バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

リピート機能が…

2018年03月31日 21時37分21秒 | バス運転士
昨日の午後、私が勤務後半の点呼を受けた時… 一人のお婆さんが上司二人を相手に何やら文句を言っていた。ある運転士さんの話によると、そのお婆さんは“いつもウチの最南端路線に乗って、二人掛けの席に陣取り、車内に立つ人が現れるくらい混雑していても、荷物を横に置いたまま席を空けない”らしい。

今回、たまたま最南端路線を走っていた運転士さんが、ある乗客から「そのお婆さんに注意してほしい」と言われたそうだ。普通、その場で注意しそうなところ、その運転士さんは気を遣って、お婆さんに“終点でやんわりと伝えた”らしいのだが… 逆ギレしたお婆さんが営業所にやって来て… 2時間以上も同じ話を繰り返していたそうだ。

さて、私が某地区(郊外)巡回バス路線を走っていたところ… あるバス停で乗ったお婆さんが「あの… 4時のバスに忘れ物しちゃったんだけど…」と言ったので、私は「それじゃ、営業所へ電話を…」と答えようとしたのだが、お婆さんは「電話も、保険証も、財布も、家の鍵も… 全部入っとるカバンを忘れちゃったもんで… 知り合いにお金を借りて来たんだわ」と言いながら210円を払って助手席に座った。

その時、私は「さすがに運行途中で忘れ物の問い合わせをやってられないから… すべては終点・某駅に着いてからだな」と思って発車した。そして、某駅の降車停に到着… すると、お婆さんが再び「電話も、保険証も、財布も、家の鍵も… 全部入っとる~」と喋り始めたのだが… 後方から他系統バスが来ていたので、私はお婆さんを助手席に乗せたまま、某駅の待機場所へ移動… ちょうど発車待ちをしていたバスの運転士さんから「???」という目で見られたのだが… 実は、そのバスこそ、お婆さんがカバンを忘れたバスだったので、アッと言う間に解決したのだった…

そうそう、私が通っているテニススクールでも… 受付の近くにあるテーブルに陣取って、同世代のオッサン&オバサンがお茶&お菓子を食べながらお喋りをすることもあるのだが… その横を通りかかった若いコーチから「また同じ話をしてる」と言われたことがあったっけ… みんな年を重ねるにつれて、あっちこっちにガタがくるわけだが… リピート機能が“ON”のままになってしまう人は多いようだ。ハハハ…

まだまだ話題になる新車

2018年03月30日 22時35分17秒 | バス運転士
一昨日の後半は、5回目の新車だったのだが… 人間というものは(オマエ、人間だったのか?)、気が付かない内に“調子に乗ってしまう”もので… 中扉開閉レバーの操作が徐々に早くなり… ついに「ピロピロピロピロ~(まだ早い!)」という警告音を鳴らしてしまった。(まさか走行中に操作したんじゃないだろうなぁ~ ハハハ…)

また、某駅の休憩室で“新車のアイドリングストップ”が話題になった時… 私が「交差点の中で右折待ちしている時にアイドリングストップして…」と言ったら、「右折の時はストップしないんだよ。右ウインカーを出しているから… 左折の時にストップすることがあるんだって!」と言われた。

そこで私が「あれ? そうなんだぁ… じゃあ、左折する時だったのかなぁ?」と言ったら、「松井さん、アイドリングストップするほど、ちゃんと左折時一時停止しとるの?」と言われてしまい、「いや、まぁ、自分なりに…」と苦笑いするしかなかったのだが…

その後、一人で「やっぱり右折する時だったような気がするなぁ~ どういうことなんだろう?」と考えていたところ… 「あっ! ひょっとして… 私が右ウインカーを出していなかったのかも!?」と“一つの仮説”が閃いたのだった…(それは多分… 仮説じゃなくて事実だろうな。このボケェ~!)

