午後3時前、某駅に到着して10名ほどの乗客が降りてゆく… 最後に降車口へやってきたおじさんが「私、××団地から乗ったんですけどね…」と話し始めたので、私は「私が何かやっちゃったのか!?」と不安になった。しかし、おじさんが「バス停の時刻表が…」と続けたので、私は「時刻表に間違いでもあったのか!?」と思った。続けて、おじさんは「割れているっていうのか… 破られているっていうのか… あれはガラスじゃないですよね」と言ったので、私はホッと胸をなでおろ… 否、それはつまり、バス停が壊されてるってことじゃないですか! 私は「そうですか! ありがとうございました」と言って、営業所へ連絡を入れた。そういえば、ウチの近所の自動販売機にも、商品見本が陳列されている部分が割られているものがある。何があったのか知らないけれど、無抵抗のバス停や自販機をボコボコにするなんてねぇ… 私も小学生の頃、冬休みの宿題“書き初め”が上手く書けなくて、学習机の蛍光灯を真っ黒に塗ったことがあったけれど… 同じレベルだな。ハハハ…
先日の昼間、次の発車時刻まで5分を切っていたが、どうしてもトイレに行きたかったので、急いで駅の階段を上って改札を通って行き… 再び改札を通って階段を駆け下りて… 大急ぎで戻ってきたら、何とかギリギリ間に合った。運転席で荒くなった呼吸を整えながら、やや早口で案内をしてから発車した。発車時刻には間に合ったのに… なぜか、バスの運転も急いでしまうんですよね。急がなければならないのは、バスへ戻って来るまでで良いのに… もちろん、すぐに気が付いて落ち着きます。朝の通勤ラッシュなどで大幅に遅れた場合も、同じような感覚に陥ることがありますね。終点の駅で15分の休憩があったはずのところで、15分遅れで到着してすぐに発車したような時に…
昨日の午後6時前、私は某駅から某大手ショッピングセンターへ向かっていた。ある交差点から坂を下っていくと、前方にいくつもの赤いランプが… そう、数台のパトカーが道路の右に左に停まっていたのである。そして、ある飲食店(だと思う)の前で、警察官が“立ち入り禁止”の黄色いテープを張っているところだったのだ。そのため、歩行者たちは警察官に誘導されて車道を歩いていたので、私はバスをゆっくりと走らせなければならなかった。その時、ある警察官の「交差点で規制しましょうか?」という声が聞こえたのである。私は「えっ… まさか… この道を通れなくなったらどうしよう? 迂回するとしても、かなり遠回りになってしまうぞ」と思った。それから約10分後、今度は某駅に向かって同じ道を通ったのだが… 特に通行規制されている様子もなく、パトカーは3台ほどに激減し、張られていた黄色いテープもなく… 私はホッとしたような、ガッカリしたような… その夜、特に大きなニュースにはなっていなかったようだけど…???
今日の後半戦は、昼から夕方までの某大手ショッピングセンター町中編だった。午後2時前、ショッピングセンターで次々と降りて行く乗客たち… 一人の外人さんから「Takeoff?(少なくとも私にはそう聞こえた)」と声を掛けられた。私が「離陸? なんのこっちゃ…」と考えていると、彼は「Same?(少なくとも私にはそう聞こえた)」と言い直した。私は「帰りの乗り場も同じくココかと尋ねているのか?」と思って、「えぇ…(なぜか日本語である)」と言いながら二度三度と頷いた。すると彼は「分かった」とでも言うように、笑顔で降りて行った。
それから約1時間後、ショッピングセンターにバスを着けると、アッという間に“満員御礼”になってしまった。この時季は、敷地内で確定申告の受付をやっているので、特に乗客が多いのだ。何気なく左方へ視線を移すと、先程の外人さんが大きな荷物を持って一番前に立っていた。その時、まだ乗車口の外には数人が立っていたので、私はもう少し前へ詰めるように手で合図をした。彼はすぐに詰めてくれたのだが、それと同時に荷物を前扉内側のステップに置いてしまったのだ。私は、その荷物を覗き込む動作をしてから、両手で扉が内側に開くジェスチャーをしてみせた。すると彼は「分かった」と言ったかどうか分からないが… 荷物を持とうとしたので、私は「着いてから…(また日本語である)」と言いながら駅の方向を指差した。それでも、彼は分かってくれたようで、荷物を持つのをやめた… 本当は日本語も分かるんじゃないのか? ハハハ…
入社当初に比べたら、かなり“外人慣れ”してきたつもりだったが… まだまだ! 突然のこととはいえ「Yes」の一言すら出てこないとは… 情けない! 今、私が高校入試問題の英語をやったら… 何点だろう?(60点くらいかなぁ… 甘い!?)
今朝、某所へ回送中に「“福田ニラ沙紀(仮称)”停留所が、歩道から路上に出ています」というふうに無線が聞こえた。私はどういう状況なのか分からなかったけれど、「まぁ~私が走る路線ではないから関係ないか…」と思った。その後、某所で顔を合わせた運転士が「さっき、無線で“池谷パンチ(仮称)”停留所が、路上に出ているって言ってたね」と言った。私は「えっ!? 池谷パンチ? 福田ニラ好きじゃないの?」と驚いた。なぜならば、池谷パンチはこれから走る路線にあるバス停だったのだ。それにしても、私の耳はどうなっとるん…???
それから約20分後、私はバスで走り出した… 停留所のことはすっかり忘れて… そして再び驚いた。池谷パンチ停留所で、いつものようにバスを左に寄せて行ったら… バス停が路上に立っていたからである。危うく衝突するところであった。それにしても、誰が何のために… 酔っ払いなのか、嫌がらせなのか… 線路に小石を置いてもニュースになるが、路上にバス停を置いてもねぇ… そうか! あのまま私が衝突していたらニュースになったのかな!? ハハハ…