バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

病院は迷路だ

2023年06月30日 11時41分52秒 | 病院の黒子(夕勤)
それぞれの手術には開始および終了予定時刻があるのだが、当然のことながら状況によって前後する。だから、場合によっては複数の手術が同時の終わることがあり、その時は清掃フロアも洗浄フロアも大忙しとなる。逆に、その直前は嵐の前の静けさ… これと言ってやることがない時間帯が発生してしまう。昨日、久しぶりにそんなタイミングになり、先輩から「(作業で使用する各種用紙の)コピーを取ってきて下さい」と言われたので、「コピー機… あぁ、看護師事務室の前にありますね」と確認したら、「まぁ、そこでもいいんですけど、印刷室がありますので… 一緒に行きましょう」と言われた。

まずは洗浄室から出て病院の廊下を歩き、エレベーター横の非常階段を使って一つ上のフロアへ移動、手術室があるフロアの廊下へ出て… 「あっちが手術室のある方ね」と言われた私は「あっちが…? 手術室…? あぁ~!」と理解するのに時間が掛かった。そして、それとは逆方向へ歩き出し… セキュリティカードを使ってオートロックのドアを通過… 左の方へ進んで左側(だったかな?)に“印刷室”があり、看護師事務室の前にあるコピー機よりも大型で速い機種が置かれていた。確かに… 何十枚もコピーするとなると、移動時間を考慮してもこっちの方が早いだろうし… 何より、看護師さんたちに気を遣わなくて済むもんね。

予定していたコピーを終了… 印刷室を出た私は、早くも「右だっけ? 左だっけ?」と分からなくなっていた。加えて、その帰りに「こっちにもコピー機があります」と“図書室”を案内されたので、さらに混乱… ホント、病院は迷路である。今後、いつか… それこそ忘れた頃に… 先輩から「コピーお願い」と言われて、迷わず印刷室へ行けるだろうか? 無事に帰ってこられるだろうか? マジで不安…。。。「いっそのこと、近所のコンビニへ行った方が早かったりして!」と思ったけれど、自腹で1枚10円… その帰り、ゲリラ雷雨に見舞われてビショビショ… 結局、病院内で先輩がコピーを取り直すことになりそうだ。アハ…


先輩たちの捜し物

2023年06月29日 11時40分57秒 | 病院の黒子(夕勤)
昨日は、新人男性が“手術室フロアの作業”をいくつかやってくれていたので、私の“主戦場”は洗浄室となった。ある時、先輩Aさんがやって来てキョロキョロしていたので、「どうされましたか?」と声を掛けたところ、「◎◎っていう器具が見つからないんですよぉ~」と言った。そこで「一緒に捜そう」と思った私は、先輩Aさんから“◎◎が管状器具の中に入れる金属製の細長い器具であること”を教えてもらった。が、その話を聞いてもピンと来なかったので「それ、私は見たことありますかねぇ?」と尋ねたところ、「いやぁ… 多分、松井さんに洗ってもらう器具じゃないから、見たことないかもしれない」と言われたので、私は一緒に捜すのを諦めて自分の作業に戻った。

また、三つある流し台のうちの一つ(通常は洗浄液の一種で満たされている水槽)の後片付けをしていた時… 排水口に取り付けられている“大きな物が流れないための蓋”を外し、その中にある“小さなものが流れないためのネット”を洗おうとしたところ… そこに“プラスチック製の丸っこい物体”があったので驚いた。「これは… 何だ? ゴミだっけ?」と思っているところへ、タイミングよく先輩Bさんがやって来たので、「すいません、これって… 捨てていいんでしたっけ?」と尋ねたところ、「あっ… それ、さっきから探してたのよぉ~」と言われたので再び驚いた。さらに、それがあった場所を知ったBさんも驚いていた。そんなところ、後片付けの時しか開けないからねぇ…。。。

勤務終盤、大型自動洗浄機の「ピーーーーーッ!」という洗浄完了音が鳴ったので、私は“大小様々な器具が載っている金属製トレー”を取り出し、空気圧縮機を使って余計な水分を吹き飛ばしてからトレーごと高温乾燥機に… その時、「あれ? これって… ひょっとして◎◎(私が見たことない金属製の細長い器具)かもしれない」と気が付き、退勤のため事務室にいた先輩Aさんに声を掛けて確認してもらった。すると「あぁ、そう、これこれ! これを探してたんですよぉ~ でも、もう時間がなかったから、正社員に新品を出してもらっちゃった」と言いながら◎◎を滅菌室へ持っていった。みんなが多忙だから、お互いに伝えるべきことを伝えきれていないような…???

また、先輩Cさんが洗浄室へやって来てウロウロしていたので、「どうされましたか?」と声を掛けたところ、「※※を探してるんだけど…」と言ったので、それを洗った記憶がある私は「あぁ、それだったら… ここにあります」と言いながら“準高温乾燥機”を開けた。そう、その※※というのは“ゴム製の包帯のような物”で… 前日は「帯状の物が重なり合うと乾きにくいだろう」と思って“縦長の低温乾燥機”の中で蛇行宙吊りさせ、それから落ちた水滴のことで先輩Dさんから注意されたアレのことである。だから昨日は「帯状の物は重なった状態でも乾くのだろうか?」と半信半疑のまま別の乾燥機を使ってみたのだが… 幸いにも乾いているようだった。これにより、ボケ脳のレベルが一つ上がった!(元々のレベルがマイナスだから… まだゼロにもなってないんじゃねぇの? ハハハ…)


