バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

禁止行為と問題発言!?

2013年05月31日 21時34分06秒 | バス運転士

あるバス停から10名ほどの女子学生が乗り、その中の4人組から「○○まで何分で行きますか?」と聞かれたので、私は運行カードの○○停“12時58分”を指差しながら「“予定”では1時“頃”に到着します」と幅広く答えた。

彼女たちは「ここから20分くらいかぁ~」と言いながら、次々と精算して… が、一人がICカードの残額不足で流れが止まり…(オマエが鼻の下を伸ばしている間に!) 行けるはずだった目の前の信号が赤に変わり… 私は「あぁ、良かった。予定&頃と言っておいて…」と思った。実際、その後もアレコレあって、○○停への到着は5分以上も遅れてしまったのだ。

さて、彼女たちの目的地は某大手ショッピングモールだったようで… いろんな話題で盛り上がっていた。が、ちょっと話が途切れた時に、一人の子が助手席へ移動してきて「走行中の自動車に飛び乗り又はこれから飛び降りること… だって!」などと、車内に掲示してある“法令による禁止行為”を読み始めたのだった…

あぁ、もしも他に乗客がいなかったら… 私も会話に加わって… 「そこに“走行中みだりに運転者に話しかけること”って書いてあるでしょ? みだりに話しかけるのはダメだけど、淫らな誘いをかけるのはいいんだよ!」なぁ~んて言っみたかったなぁ~! ハハハ…(それじゃ~、ただの危ないオジサンではないか… あっ、それで問題を起こして“これで会社を辞めました”って言う作戦か! なるほどぉ~)


そんな、恐ろしい…

2013年05月30日 21時39分03秒 | バス運転士

あるバス停に1~2分遅れで到着… すると、一人のお婆さんが“中指を立てて”待っていた。一瞬、私は「そんな、ちょっと遅れたくらいで… 恐ろしい…」と思ったが、すぐにそれが人差し指だと気付いてホッとした。

お婆さんが買い物袋を肘に掛けていたので、肩・肘・手がVの字になり… それが癖なのか、力を入れるとそうなるのか… お婆さんは人差し指を立てていたのである。まぁ、カラオケでマイクを持つ時に小指を立てる人がいるから… それと同じような感じなのか???

恐ろしいと言えば… 今朝、震度5の地震に見舞われる夢を見た。自宅にいた私は「ガラスが割れたら危ない」と思って、ガラス扉の食器棚が倒れないように押さえていた… 昔、地震の夢も“良くない”と聞いた記憶があるけれど、マイナスの黒猫パワーとマイナスの地震パワーを掛けて… とんでもないプラスパワーになり… とんでもなく“良いこと”が起こりそうな予感が…

もしも億万長者になったら… 普通に朝・昼・晩があって、普通に週末がある… そんな生活をしてみたいなぁ~ ということで、今から退職願を書いておいた方がいいかなぁ~ ハハハ…(そうだな、きっと会社はボケ運転士のオマエが退職するのを望んでいるぞぉ~! ま、アホな夢物語はどうでもいいとして、せいぜい“悪いこと”で退職しないように気を付けな! ハハハ…) 悪いことねぇ… 大事故は嫌だけど… “私はコレで会社を辞めました”くらいだったらいいかな? ハハハ…(オマエには無理!)


警察もテレビ局も…

2013年05月29日 14時27分23秒 | バス運転士

今回の月刊ブログでもちょっと触れたけれど… “バスが交差点直前の車線変更禁止部分(黄色いラインで車線が分けられているところ)で車線変更してパトカーに検挙された”というニュースが流れた時、私は「現場を見ていないので、何とも言えない」と思ったのだが… 先日の“運転士ミーティング”で、そのバスのドライブレコーダー映像を見ることが出来た。

率直に、私は「これは酷い!」と思った。運転士ではなく警察が…。。。我々運転士の昇級の鍵を握っている“モニター様”に、ただ黙ってその映像を見せたとしたら… 「えっ!? 何? ただバスが走っていただけなんですけど… どうかしたんですか?」と言うに違いない。そういう私も、何も知らずに見せられていたら…??? その程度の違反だし、いつか日刊ブログに書いた“お婆さんが言っていたように”交差点の先には延々と違法駐車が並んでいたのであった…