追伸 今日の私の最後の運行で… ある運転士さんから聞いていた通り、“キャ●クラ嬢らしきお姉さん”が乗った。細身のロングヘアー、マスクをしていたので顔がよく見えなかったけれど… 何となく、先月一杯で退職した(させられた?)事務のお姉さんに似ていたような…(そんなアホな! いくらなんでも年… ゲホゲホ… ハハハ…)


さすが、悪の組織

2018年03月29日 22時02分13秒 | バス運転士
昨日、4月1日付での転勤を言い渡された運転士さんが、怒って帰ってしまったらしいのだが… 実は、その運転士さんは… “準ちゃんのパワハラなど”について、弊社のコンプライアンス担当に相談していた複数の運転士さんの内の一人なのだ。

つまり、弊社の上の方は、我々運転士に対して「お前ら、分かったか! 上の人間に向かってゴタゴタ言いやがると、こういうことになるんだぞ!」と言いたいらしい。パワハラに関する相談をしていた人に、転勤というパワハラを食らわせたという… これはもう完全に“悪の組織”のやり方である。

一方の準ちゃんは、転勤と言っても気楽なもんじゃないのかなぁ~ だって、遊んでいて給料をもらえることに変わりはないんだし… ただ、遊び場がTDLからTDSに変わったようなものだから… ちなみに、準ちゃんの後には“人の粗探しが得意な(?)盗撮おじさん”が収まるらしい。

最後に、某元首相が今の政権に対して語った言葉を借りて… 「各営業所の中堅以上の幹部は皆、本丸の顔色を見て仕事をしている。恥ずかしく、企業の破滅に近づいている。本丸の言うことを聞こうと、忖度以上のことをしようとして、すり寄る人もいる。能力のない人が偉くなっており、むちゃくちゃだ」


久々の変な夢… そして現実

2018年03月28日 18時04分39秒 | バス運転士
職場仲間と海岸でバーベキューを始めようとした時、ちょうど夕日が水平線に沈むところで… しかも、初めて見る不思議な光の現象が起こり、「うわぁ~ こりゃすげぇ~」と思っていたら、水面が赤く盛り上がり… みんなが「なんだ?」「溶岩か!?」「噴火だ!」となり、一斉に逃げ出した。

私も、火口と自分の間に建物などの障害物があるように進路を探りながら走り続けた。幸い、私の周りの人たちは、飛んでくる噴石に当たることなく、遠くまで逃げることができたのだった…(う~む… 昨日の午後に買った宝くじが当たらないという暗示かなぁ~???)

乗客数名&助手席に職場仲間の運転士さんを乗せて、バス停を確認しながら走行… 本物ソックリに作ってある“偽物のバス停”を横目で見ながら、その先にある本物のバス停に接近… 「あれ? ここの停留所名、なんだっけ? まぁ、いいや」と思いながら「通過します」と言って通過した… なんと! 若い女性が一人、立っていたのに!(あれまぁ~ 信じられん!)

その後、まだ運行途中なのに、なぜか運賃箱の金庫を解錠してしまい… 「どうしよう?」と思っていたら、助手席の運転士さんが「次のバス停で、運転士交代ですよ」と言ったのである。私が「ごめん、解錠しちゃった」と言うと、運転士さんは「えっ!? このバス使えないじゃん。じゃあ、お客さんには次のバスへ乗り換えてもらおう」と言って、たまたま来た回送バスを止めて、乗り換えて行ったのだった…

昼寝休憩後の運行で… 「いくら夢の中とはいえ、若い女性を確認していながら置き去りにするとは、本当にもったいない… 否、とんでもない話だよなぁ~」と思いながら、2分ほど遅れて営業所前ターミナルへ向かっていたところ… なんと! またしても“終点の一つ手前のバス停”にヘルシーフード敬老隊(軍団というほどの人数ではなかった)が待ち構えていたのである。はぁ~ 置き去りにするなら、こっちだよなぁ~ ハハハ…(こらこら!)



