員と顔を合わせることになる。すると… 中には「ありがとうございます」と言う私の顔を見てから、すぐに車内前面の“次のバス停の電光表示”に付けてある“名札(私の名前)”を見上げる人もいる。きっと「あ、初めて見る運転士だ。名前は…」という感じなのだろう。
それがニコニコ笑顔の人だったりすると、私も何となくウキウキ気分になる。楽しそうな人を見るだけで、こちらも楽しくなってしまうから… しかし、それがムスッとした人だったりすると、私も何となくドキッとする。「私が何か失礼なことをしてしまったのかな?」なんて…
私はまだまだ不慣れなことが多く、常にドキドキもんですが… みなさん、これからも宜しくお願い申し上げます。
ただいま帰宅… 深夜バスも無事に終了した。
先々週の水曜日に夕食会を開いてくれたA氏と、今日の夕方、某所の休憩室で一緒になった。そこで「その後(この地域を走ってみて)どうですか?」と聞かれたので、私は「う~ん… 特に何も… まだ二週間しかやっていないから、まだまだこれからかな?」と答えた。するとA氏は「そうですか… 何も感じないということは、ここで十分にやっていけるということですね」と言った。A氏が言うには、この地域で精神的にやられてしまって、運転士を辞めた人が何人もいるとか…???
私がこの地域を走り始めて、まだ二週間しか経っていないけれど… 先月まで走っていた地域と比べても、乗客の数が多いということ以外には、それほど変わりないような気がする。むしろ、この地域の方が携帯電話での通話が少ないくらいで… これまで聞かされていた話と、私が肌で感じている雰囲気とでは… まったく違うのである。
う~む… たまたま私だけが嫌な場面に遭遇していないだけなのか!? いやぁ… ただ単に私が鈍いだけなんだろうな。ハハハ…
明日は午後3時半頃に出勤です。そして勤務終了は… 午前2時前になります。そう、地下鉄の最終が出てしまった後に走るという“深夜バス”が含まれているコースなのです。私の勤務している営業所が担当している深夜バスは2台で走るのですが、明日の私は1台目になります(2台目は更に1時間ほど遅く… そのうち私にも回ってきます)。
深夜バスの路線はそれこそ一本道なので、道を間違えるということはないと思います。が、私が走っている一般路線とはほとんど重なっておらず、個人的にもまったく走ったことがない道路だったので… バス停の位置がまったく分からなかったのです。さらに、深夜バスは地下鉄の駅の位置にあるバス停にしか止まらないので、途中の関係ないバス停(ここにも“蜃気楼”が出現する!)を無視しなくてはいけません。幸い、通勤経路から少し遠回りすれば下見が出来たので、行きも帰りもメモを見ながらマイカーで何度か走りました。「もう完璧だ!」とは言いませんが、メモで確認しながら行けば… 多分、大丈夫です。「そろそろバス停が近いな…」と思った時に、乗客の怒声が聞こえたり、車中に異臭が漂ってきたりしたら、バス停を見過ごしてしまうかもしれませんが…
そうなんです。先輩運転士から聞いた話では、やはり乗客の大半が酔っ払いなので、たまには車内に異臭が漂うことがあるそうです。ただし、その運転士の場合は、その人が自分で袋を用意していたから車内が汚れずに助かったとか… しかし… もしも… そんなぁ… 先日の生卵3~4個くらいで驚いていてはいけませんね。どうか明日も無事に勤務を終えられますように…(帰宅予定は午前2時半頃です)
残高不足のバスカードで精算した場合… 完全弊社の運賃箱は「カード残高が不足です」みたいなことを言う。そして、乗客が自分で追加のカードを入れるか、不足分の現金を投入して精算完了する。しかし、半弊社の運賃箱は“乗客が不足分をカードで支払うのか現金で支払うのか、運転士がボタンを押さないと精算ができない”のである。不慣れな私は、そのボタンを押すのが常にワンテンポ遅れてしまうのであった…
また、半弊社の運賃箱は「カード残高が残り僅かです」なんてことまで言う。完全弊社の運賃箱はそんなことを言わない。だから、私も初めて耳にした時は「カード残高が不足です」と聞こえてしまい、「なんで?」と思ってしまったもである。が、それは乗客の中にも同じような人がいるようで… 今日も、200円の運賃を残高250円のカードで支払った男性が、運賃箱に「カード残高が残り僅かです」と言われて、一瞬「えっ!?」という顔をして財布を取り出そうとしていた。私はすぐに「いいえ、大丈夫ですよ」と言ったのだが… 運賃箱の「残り僅か」という台詞は、余計なお世話のような気がするなぁ…