私は、基本的にルールを守るつもりでいるのだが、なかなかそうも言ってられないのが現実というもので… 今回の件も同様である。私自身、なかなか車線変更できないことがあり… ようやく後続車が途切れて車線変更したら、交差点直前の黄色いラインだったとか… そんなことは日常茶飯事である。少しくらい黄色いラインに掛かったとしても、その方が安全なタイミングという場合もあるんだから…

また、某テレビ局のある番組で“バスの違反やミスが多い”ということについて特集したことがあって… その中で、バス関係の“お偉いさん”の一人に対して「なぜ、運行ミスをなくす(=0にする)と言えないのか?」と、しつこいくらいに責めていたのだが… お偉いさんは、最後まで「なくすように努力する」としか答えなかった。そう、答えようがないのだ。

逆に、テレビ局のアナウンサーが1000人くらいいたとして… 「誰も原稿を読み間違えない(噛まない)ように出来る」と言えるのかと問いたい。どんなに綺麗な原稿でも、読み仮名がふってあっても、アナウンサーがずっと下を向いているわけにはいかないし… 必ず誰かが思い込みなどによって間違えてしまうに違いない。

私にも経験があるけれど、思い込みなんて一瞬のことである。ずっと「●●行きだ」と確認して走っていて… 「あの交差点を直進だ」と確認もしたのに… 乗客同士の「××へ行くバスって…」「あぁ、そこを左へ曲がって行くバスがあるよ」という会話が聞こえてしまって、「そうそう、ここを左折…」と、ついつい曲がりそうになったこともあるのだ。あ、そんなのはボケな運転士だけだって!? ハハハ… 気を付けます…。。。


久々の某ハンバーガー屋さんで…

2013年05月28日 20時12分55秒 | いろいろ

比較的早い時間に勤務終了となって、その翌日が休みの場合などに夜のテニススクールへ行くことがあり… 先日、夜7時過ぎに「お腹が空いてるけど、運動前だからやめておこうか… いや、やっぱり軽く食べておこう」と思って、久々に“ナンバーワンではない某ハンバーガー屋さん”に入った。

が、何も考えていなかったし、どんなメニューがあるのかも分からなかったので、私は店員さんに「オススメは何ですか?」と尋ねた。すると「こちらの“ラーメンバーガー(だったかな?)”がオススメです」と勧められたので、私は「じゃあ、それのセット(ドリンク&Mサイズポテト付き)を下さい」と言った。

店員さんが「964円です」と言うのを聞いて、私は「ゲゲッ… そんなに高いのか! しまったなぁ~」と驚き&後悔しながら千円札を出した。運動前の“軽い食事”のつもりが千円コースとは… 私は滅多に「無駄遣いした」とは思わないのだが、久々にそう思ってしまった。

さて、空いていた席に座って待つこと4~5分… 店員さんから預かった呼び出しチャイムが鳴り、私は“高価な夕食”が載ったトレーを受け取って席に戻り「いただきます」と… そこで私の動きが止まってしまった。

トレーの上にはドリンク&Mサイズポテト&紙に包まれたラーメンバーガー&… 器に入ったスープ&割り箸が載っていたからである。サラダに割り箸ならば分かるけれど、具のないスープに割り箸という組み合わせが理解できなかったのだ。

私は再び席を立って、店員さんのところへ行き「あのぉ… すいません。これは… どうやって食べるんですか?」と尋ねた。すると、2人の店員さんが互いに顔を見合わせて沈黙してしまい… 私は「あれ? 何か変なこと聞いちゃったかな?」と恥ずかしくなった。

しばらくして、1人の店員さんが「え~っと… ラーメンバーガーをスープにつけながら食べる方もいらっしゃいますし… 麺だけをスープに入れて食べられる方もいらっしゃいますし… スープを飲みながら普通に食べられる方もいらっしゃいますし…」と教えてくれたので、私は「あぁ、なるほどぉ… ありがとうございました」と言って席に戻った。

まず、私は普通にラーメンバーガーを一口パクッと食べてみたのだが、パンと麺の味しかしなかった。それもそのはず、具(チャーシュー?)とタレが真ん中にあったからで… 私は予定を変更して、麺だけをスープの中に入れ、パンを“チャーシューサンド”として食べた。

決して不味くはなく、美味しかったけど… 普通のラーメンと比べると、麺の量も具も少ないし… それなのに! 決して安くないし… やっぱりラーメンはラーメン屋さんで食べるに限る! テニスはテニスコートでやるに限る! 卓球台の上ではできないのだぁ~! なんのこっちゃ…


勤務変更は何かの前兆!?