レントゲン一時MRIのち理学療法

2018年03月27日 19時39分00秒 | いろいろ
今日は、右上腕部&右肩の痛みを診てもらうため、先週の内にネットで探しておいた某整形外科へ行った。まだ新しい建物の玄関を入り、受付がある二階へ上がって… 「先日、FAXで問診票を送った松井ですけど…」と言いながら保険証を出すと、「そちらでお掛けになってお待ち下さい」と言われ… クルッと回れ右をした私は驚いた。目の前にある待合スペースには誰もいなかったからである。私が「ゲゲッ… まさかのヤブ医者!?」と思ったのを知ってか知らずか、1台の大型テレビが「答弁を差し控えさせて頂きます」と言っていた。

椅子に腰掛けて“証人喚問の生中継”を見始めて間もなく、看護師さんに呼ばれて診察室へ… 軟式庭球部に所属していた学生時代の古傷の話から、今も通っているテニススクールの話… 昨年11月の激痛から現在に至るまでの話をして… その後、レントゲンを撮ってみたけれど「異常なし」ということで、「負担金が6000円になりますが、MRIを撮ってみますか?」と言われた。“約30分間、狭い空間に入ったまま”という点に不安を感じたものの、痛みの原因を知りたかった私は「お願いします」と答えた。

またもや“テレビを見ている暇もなく”3階のMRI室へ案内され… パジャマのような衣類に着替えてベッドへ… 私は「狭い空間なんて、目を閉じていれば関係ないし… ちょうど眠くなってきたから大丈夫だろう」と思っていたのだが… 担当技師に「右肩の下にこれ(クッションみたいなもの)を入れます」「左腕はここに固定して動かさないで下さい」「膝の下にもこれを入れます」などと私の姿勢を決められ… マジックテープ付きのベルトで、肩はもちろん腹部も足も固定され… その上から毛布のようなものを掛けられたところで、私は気分が悪くなり“ギブアップ”した。

その後の診察で“理学療法”を勧められた私は、またまたまたまた“待ち時間なく”3階のリハビリテーション科へ案内され… 担当の男性理学療法士と一緒に、リハビリ機器が並んでいる部屋の奥の方へ進み入った。そこには4つのベッドがあり、2つのベッドでリハビリ(治療?)をやっていたのだが… 1つはおじさん先生がおばさん患者に、もう1つはお姉さん先生がおじさん患者に… 「あぁ~ 私もお姉さんが良かったなぁ~」と思ったのだが… 黙っていた。(当り前じゃ!)

まずは、男性理学療法士の問診があり… 続いて、私の右肩を中心にした動きをあれこれチェック… さらに「意外と動きますね」「自分でも丈夫な方だと思いますか」「昔はかなり筋力があったでしょう」などと言いながらの密着チェック… 私は「あぁ~ これがお姉さんだったらなぁ~」と思っ…(黙れ!) その理学療法士によると、「筋力が衰えたにもかかわらず、現役時代のようにパワフルなプレーを続けたため、右上腕&右肩の各部分に大きな負担がかかり、激痛となって表れたのではないか」ということだった。

今後、まずは「右上腕部のインナーマッスルを鍛える」ことから始め… さらに「姿勢を改善する」とか「柔軟性も向上させる」と言っていたような… そう、子供の頃から“立位体前屈”は大の苦手で… 測定時には“ちょっと膝を曲げさせてもらって、3cmという記録だけは残させてもらっていた”くらいなのだ。それが今は… 指先でつまんだ30cm定規が床に届かないという… 自分でも驚きの“カッチカチ度”に成長してしまっているのである。そうそう、最後にもう一つ… 私が「Mだ」「ドMだ」という説があるけれど… 今回のMRI検査(正確には検査前!)によって、“私は縛られて喜ぶタイプではない”ということが判明したのは収穫であった。(いや、担当技師がお姉さんだったら良かったかもよ。ハハハ…)