腰痛、謝罪、指示

2023年06月28日 11時38分12秒 | 病院の黒子(夕勤)
職場のあちらこちらに時計があるので、作業をしている合間に「あぁ、何時なんだ」と思うことが多いのだが… 昨日は最近の中でも特に忙しく、最初に時計を見た時には“出勤から4時間”も経っていて、「もう、遅番の人が帰る時間ではないか!」と驚いた。それから私の定時まで一時間、さらに残業して一時間… 正社員から「松井さん、もう上がって下さい」と言われた。自分ができる作業は残っていたのだが、それは明日でもいい作業だったし… 腰痛が出始めていたので「お先に失礼します」と言った。

そんな感じで忙しかった昨日の勤務中盤… 私は一つの手術用具(幅が10cmくらい、長さ3mくらいあるゴム製の包帯のような物)を手で洗い、「縦長の乾燥機の中で、上下に蛇行させるように宙吊りさせれば早く乾くだろう」と思った。が、その乾燥機の底にはプラスチック製容器が置かれていたので、「それらに水滴が落ちないように」と思い、よく水を切ってから干したつもりだったのだが… その後、ある先輩から「ちょっといい?」と呼ばれた瞬間に「甘かったか…」と分かり「本当に申し訳ございません」と謝罪した。

勤務終盤には… 正社員から「松井さん、手術着のまとめとゴミの回収をお願いします」と指示され、男子(男性医師用)更衣室で使用済みの手術着をまとめ、手術室フロアのゴミ回収をやった。その後、正社員から「松井さん、男子更衣室の…」と言われたので、「はい、やりました」と答えたところ、「さすが!(指示しなくてもやってくれてる!)」と褒められてしまったので、慌てて「いえ、さっき言われましたから…」と答えたら、「あぁ、(先輩の)◎◎さんに?」と言われたのだが… そこで私は「いえ、あなたですよぉ~」とは突っ込まなかった。

そう、今の職場(現場)に常駐している唯一の正社員は、今月に入ってからの人員不足の中で八面六臂の大活躍… まだ3人の新人さんが仕事を覚えている最中ということで、超々多忙な日々が続いている。だから、定期的に行われている“弊社と病院との会議”に提出する資料を作っている時間もなかったようだ。そして昨日は、その会議の日だったということで、半ば徹夜で資料作成&会議出席&作業作業作業… そりゃ、私に何を指示したかなんて、いちいち覚えてないよなぁ…(オマエも長野時代、徹夜麻雀明けで出勤したことがあったよな? えらい違いだな。ハハハ…)


新人、休憩、充電

2023年06月27日 11時28分03秒 | 病院の黒子(夕勤)
先週、一気に三人も新人さんが入ってきた(今月に入って面接をした女性二人&男性一人)。と言っても、女性の一人は朝から昼までのパートタイムなので、私と顔を合わせることはない。もう一人のフルタイム女性は滅菌室の担当ということで、そちらの先輩が指導しているようだ。そして、50代のフルタイム男性については、正社員が「松井さんの負担を少しでも軽くしたい」ということで… 中途半端な知識しかない私が“こんな私でもできる作業”を教えている。アハ…

もしも食事休憩が一斉であれば、みんなで食事しながらワイワイだがやだがや… 仕事とは無関係な話もたっぷりできて、それぞれの個性を把握できる時間もあるのだが、“ちょっと手が空いた人が交替で休憩するシステム”なので、そういう時間がないのが個人的にはとても残念… ん? パートタイムのオマエには休憩時間がないから関係ないじゃないかって!? あ、いや… もしも一斉休憩だったら“みんなとワイワイだがやだがや”するため、フルタイムに変更してもらいますよ。なんちゃって~

さて、昨夜は、ここにも書いたように… 仕事を終えてから買い物もせずに帰宅、“充電ドライブ”に出掛けた。「今回はバッテリー上がり直後じゃないから一時間も走らなくていいだろう」&「エンジンの回転数を上げた状態が長く続いた方がいいだろう」ということで… またもや“だがや高速”の市内中心部環状を一周して帰ってきた。しかしまぁ、毎週こんな感じで充電しなければならないほど必要性を感じていないマイカーを所有し続ける意味があるのだろうか? (ない!) よねぇ…


不安だったから左車線を選択しただけ

2023年06月26日 11時26分09秒 | 日記
一週間前、“日没後に初めてのインター(螺旋状ループ)を下りて、自宅への方向が分からないまま左折を繰り返したら正解だった”話の補足を…。。。地上に降りた最初のT字路(右か左か)は全くの勘で、不安なまま左折した。すると片側二車線になったので、「不安が大きくなったらいつでも停まれるように!」と左車線を走行していたら、次のT字路(右車線は右折、左車線は左折)が見えてきたのだが、車線変更する根拠もなかったのでそのまま左折することにした。

すると今度は片側三車線の道路になったので、驚き&迷いながら左車線に進入、赤信号の大きな交差点へ接近したところ、それが左折レーンで、その横が左折&直進レーン、一番右が右折レーンとなっていることに気が付いた。信号が変わるのを待っている間、私は周囲をキョロキョロと見回していたのだが… 片側三車線もあるのに、私の車以外には一台も車が来なかった。また、目の前の交差点を左から右へ多くの車が走っていくのに対して、右から左へは一台も走っていかなかった。

「こりゃ左折じゃなくて右折が正解かなぁ~ 左の方へ何台か走っていっても良さそうなもんなのに、一台も行かないのは不安だなぁ~」と思っていたら信号が青に変わった。さすがに左折レーンから右折するのは気が引けたので、「とりあえず左折して、どこかでUターンしてくればいいか」と思いながら左折したところ、それがたまたま正解だったのだ。あっ… 一昨日は飲み会で、昨日の屋外テニスは仲間の車に相乗り… またバッテリーが上がってしまう危険性が!? はぁ~ 今夜にでも“充電ドライブ”をしておかないと…(その時に、バッテリー以外の部分が壊れたりしてな。ハハハ…)