2013年05月27日 22時56分52秒 | バス運転士

今日は“前半が朝6時から9時頃まで、後半が昼12時過ぎから夜7時半まで”という勤務だった。前半の乗務を終えて営業所に戻り「さぁ~寝るぞぉ~」と思いながら終業点呼を… その時! ある上司から「松井くん、悪いんだけど… 今日、トッケツ(突然の欠勤)が出ちゃったもんで… 後半の勤務を変わってもらいたいんだわ」と言われてしまった。

私は「はぁ… そうですか…」と返事をしながら、変更後の勤務を聞いた。それは“朝10時過ぎから夜8時頃まで(昼食タイムあり)”という勤務だった。勤務終了は30分ほど延びるだけだが、お昼寝タイムがなくなってしまった。トッケツということは、怪我か病気か身内の不幸か… ま、とにかく… やるしかないのである。

後半の勤務のため、バスの準備をして… 回送で営業所を出る時間まで、まだ20分くらいあったので、私は「少しだけでも寝ておこう」と思って、携帯のアラームをセットして、バス車内の最後部で横になった。僅か数分間ではあったが寝ることができ、起きた時に「この勤務変更で何かありそうだ」と思った。

さて、後半の勤務を開始して1時間と経たないうちに… 片側3車線(合計6車線で中央分離帯付き!)の道路の反対側に、消防車がズラ~ッと並んでいるのが見えた。すでに消火済みだったせいか炎は見られなかったけれど、対向3車線が通行止めになっていたので、私は「帰りは迂回運転になるのか!?」と不安に… それと同時に「やっぱり何か起こるんだ」と思っていた。が、その後、すぐに通行止めは解除され、特に問題なく帰ることができた。

それから約2時間後… 私は市内中心部から某所へ向かって走っていた。そして、あるバス停で乗ったお婆さんが「これは○○大学・歯学部へ行きますよね?」と言ったので、私は「えっ!? 歯学部ですか? 薬学部ならば行きますけど…」と答えながら「これで、お婆さんは自分の勘違いに気付くだろう」と思った。

が、お婆さんは再び「歯学部、歯学部行くよね?」と言うと、私にフリーパスを見せて通路を歩いて行った。「歯学部じゃなくて、○○大学・薬学部ですよねぇ?」と言う私の声などは、まったく耳に入らない様子で…

私が「まぁ、多分… 薬学部だろう」と思いながら、お婆さんの着席を確認してバスを発車させようとした時、お婆さんが席を立って私のところへやって来たのである。私が「ひょっとして… バス路線沿いに歯学部があるのか!?」と思っていたら、お婆さんは「ごめんなさいね。今、歯医者さんへ行って来たとこだったもんで、薬学部と歯学部を間違えちゃって…」と言ったのだった… そんな、わざわざ言いに来るなんて… 可愛いお婆さんだこと!

それから約4時間後… ある2車線の道路を走っていたら、前方の左(歩道)から右(中央分離帯)へ、長さ20cmくらいの黒いゴミ袋のようなモノがフラフラと風に流されて行った… と思っていたら、そのゴミ袋が反転して歩道の方へ… つまり、私のバスが走っている左車線の方へ戻って来たのである。

私は「まぁ、ゴミ袋だから… 避ける必要もないか」と思っていたのだが、接近してから気が付いた! それが一匹の仔猫であることに!! 驚いた私はやや強め(吊り革を持っている人の体が、少し前に傾くくらい)のブレーキを掛けて止まり、仔猫が歩道に置いてあったゴミ箱の陰に入るのを確認してから発進させたのだが…

そこは交差点でも何でもなく、信号も横断歩道もない。その時、前方には車も自転車もおらず… なぜ私がブレーキを踏んだのかは、助手席の人にしか分からなかっただろう。それも、その人が前を見ていればの話であるが… ま、とにかく… 可愛い仔猫を“痛い痛い”しなくて良かったぁ~!

そういえば、昔から「黒猫が前を横切ると悪いことがある」って言われているけれど… 私の場合は逆で… 何年か前に“黒猫がマイカーの前に飛び出して急ブレーキを掛けた”ことがあったのだが、その週末には“競馬で万馬券を当ててガッポリ儲けた”のである。今回は、可愛い黒猫に“可愛いお婆さん”のパワーも加わって… 今週こそロト7で8億円いただきだぁ~! ハハハ…